前場コメント No.6 ソフトバンクG、アドバンスクリエイト、キッツ、プレサンス、イメージワンなど

2019/07/04(木) 11:31
★9:09  ソフトバンクG-反発 Tモバイルのスプリント買収 米司法省が来週にも承認へ ブルームバーグ報道
 ソフトバンクグループ<9984.T>が反発。ブルームバーグは日本時間4日3時に、同社傘下の米携帯電話事業者スプリントについて、同業のTモバイルUSが265億ドル(約2兆8600億円)で買収する計画について、近く米司法省の承認を獲得する見通しだと報じた。
 記事によれば、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。衛星放送サービスのディッシュ・ネットワーク社への資産売却に関する概要をまとめたことが背景にあるとしている。

★9:09  アドバンスクリエイト-5日続伸 保険証券管理アプリ「folder」の証券画像データ化認識率90%超え
 アドバンスクリエイト<8798.T>が5日続伸。同社は3日に、自社開発した保険証券管理アプリ「folder」において、証券画像の画像写真をOCR(光学文字認識)によりデータ化する「認識率」が当初の70%から90%を超えるところまで機能改善が進んだと発表した。
 リリース当初は、OCRによるテキスト化の精度にムラがあり、証券画像のデータ化の1処理に10分程度の時間を要することもあった。その後、AIによる機械学習を重ね、アプリ内カメラ機能のチューニング、OCR機能の言語判断など、証券画像に最適な調整も行うことで、テキスト化の精度を約70%から90%超まで向上させ、誤変換を軽減し、大幅な認識率の向上と処理時間の短縮を実現することができたとしている。

★9:09  キッツ-SBIが目標株価引き上げ さらなる自社株買い・消却はカタリストに
 キッツ<6498.T>が3日ぶり反発。SBI証券では、さらなる自社株買い・消却はカタリストになると注目。投資判断「買い」を継続、目標株価は1156円→1185円と引き上げた。
 同社は2016年2月、2018年3月にそれぞれ1000万株(発行済み株式数に対し、8.31%、9.06%)を消却。前19.3期時点では520万株(5.13%)の自己株式を保有。2019年6月には250万株(2.62%)の自己株式の取得を終了。同社は8%近い自己株式を保有し、今後新たに自社株買いと消却があれば株価にとって追い風になる。
 同社は前19.3期で50社、金額にして46億円分の持ち合い株式を保有。前19.3期は持ち合い株式売却の動きはみられなかったものの、今後売却され、売却資金が株主還元されるならば、株価にポジティブな材料とした。

★9:11  プレサンス-SBIが目標株価引き上げ 10期連続の増収増益を目指す
 プレサンスコーポレーション<3254.T>が4日続伸。SBI証券では、10期連続の増収増益を目指すと注目。投資判断「買い」を継続、目標株価は2340円→3001円と引き上げた。
 同社はマンション販売事業およびその他住宅・不動産販売事業の今期売上高予想を2007億円としており、1471億円(73.3%)が今20.3期スタート時点で契約済み。前19.3期1Qの契約率は93.1%。今20.3期1Qも同様の水準まで到達すれば、10期連続の増収増益はほぼ見えたと言える。
 同社マンション事業は主に近畿圏がターゲット。首都圏マンション市場比較において、ターゲット市場は小さい。また、大手デベロッパーが多い首都圏に比べ、近畿圏市場参加者は同社のような地場不動産が多く、企業調査において、調査対象になりづらい。結果、同社好調業績を見過ごされている可能性があると考えるとした。

★9:13  イメージワン-5日続伸 19.9期通期純損益を上方修正 大幅黒字転換見込む
 イメージワン<2667.T>が5日続伸。同社は3日、19.9期通期の純損益予想を従来の2.1億円の赤字から4.4億円の黒字(前期比54.6倍)に引き上げると発表した。
 同社の関連会社であるメガソーラー開発1号において、三重県にある未着工太陽光発電所の売却に伴う特別利益を4Q期間に計上する見込みとなったことから、予想を上回る見通し。
 なお、売却相手、売却価額などについては守秘義務により非公表としている。


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