前場コメント No.2 メルカリ、ヤマシタヘルスケア、ラウンドワン、マクドナルド、エイベックスなど

2019/07/05(金) 11:30
★9:01  メルカリ-MSMUFGが「UW」へ引き下げ ネガティブカタリスト多いと予想
 メルカリ<4385.T>が小幅反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、短期的に国内GMVの成長鈍化、ペイメント事業が国内利益に大きくマイナス貢献、米国事業の投資強化などネガティブカタリスト多いと予想。投資判断を「Equal-weight」→「Underweight」、目標株価は3500円→2500円と引き下げた。
 国内事業は堅調な成長率が継続も、海外事業は競争が激しく、収益化が困難な状況。モバイルペイメント事業はオプション価値的な位置づけで、競争環境は厳しい。
 国内事業は短期的には堅調に成長するものの、成長率の鈍化は避けられない。海外事業は競争が激しく、撤退ならば株価にポジティブ。モバイルペイメント事業の運営固定費の拡大を補うだけのコア事業へのシナジーを確保できるか注目するとした。

★9:01  ヤマシタヘルスケア-買い気配 前期営業益を上方修正 物流の効率化やコスト削減が寄与
 ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265.T>が買い気配。同社は4日に、19.5期通期の連結営業利益予想を従来の3.1億円から5.3億円(前の期比41.3%増)に引き上げると発表した。
 中核子会社である山下医科器械において、物流部門の統括部署として新設したMAL(Medical Active Logistics)事業部が中心となり、物流センターとSPDセンターの連携強化による物流の効率化やコスト削減に取り組んだことから、経費面で期初予想を下回る見込みとなったことが寄与する。

★9:01  ラウンドワン-買い気配 6月既存店売上高9%増 値上げ浸透で増収基調続く
 ラウンドワン<4680.T>が買い気配。同社は4日、6月の売上状況(速報)を発表した。
 既存店売上高は前年比8.8%増だった。全社では同8.9%増。すべての部門において前年度を上回り、なかでもアミューズメント収入が同11.4%増と伸長した。
 1月以降に順次値上げを実施した効果が出た。土日祝日数が前年度より1日多かったことから実質的には5~6%増程度と推察されるとしている。

★9:02  マクドナルド-5日続伸 6月の既存店売上高6%増 客数は4%増
 日本マクドナルドホーディングス<2702.T>が5日続伸。同社は4日の大引け後に、6月の既存店売上高が前年同月比6.3%増、全店では同6.5%増だったと発表した。既存店ベースの客数は同4.3%増、客単価は同1.9%の上昇となった。
 6月は、2017年に実施したマクドナルド総選挙で人気No.1に輝いた「ダブルチーズバーガー 愛称:ダブチ」のトモダチとして、「濃厚チーズファンにささぐダブチ 愛称:ノグチ」と「やきにくソースがグッとくるベーコンダブチ愛称:ヤグチ」、「トリプルチーズバーガー 愛称:トリチ」の3商品を発売した。

★9:02  エイベックス-続伸 eスポーツイベント「RAGE」にテレビ朝日の参画が決定
 エイベックス<7860.T>が続伸。同社傘下のエイベックス・エンタテインメント(東京都港区)は7月4日大引け後に、CyberZ(東京都渋谷区)と共同運営する国内最大級のeスポーツイベント「RAGE」に、テレビ朝日(東京都港区)の参画が決定したと発表した。
 「RAGE」は年4回開催され、来場数、視聴数ともに日本最大規模のeスポーツイベント。テレビ朝日の参画を受け、保有するネットワークを活用し、eスポーツを題材にしたテレビ番組や試合中継などの地上波展開を行うことで、幅広い層への認知の拡大と新たなファンの獲得を図り、eスポーツ市場の発展を目指すとした。

★9:03  ユナイテッドスーパー-急落 1Q営業益51%減 通期にたいする進ちょくは12%
 ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス<3222.T>が急落。同社は4日に、20.2期1Q(3-5月)の連結営業益が15.1億円(前年同期比50.8%減)だったと発表した。通期の会社計画127億円に対する進ちょくは11.9%。
 売上高が減少したほか、人手不足や原料高を背景に仕入原価や販管費など、さまざまなコストが上昇したことが影響したとしている。


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