前場コメント No.8 ＡＢＣマート、アクリート、サンリオ、ソニーＦＨ、マクロミルなど
★9:27 ＡＢＣマート－続落 1Q営業益4％増も材料出尽くし
エービーシー・マート<2670.T>が続落。同社は4日、20.2期1Q（3-5月）の連結営業利益が143億円（前年同期比3.9％増）だったと発表した。上期の会社計画244億円に対する進ちょくは58.7％。
国内外合わせて37店舗の新規出店を行ったことで売上高が伸びた。海外子会社の業績が好調であったこと、国内既存店が好調であったことも寄与した。
株価は増益基調を織り込んで高値水準にあり、材料出尽くしから売りが優勢となっている。
エービーシー・マート<2670.T>が続落。同社は4日、20.2期1Q（3-5月）の連結営業利益が143億円（前年同期比3.9％増）だったと発表した。上期の会社計画244億円に対する進ちょくは58.7％。
国内外合わせて37店舗の新規出店を行ったことで売上高が伸びた。海外子会社の業績が好調であったこと、国内既存店が好調であったことも寄与した。
株価は増益基調を織り込んで高値水準にあり、材料出尽くしから売りが優勢となっている。
★9:30 丸紅－もみ合い 豪州で再エネ電力売買仲介 日本導入にらむ 日経報道
丸紅<8002.T>がもみ合い。5日付の日本経済新聞朝刊は、同社が欧州の新興企業と組み、オーストラリアで再生可能エネルギーで作った電力の売買仲介事業を始めたと報じた。
記事によれば、発電事業者と需要企業が入札に参加し、1カ月～数年単位で電力を取引する。豪州でノウハウを蓄積し、日本での事業展開も目指すとしている。
丸紅<8002.T>がもみ合い。5日付の日本経済新聞朝刊は、同社が欧州の新興企業と組み、オーストラリアで再生可能エネルギーで作った電力の売買仲介事業を始めたと報じた。
記事によれば、発電事業者と需要企業が入札に参加し、1カ月～数年単位で電力を取引する。豪州でノウハウを蓄積し、日本での事業展開も目指すとしている。
★9:32 電通－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き下げ マージン改善には時間を要する
電通<4324.T>が5日ぶり反落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、国内、グローバルともにトップライン成長を優先しており、マージン改善には時間を要すると判断。投資判断「Underweight」を継続、目標株価は4500円→3500円と引き下げた。
国内は競争力回復、グローバルは成長を最優先、当面は全社で競争力強化のために先行投資が続く見込み。国内、海外ともに競合比較の成長率、マージン推移を注視していくとした。
電通<4324.T>が5日ぶり反落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、国内、グローバルともにトップライン成長を優先しており、マージン改善には時間を要すると判断。投資判断「Underweight」を継続、目標株価は4500円→3500円と引き下げた。
国内は競争力回復、グローバルは成長を最優先、当面は全社で競争力強化のために先行投資が続く見込み。国内、海外ともに競合比較の成長率、マージン推移を注視していくとした。
★9:34 アクリート－ストップ高買い気配 「7pay」不正アクセスで二段階認証の重要性高まるとの思惑
アクリート<4395.T>がストップ高買い気配。セブン＆アイ・ホールディングス<3382.T>のバーコード決済サービス「7pay」において不正アクセス被害が発生した問題に関連し、二段階認証の重要性が再認識された。これを受けて、SMS（ショート・メッセージ・サービス）配信代行最大手である同社に買いが入っているもよう。
アクリート<4395.T>がストップ高買い気配。セブン＆アイ・ホールディングス<3382.T>のバーコード決済サービス「7pay」において不正アクセス被害が発生した問題に関連し、二段階認証の重要性が再認識された。これを受けて、SMS（ショート・メッセージ・サービス）配信代行最大手である同社に買いが入っているもよう。
★9:36 サンリオ－底堅い ワークマンオンラインストアでTシャツを販売開始
サンリオ<8136.T>が底堅い。同社は7月4日、ワークマン<7564.T>のオンラインストアにおいて、速乾素材で夏にぴったりな「ワークマン×ハローキティ」のTシャツを販売すると発表した。カラーは各3色（クロ×グレー/サックス/ローズピンク）（レッド/グレー/チャコール）で、価格は各980円（税込み）。
サンリオ<8136.T>が底堅い。同社は7月4日、ワークマン<7564.T>のオンラインストアにおいて、速乾素材で夏にぴったりな「ワークマン×ハローキティ」のTシャツを販売すると発表した。カラーは各3色（クロ×グレー/サックス/ローズピンク）（レッド/グレー/チャコール）で、価格は各980円（税込み）。
★9:37 ソニーＦＨ－ＢｏｆＡＭＬが目標株価引き上げ 「ソニーの金融事業」に進化を開始
ソニーフィナンシャルホールディングス<8729.T>が3日続落。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ（ＢｏｆＡＭＬ）では、コンサル生保から「ソニーの金融事業」に進化を開始とコメント。投資評価「買い」を強調、目標株価を2900円→3200円と引き上げた。
「ソニーとのシナジー実現」の可能性上昇を考慮し、目標株価を増額。ソニー生命の業容拡大を主因とする利益成長の持続、市況変動に対する抵抗力の高さに対する評価にも変化はないとした。
6月以降のCFOを含むソニーの経営陣3名のＳＦＨのボードへの参加は、事業上の関係強化を意味し、ソニーとのシナジーについてその実現可能性の上昇を示唆するものと評価。ソニーが持つ遺伝子解析の知見やEC・課金サービスでの決済事業の取り込み、運転性向データの分析プラットフォームの共有、CVC（Corporate Venture Capital）での投資先企業との協業などが、ＳＦＨとのシナジーを生むと予想。株価は「ソニーとのシナジー」を十分に織り込んでいないと考えているとした。
ソニーフィナンシャルホールディングス<8729.T>が3日続落。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ（ＢｏｆＡＭＬ）では、コンサル生保から「ソニーの金融事業」に進化を開始とコメント。投資評価「買い」を強調、目標株価を2900円→3200円と引き上げた。
「ソニーとのシナジー実現」の可能性上昇を考慮し、目標株価を増額。ソニー生命の業容拡大を主因とする利益成長の持続、市況変動に対する抵抗力の高さに対する評価にも変化はないとした。
6月以降のCFOを含むソニーの経営陣3名のＳＦＨのボードへの参加は、事業上の関係強化を意味し、ソニーとのシナジーについてその実現可能性の上昇を示唆するものと評価。ソニーが持つ遺伝子解析の知見やEC・課金サービスでの決済事業の取り込み、運転性向データの分析プラットフォームの共有、CVC（Corporate Venture Capital）での投資先企業との協業などが、ＳＦＨとのシナジーを生むと予想。株価は「ソニーとのシナジー」を十分に織り込んでいないと考えているとした。
★9:40 マクロミル－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き下げ グローバルリサーチファームへ飛躍目指す
マクロミル<3978.T>が底堅い。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、グローバルリサーチファームへの飛躍を目指していると注目。投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価は1500円→1300円と引き下げた。国内事業は安定成長、グローバル事業の拡大が成長戦略。デジタル領域でのプロダクトの競争力、グローバル市場でのプレゼンス改善に期待するとした。
マクロミル<3978.T>が底堅い。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、グローバルリサーチファームへの飛躍を目指していると注目。投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価は1500円→1300円と引き下げた。国内事業は安定成長、グローバル事業の拡大が成長戦略。デジタル領域でのプロダクトの競争力、グローバル市場でのプレゼンス改善に期待するとした。
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