前場コメント No.8  日プロセス、オリコン、アークス、Gオイスター、豊田合、りそなHDなど

2019/07/08(月) 11:30
★9:56  日本プロセス-大幅反落 今期営業益3%増見込むも材料出尽くし
 日本プロセス<9651.T>が大幅反落。同社は5日に、20.5期通期の連結営業利益予想は6.4億円(前期比3.2%増)と発表した。自動運転やIoT分野を主力ビジネスとすべくいっそうの拡大を図る。投資面では、事業拡大による事業所の移転や拡張、本社移転などを計画するとしている。

 併せて発表した、19.5期通期の連結営業利益は6.2億円(前の期比19.9%増)だった。全社的に良好な受注環境が継続したことに加え、前中期経営計画より取組んでいる請負化とオフショア開発の推進などが寄与した。

★9:56  オリコン-東海東京が新規「OP」 独自データと自動化で最高益へ
 オリコン<4800.T>が反落。東海東京調査センターでは、独自データと自動化で最高益へとコメント。レーティング「Outperform」、目標株価1460円として、カバレッジを開始した。

 東海東京では、20/3期の売上高が前年比8%増の41億円、営業利益が同24%増の10億円。顧客満足度調査のジャンル数拡大による商標利用契約の売上増加とPV数増加による広告収入増加を見込む。21/3期営業利益予想は同21%増の13億円。ジャンル数拡大とPV数増加で過去最高益を更新すると予想している。
 今期動画に注力。YouTubeの公式チャンネル「ORICON NEWS」登録者を増やし、再生回数・広告収入を最大化していく方針という。現時点では動画が業績に与える影響は限定的としながらも、再生回数は19/3期の1年間で約2倍に拡大した模様。想定以上に再生回数が伸長すれば業績の押上げ効果が期待できるとみている。

★9:58  アークス-反落 伊藤チェーンの株式交換による経営統合に合意
 アークス<9948.T>が反落。同社は7月5日大引け後に、5月に基本合意していた伊藤チェーンの株式交換による経営統合に関し、正式に合意したと発表した。株式交換の効力発生日は9月1日を予定し、伊藤チェーンの1株に対してアークスの3.82株を割り当てる。これによって交付する38万2000株は自己株式を充てる方針。伊藤チェーンは宮城県内でスーパーマーケットを運営している。

★10:00  ゼネラルオイスター-大幅続伸 6月度既存店売上高11%増 客数は8%増
 ゼネラル・オイスター<3224.T>が大幅続伸。同社は5日、6月度月次報告を発表し、既存店売上高は前年同月比10.7%増となった。全店では同0.6%減だった。既存店の客数は同8.4%増、客単価は同2.1%上昇した。
 

★10:00  豊田合成-反落 ベトナムでエアバッグの部品工場が稼動開始
 豊田合成<7282.T>が反落。同社は7月5日大引け後に、ベトナムにおける生産子会社「豊田合成ハイフォン」のタイビン工場が稼動を開始したと発表した。新工場の稼動によりベトナムでの生産能力は、今後4年間でエアバッグ部品を2018年度の約1.5倍となる年産2500万個、ハンドルを約1.7倍となる年産400万本に増やす予定とした。

★10:04  りそな-SMBC日興が目標株価引き下げ 追加緩和議論は要警戒
 りそなホールディングス<8308.T>が3日続伸。SMBC日興証券では、20/3期計画は多少強めの印象、追加緩和議論は要警戒とし、投資判断「2(中立)」を継続、目標株価を550円→450円と引き下げた。

 業績予想修正、および理論PBRを0.6→0.5倍に引き下げたことを踏まえ、目標株価を変更。銀行株の中では、国内資金利益の構成比が高い・流動性が十分にあるという点で、株式市場において金融政策関連銘柄としての認識が強いとみられる。日銀の追加緩和に対する織り込みが進めば、株価にもマイナスの影響が生じうると指摘している。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 36,818.81 -1260.89
TOPIX 2,603.07 -74.38
グロース250 629.46 -30.41
NYダウ 37,775.38 +22.07
ナスダック総合 15,601.50 -81.87
ドル/円 154.60 -0.04
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ