前場コメント No.5 日東紡、テックポイント、アルバイトタイムス、日本オラクル、鳥居薬品など

2019/07/10(水) 11:30
★9:06  日東紡-三菱UFJMSが新規「Buy」 新たな成長フェーズ入りへ
 日東紡<3110.T>が6日ぶり反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、5G関連デバイス向け需要の増大で新たな成長フェーズ入りへとコメント。投資判断「Buy」、目標株価3000円として、カバレッジを開始した。
 エクイティストーリーは、5G関連デバイス向けグラスファイバー製品の拡大で新たな成長フェーズ入り。株価は中長期的な成長期待と、足もとの低調な業績で一進一退を続けているが、前年比大幅減益が予想される今20.3期1Q(4~6月)決算発表で悪材料出尽くし、上昇に転じると予想。足もと株価はスマホ市場低迷、先行投資負担などで冴えないが、5G関連需要増加に伴う利益成長に対する評価余地は大きいとの見方を示した。

★9:06  テックポイント-買い気配 中国・パーチェリー社が車向け全方位モニター製品に「TP2824」採用
 テックポイント・インク JDR<6697.T>が買い気配。同社は10日8時30分に、ShenZhen Percherry Technology(中国広東省 以下、パーチェリー社)の自動車向け全方位モニターの新製品に、同社製の車載用4チャンネルHD-TVI対応映像受信用半導体「TP2824」が採用されたを発表した。
 中国車載機器メーカーのパーチェリー社は、自動車向け全方位モニターを数多く手掛けている。「TP2824」は、標準画質のコンポジット映像信号だけでなく、ハイビジョン映像にも対応する映像受信用半導体で、同社が創業以来培ってきた設計技術を生かして開発した独自規格「HD-TVI」を採用し、ハイビジョン化と低コスト化の両立を実現したとしている。

★9:06  アルバイトタイムス-6日ぶり反落 1Q営業益72%減 ドーモ売上減響く
 アルバイトタイムス<2341.T>が6日ぶり反落。同社は9日に、20.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は4700万円(前年同期比72.2%減)だったと発表した。
 無料求人誌「DOMO(ドーモ)」で、静岡県版などの売り上げが減少したことが響いた。

★9:07  日本オラクル-SMBC日興が目標株価引き上げ クラウドはこれから伸ばせるかどうか
 日本オラクル<4716.T>が3日ぶり反発。SMBC日興証券では、データベース販売は好調であり、クラウドはこれから伸ばせるかどうかに注目。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は8600円→8900円と引き上げた。
 同社では、米オラクルが同社の事業での主導性を強めた過去10年間、パートナーの反発などから、オラクルアプリケーションの市場シェアが低下し、クラウドではデータベースサービスのPaaSの需要が強いのに対して、パブリッククラウドのIaaSが低い市場シェアにとどまっている。また、オラクルデータベースが使われにくいクラウド化はネガティブな市場変化であるが、ようやく日本でもデータセンターを開設し、今後、IaaS伸び率が高まる可能性はある。
 短期業績は好調。データベースソフトの需要は、日本企業および政府の強いIT投資に支えられて強く、業績予想を上方修正するとした。

★9:07  鳥居薬品-3日続伸 リオナ錠の鉄欠乏性貧血患者対象とした第3相臨床試験の速報結果発表
  鳥居薬品<4551.T>が3日続伸。同社とJT(日本たばこ産業)<2914.T>は9日に、開発を進めている高リン血症治療薬「リオナ錠250ミリグラム(以下、リオナ)」の鉄欠乏性貧血患者を対象として効能追加の開発について、日本国内で実施中の第3相臨床試験のうち、比較試験の速報結果を発表した。
 今回得られた速報結果では、有効性の主要評価項目である投与7週間後のヘモグロビン値の変化量について、リオナ群の対照薬群に対する非劣性が確認された。 安全性に関しては、リオナ群の良好な忍容性が確認された。
 今後、この試験およびその他の臨床試験成績などをもとに、鉄欠乏性貧血を適応症としたリオナの日本国内における 効能追加申請を目指すとしている。


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