前場コメント No.9 SMS、アンリツ、レオパレス21、アイリッジ、サイバネットシステムなど

2019/07/10(水) 11:31
★9:43  SMS-底堅い 企業人事向け「リモート介護相談」提供開始
 エス・エム・エス<2175.T>が底堅い。同社は7月9日大引け後に、企業の健康経営推進と働く従業員の心身の健康維持・増進を目的に、企業人事向け新サービス「リモート介護相談」の提供を開始すると発表した。企業はこのサービスの導入により、国や厚生労働省が推進する「従業員の仕事と介護の両立支援」や「介護離職防止」の取り組みを進めることができるとした。

★9:48  ストライク-反発 M&A情報サイト「M&A online」で新サービスを開始
 ストライク<6196.T>が反発。同社は10日9時15分に、同社が運営するるM&Aの総合情報専門サイト「M&A online」にて、11日より新サービスを開始すると発表した。
 譲渡案件情報の集約や会社を買いたい企業の求社広告の掲載などを開始するとしている。

★9:53  アンリツ-みずほが目標株価引き下げ 指標面から割安感はないが中期業績拡大が続こう
 アンリツ<6754.T>が小高い。みずほ証券では、投資指標面から割安感はないが、5G開発用の計測器需要を取り込み、中期業績拡大が続くと想定。投資判断「中立」を継続も、目標株価は2050円→2000円と引き下げた。
 株価は(1)研究開発費増や4G(LTE)関連需要減などによる想定比厳しい20.3期期初会社計画、(2)米国のファーウェイへの輸出規制に伴う5G普及自体の遅れへの懸念などから、決算発表以降は15%強下落している(一時は約30%下落も、競合の米キーサイトの好決算などを受けて反発)。みずほでは、短期的には4G関連需要減や研究開発費増に伴う業績変動に一喜一憂する場面はあるが、中期業績拡大の蓋然性は高いとみる見方は不変とした。株価は一定の5G需要拡大を織り込んだ水準にあると判断して「中立」を継続するが、株価が大きく調整すれば、再評価余地が出てくる可能性もあるとした。

★9:56  レオパレス21-急落 施工不良物件1万9689棟と発表 調査済みの76%で不備
 レオパレス21<8848.T>が急落。同社は9日、施工物件の全棟調査の進ちょく状況について発表した。
 6月末時点の同調査で不備ありと判定されたのは1万9689棟で、5月末時点から2923棟増えた。調査判定済み2万5992棟の75.8%で不備が見つかったことになる。

★10:01  アイリッジ-反発 子会社のフィノバレーが「OKBアプリ」を開発支援
 アイリッジ<3917.T>が反発。同社は7月9日大引け後に、連結子会社でフィンテック事業を展開するフィノバレー(東京都港区)が、大垣共立銀行(以下OKB)が新たに提供を開始する「OKBアプリ」の開発を支援したと発表した。
 アプリを立ち上げるとまずOKBの口座残高や入出金明細がリアルタイムで確認でき、OKBのその他のサービスにもシームレスにアクセスできるなど、直感的なユーザーインターフェースになっているとした。また、東海三県(岐阜・愛知・三重)に本店を置く地方銀行では初めて、個人資産管理サービス「Moneytree」を提供するマネーツリー(東京都港区)の金融インフラプラットフォーム「MT LINK」とAPI連携し、OKB以外の銀行口座の残高やクレジットカードの利用明細などが管理できる「一生通帳 by Moneytree」機能も実装しているとした。

★10:08  サイバネットシステム-反落 イノベーション支援ソリューションの国内出荷開始
 サイバネットシステム<4312.T>が3日ぶり反落。同社は7月9日大引け後に、英国IHS Markit(ロンドン市)が開発・販売する、イノベーション支援ソリューション「IHS Goldfire」の最新バージョン11.0の国内出荷を開始すると発表した。
 PDFやHTML、TXT、Microsoft Wordなどの文書から、高品質テキストデータマイニングにより、著者や日付、図書番号からタイトル、文書ソースなどのメタ情報を自動抽出できるようになった。これにより、手作業による文書へのメタ情報付けにかかる時間を削減し、膨大な知識ベースから、より深く、より幅広い情報の検索が可能。なお、最新バージョン11.0では英語文書のみ対応しているが、次バージョンでは日本語にも対応する予定とした。


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