前場コメント No.7 トレジャーファクトリー、ジェイテクト、ソフトクリエイト、モブキャスト、トーセイなど

2019/07/11(木) 11:30
★9:06  トレジャーファクトリー-買い気配 上期営業益を上方修正 1Qは27%増益着地
 トレジャー・ファクトリー<3093.T>が買い気配。同社は10日に、20.2期上期(3-8月)の連結営業利益予想を従来の2.0億円から3.0億円(前年同期比22.2%増)に引き上げると発表した。
 1Qにおいて、単体既存店は単価向上などにより売り上げが前年同期比3%増となり、前期および当期に出店した新店も売り上げに貢献した。また、売上総利益率の改善と販管費率低減が進んだことも踏まえた。
 併せて発表した、20.2期1Q(3-5月)の連結営業利益3.9億円(前年同期比26.5%増)となった。

★9:07  ジェイテクト-売り買い交錯 トヨタから豊精密の株式を譲り受ける方向で検討を開始
 ジェイテクト<6473.T>が売り買い交錯。同社は7月10日大引け後に、トヨタ自動車<7203.T>が100%を保有する豊精密工業(愛知県瀬戸市)の株式を譲り受ける方向で検討を開始すると発表した。
 豊精密は駆動製品であるデファレンシャルギアを生産しており、ジェイテクトは同じく駆動製品である電子制御カップリング、TORSENといったトルクコントロールデバイスを開発・生産している。今回、豊精密を子会社化することで、デファレンシャルギアとトルクコントロールデバイスをシステムとして開発・生産し、より高性能な駆動製品をシステムとして提供できるようになるとした。

★9:07  ソフトクリエイト-4日ぶり反発 上限10万株・1億8000万円の自己株取得枠設定 割合は0.77%
 ソフトクリエイト<3371.T>が4日ぶり反発。同社は10日に、上限10万株・1億8000万円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は7月11日~10月31日。上限10万株を取得した場合の発行済株式総数に対する割合は0.77%となる。

★9:07  かんぽ生命-急落 金融庁が業務改善命令など行政処分検討と報道
 かんぽ生命保険<7181.T>が急落。時事通信は11日6時に、かんぽ生命保険と日本郵便が顧客に不利益となる保険契約の存在を認めたことに関連し、金融庁が業務改善命令など行政処分の検討に入ると報じた。記事によれば、顧客を軽視した販売実態の詳細を調べたうえで、厳しく追及する方針としている。

★9:07  モブキャスト-買い気配 子会社が新規プロジェクト開始 「エヴァンゲリオンシリーズ」題材
 モブキャストホールディングス<3664.T>が買い気配。同社は11日8時30分に、子会社モブキャストゲームスにおいて新規プロジェクトを開始するを発表した。
 「エヴァンゲリオンシリーズ」を題材とした、スマホ向け新作ゲームを2020年に配信する予定。このプロジェクトは、モブキャストゲームスをはじめとする製作委員会方式で推進され、スマホ向けゲームに留まらない、「新しい遊び」をユーザーに届けるとしている。

★9:08  トーセイ-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 10%程度の営業増益ペースが続くと予想
 トーセイ<8923.T>が7日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、たな卸不動産流の売却・仕入れが進ちょくしており、10%程度の営業増益ペースが続くと予想。投資判断「Buy」を継続、目標株価を1600円→1800円と引き上げた。
 M&A(合併・買収)活用や開発用途の拡大によるたな卸不動産の仕入れ進ちょくや、AUM(受託資産残高)増加による中期的な利益成長を評価する見方に変更はなし。今19.11期上期(12~5月)営業利益は80億円(前年同期比16%増)、1Q(12~2月)は同減益であったが、2Q(3~5月)に大規模バリューアップ案件を高い利益率で売却。高水準の売却利益率の実現、仕入れ進ちょくからみて、10%程度の営業増益ペースが続くとみられる。今19.11期以降の営業利益予想を据え置くとした。


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