前場コメント No.11 ローム、ＵＳＥＮＮＥＸＴ、ＧＭＯメディア、鴻池運輸、サカタのタネなど
★9:30 ローム－岩井コスモが目標株価引き下げ 米中貿易問題の影響が痛手も競争力は変わらず
ローム<6963.T>が小高い。岩井コスモ証券では、米中貿易問題による影響が痛手も競争力は変わらないとして、投資判断「A」を継続した。目標株価は9400円→9000円と引き下げた。
同社によると、市場全体の落ち込みは2月で底を打ったもようだが、景気の不透明感は続いており、アジア向けを中心に今期は低調な推移となりそう。米中貿易問題ではＧ２０でいったん休戦となったが、長期間にわたって問題が続くと見込まれるために留意が必要。会社予想はかなり保守的にしたとのことで、一層の悪化がなければ上振れる可能性がある。
パナソニック（6752）からダイオードおよび小信号トランジスタ事業を10月に譲り受ける予定となっており、同市場で世界1位であるシェアがより強固なものとなる。また、同社が注力している市場や商品については、前期は当初予想と比べると落ち込みが見られたものの、前期比では伸張していることが好印象とした。
ローム<6963.T>が小高い。岩井コスモ証券では、米中貿易問題による影響が痛手も競争力は変わらないとして、投資判断「A」を継続した。目標株価は9400円→9000円と引き下げた。
同社によると、市場全体の落ち込みは2月で底を打ったもようだが、景気の不透明感は続いており、アジア向けを中心に今期は低調な推移となりそう。米中貿易問題ではＧ２０でいったん休戦となったが、長期間にわたって問題が続くと見込まれるために留意が必要。会社予想はかなり保守的にしたとのことで、一層の悪化がなければ上振れる可能性がある。
パナソニック（6752）からダイオードおよび小信号トランジスタ事業を10月に譲り受ける予定となっており、同市場で世界1位であるシェアがより強固なものとなる。また、同社が注力している市場や商品については、前期は当初予想と比べると落ち込みが見られたものの、前期比では伸張していることが好印象とした。
★9:33 ＵＳＥＮＮＥＸＴ－急騰 3Q累計営業益62.0億円 既存事業の強化が奏功
ＵＳＥＮ－ＮＥＸＴ ＨＯＬＤＩＮＧＳ<9418.T>が急騰。同社は10日に、19.8期3Q累計（9-5月）の連結営業利益は62.0億円だったと発表した。18.8期は決算期変更による変則決算（1-8月）であったため、前年同期比較はできない。通期の会社計画80.0億円に対する進ちょくは77.5％となっている。
既存事業の強化を図るとともに、高成長事業と位置付ける電力・ガスを中心とするエネルギー事業や店舗向けIoTを始めとするサービスラインナップの充実にも引き続き積極的に取り組んだ。さらに、コンテンツ配信事業の市場規模は順調に拡大しており、いっそうの事業規模拡大のために、サービス拡充や新規顧客の獲得に取り組んだことも奏功した。
ＵＳＥＮ－ＮＥＸＴ ＨＯＬＤＩＮＧＳ<9418.T>が急騰。同社は10日に、19.8期3Q累計（9-5月）の連結営業利益は62.0億円だったと発表した。18.8期は決算期変更による変則決算（1-8月）であったため、前年同期比較はできない。通期の会社計画80.0億円に対する進ちょくは77.5％となっている。
既存事業の強化を図るとともに、高成長事業と位置付ける電力・ガスを中心とするエネルギー事業や店舗向けIoTを始めとするサービスラインナップの充実にも引き続き積極的に取り組んだ。さらに、コンテンツ配信事業の市場規模は順調に拡大しており、いっそうの事業規模拡大のために、サービス拡充や新規顧客の獲得に取り組んだことも奏功した。
★9:38 ＧＭＯメディア－続落 コーエーテクモゲームス「my GAMECITY」16タイトル提供開始
ＧＭＯメディア<6180.T>が続落。同社は7月10日大引け後に、運営するHTML5ゲームプラットフォーム「ゲソてん」について、コーエーテクモゲームスが運営する「my GAMECITY」へ『最強プロ野球』や『ベジモン農場』をはじめとする計16タイトルのゲームコンテンツの提供を開始いしたと発表した。これによりユーザーは「ゲソてん」のゲームコンテンツを「my GAMECITY」を通じて遊ぶことができる。
ＧＭＯメディア<6180.T>が続落。同社は7月10日大引け後に、運営するHTML5ゲームプラットフォーム「ゲソてん」について、コーエーテクモゲームスが運営する「my GAMECITY」へ『最強プロ野球』や『ベジモン農場』をはじめとする計16タイトルのゲームコンテンツの提供を開始いしたと発表した。これによりユーザーは「ゲソてん」のゲームコンテンツを「my GAMECITY」を通じて遊ぶことができる。
★9:40 鴻池運輸－岩井コスモが目標株価引き下げ M&Aを交えながら順調な売上拡大が続く
鴻池運輸<9025.T>が4日ぶり反発。岩井コスモ証券では、M&A（合併・買収）を交えながら順調な売上拡大が続くとみて、投資判断「A」を継続した。目標株価は2100円→2000円と引き下げた。
岩井コスモでは今20.3期業績について、売上高を前期比6.4％増の3131億円、営業利益を同0.2％増の110億円と予想。既存事業が堅調に増収を確保、ＢＥＬ社が通期で貢献する一方、働き方改革や人材基盤作りなどの人件費などが増加して、営業利益は微増益にとどまる見通し。前回レポート時から岩井コスモの利益見通しを引き下げたため、目標株価は引き下げるとしたが、中長期的な成長性への評価は変わらないとした。
鴻池運輸<9025.T>が4日ぶり反発。岩井コスモ証券では、M&A（合併・買収）を交えながら順調な売上拡大が続くとみて、投資判断「A」を継続した。目標株価は2100円→2000円と引き下げた。
岩井コスモでは今20.3期業績について、売上高を前期比6.4％増の3131億円、営業利益を同0.2％増の110億円と予想。既存事業が堅調に増収を確保、ＢＥＬ社が通期で貢献する一方、働き方改革や人材基盤作りなどの人件費などが増加して、営業利益は微増益にとどまる見通し。前回レポート時から岩井コスモの利益見通しを引き下げたため、目標株価は引き下げるとしたが、中長期的な成長性への評価は変わらないとした。
★9:44 サカタのタネ－大幅反発 通期決算/恒例の保守的ガイダンスともに想定線 「買い」継続
サカタのタネ<1377.T>が大幅反発。ゴールドマン・サックス証券では、通期決算/恒例の保守的ガイダンスともに想定線と判断。投資判断「買い」を継続も、目標株価は4400円→4200円と引き下げた。
今20.5期営業利益（OP）会社計画は前年同期比フラットの77億円と、30億円の増収や高水準の粗利率前提（同横ばい）から鑑みて、恒例の保守的ガイダンスとの印象。電話会議にて同社は、特に海外での人件費増（ベア含む）がコスト増加の背景にあるとの見方を示したものの、例年保守的なコスト前提となっていることから、OP利益計画に上振れ余地は残るとみられる（20.5期のＧＳ新予想OP利益は84億円）。為替前提は1ドル107円、1ユーロ120円（いずれも現状より円高）。計画の前提については、7/25開催予定の説明会での詳報が待たれるとした。
サカタのタネ<1377.T>が大幅反発。ゴールドマン・サックス証券では、通期決算/恒例の保守的ガイダンスともに想定線と判断。投資判断「買い」を継続も、目標株価は4400円→4200円と引き下げた。
今20.5期営業利益（OP）会社計画は前年同期比フラットの77億円と、30億円の増収や高水準の粗利率前提（同横ばい）から鑑みて、恒例の保守的ガイダンスとの印象。電話会議にて同社は、特に海外での人件費増（ベア含む）がコスト増加の背景にあるとの見方を示したものの、例年保守的なコスト前提となっていることから、OP利益計画に上振れ余地は残るとみられる（20.5期のＧＳ新予想OP利益は84億円）。為替前提は1ドル107円、1ユーロ120円（いずれも現状より円高）。計画の前提については、7/25開催予定の説明会での詳報が待たれるとした。
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