前場コメント No.12 シダックス、阪和興業、三光マーケティングフーズ、ホクト、トーヨーアサノなど

2019/07/11(木) 11:31
★9:41  アレンザHD-3日ぶりに大幅反落 1Q営業益29%増も材料出尽くし
 アレンザホールディングス<3546.T>が3日ぶりに大幅反落。同社は10日に、20.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は10.2億円(前年同期比28.5%増)だったと発表した。上期の会社計画21.0億円に対する進ちょくは48.4%となっている。
 ダイユーエイトは減益となったものの、1Qからホームセンターバローが新たに連結子会社となったことが寄与した。しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★9:48  CVSベイエリア-急騰 1Q営業益黒字転換 上期進ちょくは81%
 シー・ヴイ・エス・ベイエリア<2687.T>が急騰。同社は10日に、20.2期1Q(3-5月)の連結営業損益が7300万円の黒字(前年同期は3100万円の赤字)だったと発表した。上期の会社計画9000万円に対する進ちょくは81.1%。
 ホテル事業のセグメント利益が前年同期比74.3%増と全体の業績をけん引している。

★9:49  シダックス-大幅に6日続落 今期営業益10%減見込む 組織・人材補強費用響く
 シダックス<4837.T>が大幅に6日続落。同社は10日に、従来未定としていた20.3期通期の連結営業利益予想を15.7億円(前期比9.7%減)と発表した。
 経営改革の為の組織・人材の補強費用を織り込んだ。また、ユニゾンとの資本業務提携による事業改善を力強く推進すべく役職員宛に「経営改革推進一時金」を支給することとしており、これらを一過性費用として見込んでいることも響く。

★9:50  阪和興業-MSMUFGが目標株価引き下げ 独自の増益ストーリーに注目
 阪和興業<8078.T>が3日続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、鉄鋼ファンダメンタルズは軟調だが、同社は相対優位とみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は4100円→3800円と引き下げた。
 業績予想の下方修正に伴い、目標株価を引き下げ。一方、「ひも付き」鋼材価格上昇は同社にとってポジティブ。鉄鋼ファンダメンタルズは軟調だが、阪和単体の数量拡大による独自の増益ストーリーに注目。
 鉄鋼ファンダメンタルズは軟調であり、直近の店売り価格は下落を示しているが、大手高炉各社が打ち出す「ひも付き」価格の値上げは、鉄鋼主原料リンクのフォーミュラによって決まると考えられ、価格上昇を予想するとした。

★9:51  三光マーケティングフーズ-4日続伸 「赤から」運営の甲羅と業務提携 コラボ店展開へ
 三光マーケティングフーズ<2762.T>が4日続伸。同社は7月10日大引け後に、飲食店「赤から」を運営する甲羅と業務提携を行うと発表した。
 「赤から」は全国に277店舗を展開しており、秘伝の味噌と赤唐辛子をブレンドして作る「赤から鍋」をメインに、学生を中心とした若年層から50代のファミリー層まで“幅広い世代で集える場”として人気。三光MFが運営する「金の蔵」とのコラボレーション店舗を展開するとし、第1号店である「金の蔵×赤から」本厚木駅前店(神奈川県厚木市)を7月17日にオープンする。

★9:52  ホクト-続伸 6月次売上17%増 会社計画を上回って推移
 ホクト<1379.T>が続伸。同社は10日に、6月次売上状況(速報)について33.4億円(前年同月比17.4%増)だったと発表した。会社計画30.6億円も上回って推移している。

★9:54  トーヨーアサノ-大幅続落 1Q営業益59%減 コンクリート二次製品事業の減益響く
 トーヨーアサノ<5271.T>が大幅続落。同社は10日に、20.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は1.5億円(前年同期比59.3%減)だったと発表した。上期の会社計画3.8億円に対する進ちょくは38.9%となっている。
 コンクリート二次製品事業が、主力であるコンクリートパイル部門で需要の減速感が強まったことで、大幅な減益となった。また、不動産賃貸事業が減益となったことも響いた。


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