〔Market Flash〕ITサービスは安定した増益基調が続く~野村

2019/07/12(金) 13:01
【13:00】ITサービスは安定した増益基調が続く~野村  野村証券では、IT・ビジネスソフトウェアセクター主要11社の4-6月期業績見通しをまとめている。6月調査の日銀短観では、19年度のソフトウェア投資金額の計画は前年度比+12.4%と、製造、非製造、金融の主要3業種がいずれも2桁増の高い伸びになる見通し。野村では、企業のIT予算の消化が下期に偏重する可能性や、四半期のぶれには注意する必要があるとしながらも、景況感が不安定ななかで4-6月期のソフトウェア投資はプラス成長が継続したとみている。個別では、トレンドマイクロ(4704)を除いて、セクター主要11社の4-6月期営業利益は前年同期比2桁増益を予想。業績動向やPERなどを考慮してTIS(3626)、SCSK(9719)、日本ユニシス(8056)、オービック(4684)、大塚商会(4768)などを推奨している。 【10:30】化粧品では大型新製品の発売が相次ぐ~SMBC日興  SMBC日興証券では、7月に入って化粧品各社より下期の大型新製品上市が相次いだことに注目している。コーセー(4922)では子会社のALBIONから9月に大型新製品「フローラドリップ」の9月発売が公表された。マンダム(4917)は8月に「GATSBY」ブランドより4年ぶりのへアスタイリング剤を発売予定。SMBC日興では、2019年10月に実施予定の消費増税の後の需要減少に備える狙いがあるとみており、今後も大型新製品の上市が続くと予想している。また、これら新製品の収益貢献については、SMBC日興の業績予想には一部反映済みとしているが、製品内容やマーケティング施策によっては、下期業績を左右する可能性もあるとコメントしている。 【9:35】J-REITではオフィスのテナント退去率に注目~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券ではJ-REITに関して、空室が不足して「貸し手市場」となっているオフィス賃貸市況の中、J-REITが運用するオフィスポートフォリオも恩恵を受けていると指摘。J-REITの各オフィス系銘柄の「テナント退去率」に注目している。一般的な傾向として、大口テナントの退去などによりテナント退去率が上昇するタイミングにおいては、後継テナントの契約賃料が従前テナント対比で増加することにより、内部成長が加速する傾向がみられるとのこと。今後も足元および今後のテナント退去率が高い銘柄を中心に、増賃による内部成長が期待できると考えている。 【8:45】7月限SQ算出日、寄り前気配は長谷工、キッセイ薬、東海理化などが高い気配値  きょうは7月限SQ算出日で気配は大きくかい離しており、寄り付き直前で大きく変動するため注意したい。  主力株の寄り前気配では、長谷工(1808)+12.49%、キッセイ薬(4547) +8.86%、東海理化(6995) +8.60%、エクセディ(7278) +6.61%、日油(4403) +6.55%、豊田合(7282) +5.06%、三和HD(5929) +4.94%、スタンレ電(6923) +4.91%、ダイキン(6367) +4.45%、ニフコ(7988) +4.28%などが高い気配値。  一方、日化薬(4272)-10.07%、大日印(7912) -9.87%、GSユアサ(6674) -7.54%、三住トラスト(8309) -6.40%、サッポロHD(2501) -5.34%、バンナムHD(7832) -5.01%、安川電(6506) -4.49%、ソニーFH(8729) -3.28%、沢井製薬(4555) -3.25%、セ硝子(4044) -3.23%などが安い気配値となっている。
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