後場コメント No.3 日本通運、ミマキエンジニアリング、カネカ、三益半導体、松竹など
★13:45 日本通運-反発 倉庫向け協働型ピッキングソリューションの実証実験を実施
日本通運<9062.T>が反発。同社は11日、Rapyuta Robotics(本社:東京都中央区)とともに、倉庫向け協働型ピッキングソリューションを用いた実証実験を実施したと発表した。
実証実験により、人とロボットが安全に協働できることやロボットの利用によって作業時間が短縮されることが確認されたとしている。
日本通運<9062.T>が反発。同社は11日、Rapyuta Robotics(本社:東京都中央区)とともに、倉庫向け協働型ピッキングソリューションを用いた実証実験を実施したと発表した。
実証実験により、人とロボットが安全に協働できることやロボットの利用によって作業時間が短縮されることが確認されたとしている。
★13:48 ミマキエンジニアリング-小高い 2.5Dインクジェットプリンターの提案を強化
ミマキエンジニアリング<6638.T>が小高い。7月12日付け化学工業日報で、同社が平面(2D)と3Dの間の立体形状を表現できる、2.5Dインクジェット(IJ)プリンターの提案を強化すると伝えられた。
これまで油絵やノベルティなどの分野に展開してきたが、新たに壁紙用途に展開する。従来、あらかじめ用意された基材にIJで色柄を印刷するだけだったが、壁紙基材に適用することでさまざまなテクスチャーを持つ基材を生み出すことが可能。さらに色柄のIJ印刷と組み合わせ、多様な壁紙を表現できると報じられた。
ミマキエンジニアリング<6638.T>が小高い。7月12日付け化学工業日報で、同社が平面(2D)と3Dの間の立体形状を表現できる、2.5Dインクジェット(IJ)プリンターの提案を強化すると伝えられた。
これまで油絵やノベルティなどの分野に展開してきたが、新たに壁紙用途に展開する。従来、あらかじめ用意された基材にIJで色柄を印刷するだけだったが、壁紙基材に適用することでさまざまなテクスチャーを持つ基材を生み出すことが可能。さらに色柄のIJ印刷と組み合わせ、多様な壁紙を表現できると報じられた。
★13:57 カネカ-野村が目標株価引き下げ 円高には注視も今後は業績の底打ちを探る局面
カネカ<4118.T>が反落。野村証券では、円高には注視も今後は業績の底打ちを探る局面として、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は4630円→4500円と引き下げた。
アジア市況下落やエレクトロニクス関連の需要減速、円高を踏まえ、野村予想、目標株価を下方修正。
Q1営業利益を90億円(前年同期比10%減)と予想。アジアの塩ビ市況や苛性ソーダ市況は前19.3期Q2以降に低迷し、Q1は前年同期比ではまだハードルが高い。一方、苛性ソーダは需要国のインドが工業規格を導入(取得しなけば同国向けに輸出できない)したため、19年10月以降、各社は輸出できずアジアの需給が緩んだが、6月末時点では大半の会社が規格を取得できたと推察され、今後苛性ソーダ市況が底打ちし始めるか注視するとした。
カネカ<4118.T>が反落。野村証券では、円高には注視も今後は業績の底打ちを探る局面として、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は4630円→4500円と引き下げた。
アジア市況下落やエレクトロニクス関連の需要減速、円高を踏まえ、野村予想、目標株価を下方修正。
Q1営業利益を90億円(前年同期比10%減)と予想。アジアの塩ビ市況や苛性ソーダ市況は前19.3期Q2以降に低迷し、Q1は前年同期比ではまだハードルが高い。一方、苛性ソーダは需要国のインドが工業規格を導入(取得しなけば同国向けに輸出できない)したため、19年10月以降、各社は輸出できずアジアの需給が緩んだが、6月末時点では大半の会社が規格を取得できたと推察され、今後苛性ソーダ市況が底打ちし始めるか注視するとした。
★14:10 三益半導体-一時プラス転換 19.5期営業益26%増 シリコンウエハー生産が堅調
三益半導体工業<8155.T>が一時プラス転換。同社は12日14時に、19.5期通期の営業利益は56.5億円(前の期比25.5%増)だったと発表した。
半導体シリコンウエハーの生産が堅調に推移したことが奏功した。20.5期通期の業績予想については、合理的に算定することが困難であることから未定としている。
株価は決算を受け一時浮上したものの、その後は再び下げに転じている。
三益半導体工業<8155.T>が一時プラス転換。同社は12日14時に、19.5期通期の営業利益は56.5億円(前の期比25.5%増)だったと発表した。
半導体シリコンウエハーの生産が堅調に推移したことが奏功した。20.5期通期の業績予想については、合理的に算定することが困難であることから未定としている。
株価は決算を受け一時浮上したものの、その後は再び下げに転じている。
★14:18 松竹-後場下げ幅拡大 1Q営業益5%減 演劇事業が大幅減益
松竹<9601.T>が後場下げ幅拡大。同社は12日14時に、20.2期1Q(3-5月)の連結営業益が8.6億円(前年同期比4.6%減)だったと発表した。上期の会社計画2.4億円に対する進ちょくは35.5%。
映像関連事業は、同社配給作品のほか、「アベンジャーズ エンドゲーム」などのヒット作品を上映したことが収益に貢献した。一方、演劇事業のセグメント利益が前年同期比85.6%減となったことが利益を押し下げた。
松竹<9601.T>が後場下げ幅拡大。同社は12日14時に、20.2期1Q(3-5月)の連結営業益が8.6億円(前年同期比4.6%減)だったと発表した。上期の会社計画2.4億円に対する進ちょくは35.5%。
映像関連事業は、同社配給作品のほか、「アベンジャーズ エンドゲーム」などのヒット作品を上映したことが収益に貢献した。一方、演劇事業のセグメント利益が前年同期比85.6%減となったことが利益を押し下げた。
★14:34 精密機器セクター-富士フイルム・セイコーエプソン・ニコンの推奨を継続
ゴールドマン・サックス証券では、精密機器セクターについて、業績予想および目標株価を更新。買い推奨銘柄は富士フイルム、セイコーエプソン、ニコンで不変。
一部企業において構造改革の効果が発現しつつある中で、今後は各社の中長期の業績ドライバーや、シクリカル性の強い事業の需要動向に焦点が移ると予想するとした。
コード 銘柄 投資判断 目標株価
------------------------------------------------------
7731 ニコン 買い継続 2180円→1900円
6724 セイコーエプソン 買い継続 2100円→2080円
4901 富士フイルム 買い継続 5800円→6300円
6952 カシオ計算機 中立継続 1700円→1370円
7762 シチズンHD 中立継続 760円→580円
4902 コニカミノルタ 中立継続 1040円→1100円
7741 HOYA 中立継続 6700円→8000円
6448 ブラザー工業 中立継続 2200円→2100円
7752 リコー 中立継続 1070円→1040円
ゴールドマン・サックス証券では、精密機器セクターについて、業績予想および目標株価を更新。買い推奨銘柄は富士フイルム、セイコーエプソン、ニコンで不変。
一部企業において構造改革の効果が発現しつつある中で、今後は各社の中長期の業績ドライバーや、シクリカル性の強い事業の需要動向に焦点が移ると予想するとした。
コード 銘柄 投資判断 目標株価
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7731 ニコン 買い継続 2180円→1900円
6724 セイコーエプソン 買い継続 2100円→2080円
4901 富士フイルム 買い継続 5800円→6300円
6952 カシオ計算機 中立継続 1700円→1370円
7762 シチズンHD 中立継続 760円→580円
4902 コニカミノルタ 中立継続 1040円→1100円
7741 HOYA 中立継続 6700円→8000円
6448 ブラザー工業 中立継続 2200円→2100円
7752 リコー 中立継続 1070円→1040円
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