東宝-反発 通期営業益を上方修正 1Q営業益25%増
東宝<9602.T>が反発。同社は12日に、20.2期通期の連結営業損益予想を従来の430億円から450億円(前期並み)に引き上げると発表した。1Qにおいて、映画営業事業・映画興行事業を中心に映画事業全体が好調に推移したため、期首の業績予想を修正した。市場コンセンサスは522億円。
併せて発表した、20.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は160億円(前年同期比25.4%増)だった。
映画営業事業のうち製作部門では、「名探偵コナン紺青の拳」「キングダム」などの5本の映画の共同製作を行い、劇場用映画「アルキメデスの大戦」などの制作を行った。
映画営業事業のうち配給部門では、1Qの封切作品として、前記作品のほか、「映画ドラえもんのび太の月面探査記」「映画クレヨンしんちゃん新婚旅行ハリケーン~失われたひろし~」や、東宝グローバルプロジェクト作品の「名探偵ピカチュウ」「ゴジラキング・オブ・モンスターズ」を含む9本を、東宝東和などにおいて「バンブルビー」などの3本を配給した。
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