パソナG-買い気配 今期営業益16%増 前期は45%増で着地
パソナグループ<2168.T>が買い気配。同社は12日に、20.5期の連結営業利益予想を110億円(前期比16.2%増)だと発表した。市場コンセンサスは102億円。
業務の生産性を向上させる「BPOサービス(委託・請負)」を積極展開するとともに、シニア人材の就労機会の促進や兼業・複業といったダブルワークを可能にするインフラの整備、外国籍人材の採用を進める企業へのサービスなどを拡充することで、さらなる成長を目指すとしている。
19.5期通期の連結営業利益は94.7億円(前の期比44.7%増)だった。エキスパートサービス(人材派遣)において、改正派遣法などの対応により売上が前年を下回ったものの、インソーシング事業やアウトソーシング事業のBPOサービスが売上、利益ともに伸長し、業績をけん引した。
併せて、19.5期の期末配当予想を14円から18円(前の期は13円)に修正すると発表した。なお、年間配当も同額となる。
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