前場コメント No.5 ルネサス、メタップス、串カツ田中、RPA、CKDなど

2019/07/16(火) 11:31
★9:05  ルネサス-反発 先行調整したルネサスが先行回復するとの見方を維持 「買い」継続
 ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が反発。ゴールドマン・サックス証券では、先行調整したルネサスが先行回復するとの見方を維持するとコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価を580円→680円と引き上げた。
 19/20/21年度のGAAP営業利益予想を+13%/+12%/+8%修正。四半期報告書における詳細開示など踏まえて、固定費の前提を従来想定に対して引き下げたことが主因。加えて、同様に四半期報告書を踏まえ、税率前提の引き下げなどの見直しを行った上で、目標株価を引き上げ。ルネサスは他の半導体メーカーに対して、先行して生産・在庫調整を進めてきた結果、今度は他社に先んじて業績が回復するとの見方を維持するとした。

★9:05  メタップス-買い気配 3Q累計営業益32.7倍 暗号資産交換所「UpXide」が収益に貢献
 メタップス<6172.T>が買い気配。同社は12日に、19.8期3Q累計(9-5月)の連結営業利益(IFRS基準)は23.9億円(前年同期比32.7倍)だったと発表した。
 マーケティング関連事業が海外を中心に堅調に推移したほか、暗号資産の価格上昇に伴い、韓国で展開する暗号資産交換所「UpXide」が収益に貢献したことにより、売上高は前年同期に比して増加、売上総利益は過去最高を記録した。営業利益についても、ブロックチェーン関連事業を含む新規事業への投資を積極的に行ったが、決済関連事業の拡大と、暗号資産市場の回復、また子会社の支配喪失に伴う保有株式の評価益の下支えにより、前年同期に比して大幅な増加となった。

★9:05  串カツ田中-続落 2Q営業益3億円 通期進ちょくは51%
 串カツ田中ホールディングス<3547.T>が続落。同社は12日に、19.11期上期(12-5月)の連結営業利益が3.0億円だったと発表した。なお、同社は前期3Qより連結財務諸表を作成しているため、対前年同四半期増減率については記載していない。
 単独決算数値との参考比較数値では、売上高で39.8%増、経常利益で39.9%増加している。店舗数(FC含む)は上期時点で26店を出店し、5店退店。前期末時点の218店から239店と21店増加したことが寄与した。

★9:05  住友化学-ジェフリーズが目標株価引き下げ マージン悪化で業績予想を下方修正
 住友化学<4005.T>が小安い。ジェフリーズ証券では、投資判断「HOLD」を継続、目標株価は470円→440円と引き下げた。マージン悪化により、業績予想を引き下げたとしている。

★9:05  RPA-売り気配 1Q営業益15%減 ロボットアウトソーシング事業の減益響く
 RPAホールディングス<6572.T>が売り気配。同社は12日に、20.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は1.7億円(前年同期比14.6%減)だったと発表した。上期の会社計画4.2億円に対する進ちょくは40.3%となっている。
 ロボットトランスフォーメーション事業は大幅な増益となったものの、ロボットアウトソーシング事業が人材採用、事業開発などの先行投資などにより、減益となったことが響いた。

★9:06  CKD-大和が新規「2」 特定分野に強み 苦戦した前期からの回復に期待
 CKD<6407.T>が大幅反発。大和証券では、特定分野に強みを持ち、苦戦した前期からの回復に期待。投資判断「2(アウトパフォーム)」、目標株価1300円として、カバレッジを開始した。
 同社は特定分野に強みを持つ自動機械・省力機器メーカー。空圧機器の国内シェア約25%を持つほか、半導体産業向け流体機器(ファインシステム機器)で高いプレゼンスを有する。エッチングやCVD装置向け薬ガス弁では約30%、コータ/デベロッパー向けの薬液弁では約70~80%のグローバルシェア。品質やカスタマイズ力、ラインナップの広さから半導体製造装置メーカーとの太いパイプを築いてきた。注目点は(1)ファインシステム機器の回復とシェアアップ、(2)空圧機器で新市場開拓。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,239.66 +153.86
ナスダック総合 15,927.90 +316.14
ドル/円 156.56 +0.92
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ