前場コメント No.10 北の達人、コーナン商事、イオンディライト、フレアス、フロイント産業など

2019/07/16(火) 11:31
★9:10  北の達人-大幅反発 1Q営業益22%増 集客体制の強化が寄与
 北の達人コーポレーション<2930.T>が大幅反発。同社は12日に、20.2期1Q(3-5月)の営業利益は5.5億円(前年同期比22.3%増)だったと発表した。上期の会社計画12.9億円に対する進ちょくは42.9%となっている。
 集客体制の強化により増益となったものの、刺すヒアルロン酸化粧品「ヒアロディープパッチ」について、現在製造が追いつかない状況となっている。当該発送遅延が生じていなかったと仮定した場合、1Qの営業利益は7.1億円であったことが想定される。発送遅延に関しては、6月下旬から徐々に解消されており、1Qで計上できなかった利益は、2Q以降に上乗せされる見通しとしている。

★9:11  コーナン商事-急騰 1Q営業益32%増 ペット用品や木材・建材の販売が堅調
 コーナン商事<7516.T>が急騰。同社は12日に、20.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は64.3億円(前年同期比32.3%増)だったと発表した。上期の会社計画120.0億円に対する進ちょくは53.6%となっている。
 ペット用品、木材・建材、工具、サイクル・レジャー、日用品、電材・照明などが堅調に推移した。なお、1Q末現在の店舗数は361店舗(ホームセンターコーナン278店舗、コーナンプロ71店舗、ホームセンタービーバートザン6店舗、ビーバープロ4店舗、KOHNAN VIETNAM2店舗)となっている。

★9:11  イオンディライト-三菱UFJMSが目標株価引き下げ テナント改装工事など堅調に推移
 イオンディライト<9787.T>が3日ぶり反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、テナント改装工事など堅調に推移しているとみて、投資判断「Hold」を継続した。目標株価は3900円→3100円と引き下げた。
 4月に不正会計処理が表面化した子会社・カジタク(サポート事業)の影響などにより業績予想を減額するが、IFM(Integrated Facility Management)の受託拡大、省人化などにより、中期的な利益成長が続くという見方に大きな変更はないとした。
 会社は26.2期に営業利益480億円(19.2期比3.7倍)を目指し、イオングループ向けのエネルギーマネジメント事業、中国での商業施設以外の施設管理を強化しているが、利益貢献には時間を要するとの見方を示した。

★9:11  大和コンピューター-大幅に3日続伸 1株を1.1株に分割
 大和コンピューター<3816.T>が大幅に3日続伸。同社は12日に、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的にしている。7月31日を基準日として、普通株式を1株につき1.1株の割合で分割する。

★9:14  フレアス-大幅反発 保険適用マッサージのフランチャイズ事業を本格展開
 フレアス<7062.T>が大幅反発。同社は7月12日大引け後に、保険適用マッサージサービスに関わるフランチャイズ事業を本格的に展開していくと発表した。これまで創業メンバーなどに限定してフランチャイズ契約を締結してきたが、経営理念に賛同する個人や法人を対象としてフランチャイズオーナーを広く募集する形で、フランチャイズ事業を本格的に展開していくとした。

★9:17  フロイント産業-TIWが「2+」継続 1Qは大幅減収・赤字だが受注は比較的しっかり
 フロイント産業<6312.T>が底堅い。投資情報会社のTIWでは、今20.2期1Qは大幅減収・赤字だが、受注は比較的しっかりと判断。投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
 2Qの受注高およびそれが期中売上可能かどうかで、今20.2期の着地は変わってくると注目。売上高では会社計画の達成はやや微妙であるが、引き続き利益率の高い化成品部門が増加すれば、利益面で会社計画の達成は可能と見られる。
 TIWでは、株価は会社側の減益予想をすでに織り込んでいるとみて「強気」の見方を継続。業績計画の達成度も重要だが、錠剤印刷機や連続生産機など新分野の受注獲得を注視するとした。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,628.48 -831.60
TOPIX 2,663.53 -47.20
グロース250 640.12 -15.48
NYダウ 38,460.92 -42.77
ナスダック総合 15,712.75 +16.11
ドル/円 155.47 +0.16
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ