前場コメント No.11 三機サービス、ネオス、エスケイジャパン、JESCO、NTNなど

2019/07/16(火) 11:31
★9:17  三機サービス-売り気配 今期営業益8%減見込む 前期は16%減益着地
 三機サービス<6044.T>が売り気配。同社は12日に、20.5期通期の連結営業利益予想は6.0億円(前期比8.1%減)と発表した。市場コンセンサスは10.3億円。
 コスト削減のために引き続き社内メンテナンスエンジニアの多能工化を推進し内製化率を上げるとともに、設備機器の実機による研修等で人材を育成することで事業拡大を図るとしている。
 併せて発表した、19.5期通期の連結営業利益は6.5億円(前の期比16.0%減)だった。
 通期で見込んでいた利益率の高い省エネ工事案件の多くが翌期以降に期ずれを起こしたことや、新規のトータルメンテナンス契約の交渉が長期化したため減収となった。また、新たな海外進出先としてベトナムの合弁会社設立準備費用の増加、および大口取引先への対応力強化のためにとった体制強化の費用増加により、販管費が増加したことも響いた。

★9:21  リクルート-反発 英国未上場企業Blackstone Pointを買収へ
 リクルートホールディングス<6098.T>が反発。同社は7月12日大引け後に、100%子会社であるIndeed Ireland Operations(アイルランド)を通じて、英国未上場企業Blackstone Pointの発行済み全株式を取得すると発表した。
 Blackstone Point社は2015年に英国で創業され、欧州を代表するAI技術を活用した求人広告自動最適化プラットフォームClickIQの運営および提供を2017年より開始した企業。

★9:22  ネオス-急落 1Q最終益16%減 前期の新株予約権戻入益計上の反動や法人税等増響く
 ネオス<3627.T>が急落。同社は12日に、20.2期1Q(3-5月)の連結純利益は1.1億円(前年同期比15.7%減)だったと発表した。前期に新株予約権戻入益や段階取得に係る差益を計上していた反動や、法人税等が増加したことなどが響いた。

★9:23  エスケイジャパン-売り気配 1Q営業益55%減 販管費増が重荷
 エスケイジャパン<7608.T>が売り気配。同社は12日に、20.2期1Q(3-5月)の連結営業利益が7900万円(前年同期比55.4%減)だったと発表した。通期の会社計画3.0億円に対する進ちょくは26.3%。
 各事業ともにおおむね計画通りに推移したものの、販管費の増加が利益を押し下げたとしている。

★9:29  JESCO-売り気配 通期営業益を下方修正 3Q累計は17%減益着地
 JESCOホールディングス<1434.T>が売り気配。同社は12日に、19.8期通期の連結営業利益予想を従来の4.0億円から1.0億円(前期比38.6%減)に引き下げると発表した。
 国内EPC事業における、計画外の追加工事費の発生や発注時期の遅れによる期ズレの発生。また、アセアンEPC事業における、主に銅市況の高騰による資材費の上昇や受注競争激化による粗利率の低下などが響く。
 併せて発表した、19.8期3Q累計(9-5月)の連結営業利益は0.6億円(前年同期比16.5%減)だった。

★9:30  NTN-みずほが目標株価引き下げ 何よりも収益性向上が待ち望まれる
 NTN<6472.T>が反発。みずほ証券では、何よりも収益性向上が待ち望まれるとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は330円→300円と引き下げた。
 主なポイントは以下の通り。(1)欧州や中国を中心に自動車市場の低迷、中国における建機需要のピークアウト懸念を踏まえると、当面の業績は大きな回復を期待し難い印象、(2)重い固定費負担も背景とする低収益性・低ROEに鑑みると、株価バリュエーションの上昇余地も限定的、(3)財務体質や当面の設備投資計画を考えると、株主還元強化のポテンシャルも小さいと見られる。
 株式市場における同社への期待値はすでに相応に低い。しかし、再評価につながるカタリストも見出し難い。株式市場は業界再編や大胆な事業ポートフォリオの再編、成長戦略の見直しなどを求めているように感じられるとした。


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