ダイト－急落 今期営業益3％増見込むも市場コンセンサス下回る
ダイト<4577.T>が急落。同社は12日に、20.5期通期の連結営業利益予想は47.0億円（前期比3.4％増）と発表した。市場コンセンサスは53.0億円となっている。
原薬では、ジェネリック医薬品向けの全般的な伸長により売り上げは堅調に推移すると予想する。また、製剤については、第八製剤棟（高薬理棟）が本年より本格的な稼動をすることなども踏まえ、ジェネリック医薬品における新規品目の販売や既存品の販売、長期収載品の製造受託の販売増加を見込み、製剤全体として増加する予想としている。
併せて発表した、19.5期通期の連結営業利益は45.5億円（前の期比9.3％増）だった。原薬が、一部仕入商品の販売減少があったものの、血圧降下剤原薬および消炎鎮痛剤原薬などのジェネリック医薬品向け原薬の販売が増加し堅調に推移したことで、増収となったことなどが寄与した。
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