後場コメント No.1 トウキョウベース、セレス、モルフォ、兼松、リミックスポイントなど

2019/07/16(火) 15:00
★12:30  豊田通商-大和が目標株価引き上げ 堅実な利益成長が続く 次はアフリカ戦略
 豊田通商<8015.T>が3日ぶり反落。大和証券では、堅実な利益成長が続いていると判断。次はアフリカ戦略に注目するとし、投資判断「3(中立)」を継続した。目標株価は3550円→3650円と引き上げた。今20.3期配当性向計画は28.2%、実質的な株主還元改善を評価。為替動向や日米貿易交渉を注視するとし、アフリカ戦略が中長期のカギとした。

★12:36  TOKYO BASE―後場急落 1Q営業益12%増 通期進ちょくは20%
 TOKYO BASE<3415.T>が後場急落。同社は16日11時30分に、20年2期1Q(3-5月)の営業利益が3.6億円(前年同期比12.1%増)だったと発表した。通期の会社計画18.3億円に対する進ちょくは20.0%。
 STUDIOUS業態が、UNITED TOKYO業態ともに売上が伸長したほか、EC専用業態が前年同期比 3.9倍と大きく伸びたことが寄与した。
 株価は通期に対する進ちょくが物足りないことから計画未達を懸念した売りが優勢となっている。

★12:40  セレス-大幅に3日続落 PHOEBE BEAUTY UPを展開するDINETTEと資本業務提携
 セレス<3696.T>が大幅に3日続落。同社は16日12時に、ビューティー特化型動画メディア「DINETTE(ディネット)」を運営し、プライベートブランド「PHOEBE BEAUTY UP」でD2C事業を展開するDINETTE(本社:東京都目黒区)と、資本業務提携を締結したと発表した。
 DINETTE社の運営するビューティー特化型動画メディア事業およびコスメのプライベートプランド「PHOEBE BEAUTY UP」でのD2C事業は、同社の事業内容と親和性が高いと判断し、資本業務提携を締結したとしている。

★12:45  モルフォ-急伸 東京電力とAIによる水力発電関連施設の人影検出技術で実証実験
 モルフォ<3653.T>が急伸。同社は7月16日11時に、東京電力ホールディングス<9501.T>リニューアブルパワー・カンパニーと、7月24日から26日まで東京ビッグサイトで開催されるメンテナンス・レジリエンスTOKYO 2019の「インフラ検査・維持管理展」内の東京電力ブースにおいて、ダム放流時の安全確保を目的とする、AI(人工知能)によるリアルタイムな人影検出技術を展示すると発表した。
 モルフォが東電の水力発電所関連施設で実証実験を行い、その成果として、ソフトウェアの導入により、特殊なカメラを使用することなく、コスト面で有利な既存の監視カメラを活用し、雪や雨、また夜間という環境においても、人影を検知することを実現。ブースでは、監視カメラ映像内の人物の位置をリアルタイムかつ正確に検知している様子をパネルや動画で紹介する予定とした。

★12:51  兼松-大和が目標株価引き下げ 健全な財務体質や資本効率重視経営を再評価すべき
 兼松<8020.T>が続落。大和証券では、健全な財務体質、資本効率重視経営を再評価すべきとして、投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続した。目標株価は1600円→1550円と引き下げた。高い利益成長性、来21.3期からの再拡大に注目。財務体質の良さがもたらす、さらなる株主還元に期待するとした。

★12:55  リミックスポイント-ストップ安売り気配 仮想通貨の不正流出を嫌気
 リミックスポイント<3825.T>がストップ安売り気配。同社は12日、子会社のビットポイントジャパン(本社:東京都港区)の仮想通貨交換所において、仮想通貨の不正な流出が判明したと発表した。
 その後、14日に経過を発表し流出総額は30.2億円、うち顧客預かり分は20.6億円だと発表した。預かり分資産については、全量を保証する方針としている。
 株価は業績への悪影響を懸念した売り注文が膨らみ、ストップ安売り気配となっている。


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