今日の株式見通し-軟調か 米国株は上昇一服

2019/07/17(水) 07:42
 東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は23ドル安の27335ドルで取引を終えた。決算を材料に金融株の一角には買いが入ったが、エネルギー株やIT株が軟調で、上値の重い展開となった。ドル円は米長期金利の上昇を受けてややドル高・円安に振れており、足元では108円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて25円安の21475円、ドル建てが15円安の21485円で取引を終えた。  米国株の上昇一服を嫌気して、売りが優勢となるだろう。トランプ米大統領からは米中の通商合意には時間がかかる旨の発言があり、米国株もこれを材料に終盤にかけて失速していることから、日本株もこの流れを引き継ぐ可能性が高い。CME225先物からは日経平均はスタートから21500円割れも想定される。直近の値動きが緩慢で過熱感がない分、同水準より下では押し目買いも入ると考えるが、買い材料には乏しく、安く寄った後はマイナス圏での小動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは21400円-21550円。
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