前場コメント No.2 コマツ、日立建機、サイバーステップ、買取王国、テイツーなど

2019/07/17(水) 11:30
★9:01  TKP-売り気配 1Q純利益59%減 買収費用が重荷
 ティーケーピー<3479.T>が売り気配。同社は16日に、20.2期1Q(3-5月)の連結純利益が4.1億円(前年同期比58.7%減)だったと発表した。通期の会社計画31.7億円に対する進ちょくは12.9%。
 日本リージャスの買収に伴う関連費用が先行していることが影響した。

★9:01  コマツ-CSが「NEUTRAL」へ引き下げ 業界トップ企業としての生みの苦しみが続きそう
 コマツ<6301.T>が10日続落。クレディ・スイス証券では、業績踊り場と業界トップ企業としての生みの苦しみが続きそうとコメント。投資評価を「OUTPERFORM」→「NEUTRAL」、目標株価を3500円→2700円と引き下げた。
 グローバル建機需要がピークアウト傾向を強める中、業界トップ企業の宿命として、スマートコンストラクションなどの次世代建機市場を創造すべく投資負担が重い。再評価には先行投資リターンの顕在化や米Caterpillarの月次小売台数の底打ちなどを待ちたいとした。今1Q営業利益は前年比12%減の845億円を予想。
 今20.3期営業利益予想を4300億円から3670億円(会社計画3370億円)、来期予想も4050億円から3710億円へ減額。

★9:01  ソフトウェアサービス-買い気配 6月売上高は3.2倍 受注高は75%増
 ソフトウェア・サービス<3733.T>が買い気配。電子カルテ専業の同社は16日、6月単月の売上高が前年同月比3.2倍の32億1200万円だったと発表した。受注高は22億1500万円(前年同月比74.9%増)、受注残高は58億9700万円(同12.8%増)だった。

★9:02  日立建機-CSが「NEUTRAL」へ引き下げ 業績は踊り場局面入り
 日立建機<6305.T>が7日続落。クレディ・スイス証券では、実行力を伴う収益体質強化策を高く評価も、業績は踊り場局面入りと判断。投資評価を「OUTPERFORM」→「NEUTRAL」、目標株価を4200円→3100円と引き下げた。
 割安な株価バリュエーション(=リーマン・ショック級の業績悪化リスクを織り込んだ)、来期予想約5%の魅力的な配当利回り、実行力を伴う収益体質の強化策(=バリューチェーン強化と国内生産拠点の再編)は高く評価。しかし、業績は踊り場局面入りが予想される上、株価カタリストに欠ける。再評価には中国およびインド需要の回復、米Caterpillar月次小売データの底打ちなどが必要と考えるとした。今1Q営業利益は前年比12%減の244億円を予想。

★9:02  サイバーステップ-買い気配 今期営業益2.8倍 前期は71%減で着地
 サイバーステップ<3810.T>が買い気配。同社は16日に、20.5期通期の連結営業益予想は5.0億円(前期比2.8倍)と発表した。
 事業拡大を図っているオンラインクレーンゲーム「トレバ」において、さらなる増台と運営基盤の強化を図るとしている。
 19.5期の連結営業益は1.8億円(前の期比71.0%減)だった。会社予想の1000万円を大きく上回っての着地となった。トレバのサービスにおいて重要な要素である、景品の配送、保管に係るコストの削減が想定より進んだことが寄与した。

★9:03  買取王国-買い気配 1Q営業益44%増 通期進ちょくは68%
 買取王国<3181.T>が買い気配。同社は16日に、20.2期1Q(3-5月)の営業利益が3800万円(前年同期比44.3%増)だったと発表した。通期の会社計画5600万円に対する進ちょくは67.9%。
 人件費をはじめ各種費用の上昇により販管費が増加したが、売上総利益の増加により吸収し、大幅増益となった。

★9:03  テイツー-大幅高 1Q営業益7200万円 高利益率の中古品の売り上げが順調
 テイツー<7610.T>が大幅高。同社は16日に、20.2期1Q(3-5月)の営業利益は7200万円(前年同期はゼロ)だったと発表した。通期の会社計画1億2000万円に対する進ちょくは60.0%となっている。
 利益率の高い中古品の売り上げが順調であったことに加え、事業構造改革による販管費の抑制も奏功した。


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