前場コメント No.4 電通、SHIFT、ビーグリー、ヤマシタヘルスケア、サッポロHDなど

2019/07/17(水) 11:30
★9:04  電通-3日続落 インドのデータ分析会社「ウガム社」買収へ
 電通<4324.T>が3日続落。同社は7月16日大引け後に、海外本社「電通イージス・ネットワーク」を通じて、インドのデータ分析会社である、ウガム社(ムンバイ市)の株式87%を取得すること、および、その後に完全子会社化するオプションをグループが有することにつき、既存株主と合意したと発表した。
 ウガム社は2000年にインドで設立され、調査分析、小売分析、顧客のIT導入支援、Eコマースのコンテンツ最適化に強みを持つ、有力なデータ分析会社。現在では米国、オーストラリアにも拠点を構え、約1800名の従業員が米国などのグローバル企業に対して、データアナリティクス領域におけるオフショアサービスをインドから提供している。その顧客企業はB2B企業からB2C企業まで幅広く、フォーチュン500社のうち75超の企業と長期的なビジネス関係を築いているとした。

★9:04  SHIFT-岩井コスモが目標株価引き上げ 中期目標の達成に向けた業績拡大に期待
 SHIFT<3697.T>が3日ぶり反発。岩井コスモ証券では、人材増強が進みであり、来20.8期に営業利益30億円などを目指す中期目標の達成に向けた業績拡大が期待できると判断。投資判断「A」を継続、目標株価を6500円→7500円と引き上げた。
 人手不足の問題や「働き方改革」に取り組む企業のIT投資拡大がソフトウェアの品質保証サービス(ソフトウェアの不具合検査など)を行う同社に追い風となっている。同社が直近に発表した今19.8期第3四半期累計の営業利益は前年同期比で減益だったものの、第 3四半期(3~5月)では前年同期と比較して営業増益になっている。人材増強の効果が期待できる今第4四半期(6~8月)以降の同社の増益ペースの高まりが、株価への評価を高めると考えるとした。

★9:05  ビーグリー-反落 「遊園地」×「ヒーロー」育成アプリ『ヒーロー’sパーク』配信
 ビーグリー<3981.T>が3日ぶり反落。同社は7月16日大引け後に、プロジェクトに参画しているダンクハーツ(大阪市)が開発・提供するスマートフォン向けアプリゲーム『ヒーロー’sパーク』に関し、同日より配信を開始したと発表した。ダウンロードした全員に、事前登録件数達成特典を贈呈するとした。

★9:05  イオンファンタジー-買い気配 6月次の既存店売上高13%増 曜日調整後は7%増
 イオンファンタジー<4343.T>が買い気配。同社は16日、6月次の売上概況を発表した。既存店売上高は前年同月比13.2%増、全店では同12.3%増となった。なお、曜日調整後の既存店前年比は同7.1%増だった。

★9:05  ヤマシタヘルスケア-3日ぶり反発 アイムと資本業務提携 「FLOWSIGN 03W」のレンタル事業展開
 ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265.T>が3日ぶり反発。同社は16日に、アイム(福岡市東区)と資本業務提携契約を締結したと発表した。
 アイムが開発および製造する、最新型の自然落下制御式輸液装置「FLOWSIGN 03W」は、輸液ポンプと比較し血管外漏出リスクが少なく、さらに落滴センサーと液面センサーの2つで輸液の状態をチェックする高度な安全構造となっているという。
 今回、同社グループは、 自然落下制御式輸液装置の市場拡大を図るべく、全国の医療および介護関連施設に向け、「FLOWSIGN 03W」のレンタル事業を独占展開することについて、アイムと合意した。

★9:06  サッポロHD-反落 上期営業赤字20億円 日経報道
 サッポロHD<2501.T>が反落。17日付の日本経済新聞朝刊は、同社の19.12期上期(1-6月)の連結営業損益(IFRS)が20億円程度の赤字になったようだと報じた。前年同期は30億円の赤字だった。
 記事によれば、国内で缶ビールの販売が好調だったが、第三のビールや飲食店で使う業務用ビールの販売が伸び悩んだ。不動産売却益の計上により赤字幅は縮小したとしている。
 19.12期上期の決算発表は8月6日の予定。


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