〔Market Flash〕原油は19年下期は需要超過、20年は供給過剰~野村

2019/07/17(水) 10:30
【10:30】原油は19年下期は需要超過、20年は供給過剰~野村  野村証券では、20年の原油の供給過剰懸念が強まれば、足元60米ドル近辺で推移しているWTI原油先物は、50米ドル台前半へ下落するリスクがあると指摘している。ただし、地政学的リスクの高まりに加えて、19年下期の世界原油需給が需要超過見通しであることが、当面の下支え要因になると想定している。20年1Q(1-3月期)は192万バレル/ドルと大幅な供給過剰となり油価下落リスクが懸念される半面、減産強化による市場シェアのいっそうの低下を避けたいとの意向もあるとみられる。そのため野村では、12月5日および6日に開催予定の総会でのOPECプラスの対応を注視したいとコメントしている。 【9:35】中国は4-6月期に減速も大幅な追加政策は期待し難い~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、中国のGDP発表を受けてリポートしている。 4-6月期の実質GDP成長率は前年比6.2%増。全人代においての雇用市場の悪化を織り込んだ目標成長率の範囲内にて減速している。そのため三菱UFJMSでは、追加対策は大規模なものは期待できず、あくまで下げ止めさせるための政策にとどまると考えている。また、不動産開発投資などでは、対外的なリスクに対して、国内の対策の難しさが一部露呈していると指摘している。消費は加速したが、統計の問題もあり幅を持ってみる必要があるとコメントしており、物価の加速に関しては金融緩和の妨げにはならないと考えている。 【8:45】寄り前気配は山口FG、島忠、T&DHD、メディパルが高い気配値  主力株の寄り前気配では、山口FG(8418)+11.86%、島忠(8184) +6.34%、T&DHD(8795) +4.56%、メディパル(7459) +4.04%、ネクソン(3659) +3.95%、ウシオ電(6925) +3.82%、東亜合成(4045) +3.71%、大陽日酸(4091) +3.54%、日医工(4541) +3.51%、オービック(4684) +3.21%などが高い気配値。  一方、キッセイ薬(4547)-18.59%、森永乳(2264) -9.79%、参天薬(4536) -8.78%、ジャフコ(8595) -6.70%、THK(6481) -3.87%、東建物(8804) -3.78%、スクリーン(7735) -3.34%、サンドラッグ(9989) -3.06%、太陽誘電(6976) -3.03%、岩谷産(8088) -2.88%などが安い気配値となっている。
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