前場コメント No.10 Nフィールド、弁護士ドットコム、シャノン、乃村工芸社、アイホンなど

2019/07/17(水) 11:31
★9:31  Nフィールド-岩井コスモが新規「B+」 需要は旺盛 中長期的な成長力を評価
 N・フィールド<6077.T>が底堅い。岩井コスモ証券では、需要は旺盛で競合は見当たらず、中長期的な成長力を評価。投資判断「B+」、目標株価800円として、カバレッジを開始した。
 政府は医療費を抑制するために「病院完結型」から「地域完結型」「地域包括医療ケア」への移行を推進、長期入院患者が早期に退院して地域で生活していけるようにさまざまな施策が講じている。一方で、地域における在宅医療・訪問看護などの受け皿は不足しており、同社のような全国規模で訪問介護を展開する同業他社は見当たらない。そのため、積極的な新規拠点開設、看護師の採用などにより、旺盛な需要を取り込みながら順調に売上高を拡大させている。
 一方で、人材採用や教育の強化により利益成長が出遅れているが、拠点数、看護師数、売上高が順調に拡大している現在の局面では大きく心配する必要はないと判断。柔軟な勤務形態や教育体制、人事制度などを整えることが、中長期的には看護師の採用、定着率の向上、スキル向上に貢献する。来期以降は次第に稼働率が改善、営業利益率も改善していく見通し。

★9:36  弁護士ドットコム-10日続落 「クラウドサイン」の導入企業数が5万社を突破
 弁護士ドットコム<6027.T>が10日続落。同社は7月16日大引け後に、提供するWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」について、7月にクラウドサインの導入企業数が5万社を突破したと発表した。2015年10月にサービス開始して以降、累計契約締結件数は50万件に到達。今後も、導入企業数を拡大させるとともに、新機能を順次追加していく予定とした。

★9:36  シャノン-急騰 日本郵政傘下のJPメディアダイレクトと販促やマーケティング活動を共同実施へ
 シャノン<3976.T>が急騰。同社は16日に、日本郵政<6178.T>傘下のJPメディアダイレクトとの間で、サービスの共同開発および販促やマーケティング活動を共同で実施すると発表した。
 JPメディアダイレクトが新たに開発したDMの印刷・発送プラットフォーム「DM Connect」と、同社が提供する「SHANON MARKETING PLATFORM」を連携させた「SHANON MARKETING PLATFORM DMConnect Plus.」について、サービス開発や販促などのマーケティング活動を共同で実施するとしている。

★9:38  乃村工芸社-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 20.2期営業利益を上方修正
 乃村工芸社<9716.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今20.2期営業利益を上方修正。投資判断「Hold」を継続も、目標株価は1610円→1660円と引き上げた。
 2Q(6~8月)以降も工程管理の徹底により20%超の総利益率が維持され、経費コントロールによる販管費の伸びが抑制されることを予想し、今20.2期営業利益は前回99.3億円から104.8億円へ上方修正。来21.2期の営業利益予想は前回予想と同額とするとしたが、今20.2期の営業利益を上方修正するため、増益率は同15.7%増と前回予想の同22.2%増から低下する。営業利益は販管費の伸びを前回予想から抑える一方、総利益率はやや強すぎた前回予想から妥当と考える水準へ修正するとした。

★9:43  アイホン-続落 医療・介護従事者向けスマホ用アプリ「CareRings Contact」発売
 アイホン<6718.T>が続落。同社は7月16日大引け後に、医療施設・介護施設の従事者向けにコミュニケーションを円滑化する、スマートフォン用アドレス帳アプリケーション「CareRings Contact」を7月22日に発売すると発表した。
 シフト制勤務に従事するスタッフが共有のスマートフォンを活用することで、円滑な業務の引き継ぎやコミュニケーションを実現する医療施設・介護施設の従事者向けのアドレス帳アプリ。出勤している医療・介護従事者の情報をスマホの画面上において、リアルタイムに確認でき、連絡が取れるため、円滑なコミュニケーションと業務の効率化や省力化に寄与するとした。


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