〔Market Flash〕精工技研はフシを上抜き上昇拡大の可能性が高まる～ＳＭＢＣ日興

【13;45】精工技研はフシを上抜き上昇拡大の可能性が高まる～ＳＭＢＣ日興 　ＳＭＢＣ日興証券ではテクニカルリポートで、精工技研（6834）を取り上げている。株価は2003年10月の高値8000円からの下落波動が2011年11月の安値416円で下げ止まり、2015年8月の安値857円で 2007年12月の安値1304円を基点とする逆三尊底を形成した。2016年以降の上昇では2014年9月の戻り高値1660円を上抜いて、上昇基調へ転換している。今年4月の高値2935円でいったん頭打ちとなったが、下げ一巡後の上昇で2950円どころのフシを上抜き、2003年以降で最大幅の上昇となったことから、今後は上昇波動が拡大する公算が大きいとＳＭＢＣ日興では考えている。水準的には、当面3540円どころか4150～4330円どころへ上昇する可能性があるとコメントしている。 【12:40】今年の日経平均定期入れ替えは1銘柄と予想～みずほ 　みずほ証券では、9月上旬に日経平均の銘柄入れ替えが発表されることを受け、暫定予想をアップデートして最終予想を行っている。今回は3つのシナリオを想定している。メーンシナリオは1銘柄入れ替えで、東京ドーム（9681）の除外、同一セクターからエムスリー（2413）の採用を予想している。セカンドシナリオでは同じく1銘柄入れ替えで、東京ドームの除外を見込んでいるが、セクター調整が入らず、流動性ランク上位のゆうちょ銀行（7182）の採用を予想している。サードシナリオでは、セカンドシナリオの東京ドーム除外・ゆうちょ銀行採用に加えて、セクター調整が生じることで、不足セクターの消費からエムスリーが採用され、押し出される形で過剰セクターの素材から日本化薬（4272）が除外されると予想している。 【10:30】原油は19年下期は需要超過、20年は供給過剰～野村 　野村証券では、20年の原油の供給過剰懸念が強まれば、足元60米ドル近辺で推移しているWTI原油先物は、50米ドル台前半へ下落するリスクがあると指摘している。ただし、地政学的リスクの高まりに加えて、19年下期の世界原油需給が需要超過見通しであることが、当面の下支え要因になると想定している。20年1Q（1-3月期）は192万バレル/ドルと大幅な供給過剰となり油価下落リスクが懸念される半面、減産強化による市場シェアのいっそうの低下を避けたいとの意向もあるとみられる。そのため野村では、12月5日および6日に開催予定の総会でのＯＰＥＣプラスの対応を注視したいとコメントしている。 【9:35】中国は4-6月期に減速も大幅な追加政策は期待し難い～三菱ＵＦＪＭＳ 　三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、中国のGDP発表を受けてリポートしている。 4-6月期の実質GDP成長率は前年比6.2％増。全人代においての雇用市場の悪化を織り込んだ目標成長率の範囲内にて減速している。そのため三菱ＵＦＪＭＳでは、追加対策は大規模なものは期待できず、あくまで下げ止めさせるための政策にとどまると考えている。また、不動産開発投資などでは、対外的なリスクに対して、国内の対策の難しさが一部露呈していると指摘している。消費は加速したが、統計の問題もあり幅を持ってみる必要があるとコメントしており、物価の加速に関しては金融緩和の妨げにはならないと考えている。 【8:45】寄り前気配は山口ＦＧ、島忠、Ｔ＆ＤＨＤ、メディパルが高い気配値 　主力株の寄り前気配では、山口ＦＧ(8418)+11.86%、島忠(8184) +6.34%、Ｔ＆ＤＨＤ(8795) +4.56%、メディパル(7459) +4.04%、ネクソン(3659) +3.95%、ウシオ電(6925) +3.82%、東亜合成(4045) +3.71%、大陽日酸(4091) +3.54%、日医工(4541) +3.51%、オービック(4684) +3.21%などが高い気配値。 　一方、キッセイ薬(4547)-18.59%、森永乳(2264) -9.79%、参天薬(4536) -8.78%、ジャフコ(8595) -6.70%、ＴＨＫ(6481) -3.87%、東建物(8804) -3.78%、スクリーン(7735) -3.34%、サンドラッグ(9989) -3.06%、太陽誘電(6976) -3.03%、岩谷産(8088) -2.88%などが安い気配値となっている。