前場コメント No.1 デンソー、津田駒工業、スズキ、キヤノン、ＩＳＩＤなど
★9:00 デンソー－買い気配 ＪＰモルガンが「OW」へ引き上げ 電動化戦略再評価が始まる
デンソー<6902.T>が買い気配。ＪＰモルガン証券では、HEVへの揺り戻しで電動化戦略再評価が始まると注目。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を4800円→5600円と引き上げた。
開発負担が近年の業績の重しとなってきたが、株価下落で短期懸念は織り込まれたと判断。中期的には同社の電動商品、特にHEVコア製品の成長期待が拡大する局面と考えられる。先般発表された中国政府のNEV規制修正案は、インバータを中心とする同社のコアHEV製品の潜在的な拡大余地を高めるのに十分であり、中期的業績拡大期待とともにバリュエーション再評価も進む見通し。業績予想修正とともに、目標株価を引き上げるとした。
デンソー<6902.T>が買い気配。ＪＰモルガン証券では、HEVへの揺り戻しで電動化戦略再評価が始まると注目。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を4800円→5600円と引き上げた。
開発負担が近年の業績の重しとなってきたが、株価下落で短期懸念は織り込まれたと判断。中期的には同社の電動商品、特にHEVコア製品の成長期待が拡大する局面と考えられる。先般発表された中国政府のNEV規制修正案は、インバータを中心とする同社のコアHEV製品の潜在的な拡大余地を高めるのに十分であり、中期的業績拡大期待とともにバリュエーション再評価も進む見通し。業績予想修正とともに、目標株価を引き上げるとした。
★9:00 Ｌｉｎｋ－Ｕ－買い気配スタート／東証マザーズ上場 寄り前6000円
スマホアプリ向けのサーバー貸しとAIソリューションの提供を行うＬｉｎｋ－Ｕ<4446.T>はきょう、東京証券取引所のマザーズ市場に上場した。公開価格2820円の買い気配で始まり、差し引き約17万株の買い越し。直前の寄り前気配は6000円程度だった。
主幹事はＳＭＢＣ日興証券で、公開株数は58万9900株。サーバー技術を用いたデータ配信、分析・処理を主としたインターネット事業を行っている。
スマホアプリ向けのサーバー貸しとAIソリューションの提供を行うＬｉｎｋ－Ｕ<4446.T>はきょう、東京証券取引所のマザーズ市場に上場した。公開価格2820円の買い気配で始まり、差し引き約17万株の買い越し。直前の寄り前気配は6000円程度だった。
主幹事はＳＭＢＣ日興証券で、公開株数は58万9900株。サーバー技術を用いたデータ配信、分析・処理を主としたインターネット事業を行っている。
★9:00 津田駒工業－売り気配 東海東京が「Neutral」へ引き下げ 20.11期業績悪化リスクが高まる
津田駒工業<6217.T>が売り気配。東海東京調査センターでは、受注低迷を背景に、来20.11期の業績悪化リスクが高まっていると判断。レーティングを「Outperform」→「Neutral」、目標株価は2440円→1690円と引き下げた。
今19.11期1～2Q累計（12～5月）の受注高が164億円（前年比33.1％減）と前年を大きく下回ったことから、今19.11期業績が会社計画を下回るリスクと、来20.11期業績が前年比で減収減益になるリスクが、それぞれ高まったと判断。今19.11期1Q（12～2月）業績を発表した4月11日以降の株価は調整局面が続いているが、当面の株価も調整局面が続くと想定。来20.11期業績は前年比で減収減益を予想しているとした。
津田駒工業<6217.T>が売り気配。東海東京調査センターでは、受注低迷を背景に、来20.11期の業績悪化リスクが高まっていると判断。レーティングを「Outperform」→「Neutral」、目標株価は2440円→1690円と引き下げた。
今19.11期1～2Q累計（12～5月）の受注高が164億円（前年比33.1％減）と前年を大きく下回ったことから、今19.11期業績が会社計画を下回るリスクと、来20.11期業績が前年比で減収減益になるリスクが、それぞれ高まったと判断。今19.11期1Q（12～2月）業績を発表した4月11日以降の株価は調整局面が続いているが、当面の株価も調整局面が続くと想定。来20.11期業績は前年比で減収減益を予想しているとした。
★9:01 スズキ－ＪＰモルガンが「Neutral」へ引き下げ 日本のダウンサイドに留意
スズキ<7269.T>が続落。ＪＰモルガン証券では、インドの需要低迷は織り込み済みも、日本のダウンサイドに留意すべきと判断。投資判断を「Overweight」→「Neutral」、目標株価を6200円→5200円と引き下げた。
スズキの日本自動車販売は過去数年、「Jimny」や「X-Bee」などの良好な新車循環をテコに好調を維持、前19.3期も前期比8.5％増となった。しかし、今20.3期以降は登録車を含めて目立った新車投入に乏しく、販売モメンタムの鈍化を認識すべきと考えるとした。短期的には消費増税後の今下期の需要反動減にも注視すべきと指摘。ＪＰＭでは今20.3期のスズキの国内販売を704千台（前期比2.9％減）と、穏やかな減少を見込むとした。
スズキ<7269.T>が続落。ＪＰモルガン証券では、インドの需要低迷は織り込み済みも、日本のダウンサイドに留意すべきと判断。投資判断を「Overweight」→「Neutral」、目標株価を6200円→5200円と引き下げた。
スズキの日本自動車販売は過去数年、「Jimny」や「X-Bee」などの良好な新車循環をテコに好調を維持、前19.3期も前期比8.5％増となった。しかし、今20.3期以降は登録車を含めて目立った新車投入に乏しく、販売モメンタムの鈍化を認識すべきと考えるとした。短期的には消費増税後の今下期の需要反動減にも注視すべきと指摘。ＪＰＭでは今20.3期のスズキの国内販売を704千台（前期比2.9％減）と、穏やかな減少を見込むとした。
★9:01 キヤノン－売り気配 19.12期営業益は4割減の2000億円強にとどまる 2度目の下方修正へ 日経報道
キヤノン<7751.T>が売り気配。18日付の日本経済新聞朝刊は、同社の2019年12月期の連結営業利益（米国会計基準）は前期比4割減の2000億円強にとどまりそうだと報じた。
記事によれば、半導体市況の悪化や欧州景気の減速が響き、半導体製造装置や事務機などの販売が想定にとどかない。海外で組織や陣容を見直し、構造改革費用も当初想定の200億円を上回るもようだという。24日に予定する1-6月期の決算発表で通期の業績予想を引き下げる見込み。今期業績の下方修正は4月に続き2度目としている。
キヤノン<7751.T>が売り気配。18日付の日本経済新聞朝刊は、同社の2019年12月期の連結営業利益（米国会計基準）は前期比4割減の2000億円強にとどまりそうだと報じた。
記事によれば、半導体市況の悪化や欧州景気の減速が響き、半導体製造装置や事務機などの販売が想定にとどかない。海外で組織や陣容を見直し、構造改革費用も当初想定の200億円を上回るもようだという。24日に予定する1-6月期の決算発表で通期の業績予想を引き下げる見込み。今期業績の下方修正は4月に続き2度目としている。
★9:02 ＩＳＩＤ－買い気配 上期営業益を上方修正 増収や販管費の減少が寄与
ＩＳＩＤ（電通国際情報サービス）<4812.T>が買い気配。同社は17日に、19.12期上期（1-6月）の連結営業利益予想を従来の39.6億円から52.0億円（前年同期比36.9％増）に引き上げると発表した。
企業や公共機関のIT投資需要の高まりを受け、売上高が前回予想を上回る見通しとなった。また、販管費が計画比で減少したことも寄与した。
ＩＳＩＤ（電通国際情報サービス）<4812.T>が買い気配。同社は17日に、19.12期上期（1-6月）の連結営業利益予想を従来の39.6億円から52.0億円（前年同期比36.9％増）に引き上げると発表した。
企業や公共機関のIT投資需要の高まりを受け、売上高が前回予想を上回る見通しとなった。また、販管費が計画比で減少したことも寄与した。
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