三菱自動車-底堅い R&Iが発行体格付けを「BBB」→「BBB+」 方向性は「安定的」
三菱自動車<7211.T>が底堅い。同社は7月17日大引け後に、格付投資情報センター(R&I)は7月17日、発行体格付けを「BBB」→「BBB+」に引き上げると発表した。格付けの方向性は「安定的」。
自動車市場の環境悪化を受けて2019年度は減益が予想されるが、主要市場の東南アジアで競争力があり、比較的高いシェアを確保している。インドネシア生産の新型車が主力車に育ち、輸出先を広げて収益基盤が拡充している。国内は体制見直しや新車投入により2018年度に黒字化。欧米は採算が厳しいものの、全体では一定の収益力・キャッシュフロー創出力がある。ネットキャッシュが潤沢で財務基盤は良好。このため発行体格付を格上げするとした。
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