前場コメント No.1  東武、イビデン、レッグス、ZUU、ips、ショーケース、ブリッジなど

2019/07/19(金) 11:30
★9:00  東武鉄道-JPモルガンが新規「OW」 大幅ではないが株主還元拡充余地残る
 東武鉄道<9001.T>が4日ぶり反発。JPモルガン証券では、大幅ではないが株主還元拡充余地は残っていると判断。投資判断「Overweight」、目標株価3600円として、カバレッジを開始した。

 21.3期までの現行中計4カ年設備投資額は3300億円を予想(前4カ年2370億円)。有利子負債は増加も、有利子負債/EBITDA倍率は21.3期6.4倍程度と目標の6.5倍を達成すると予想。総還元性向は18.3期48.4%(自社株買い100億円含む)、19.3期26.4%、20.3期予想21.9%、21.3期予想34.2%(自社株買い50億円想定)、4年平均32.7%と予想。次期中計でも高水準の投資が継続すると見るほか、次々期中計に本格化するであろう池袋駅周辺再開発に備えて、財務健全性維持のインセンティブもあると推察。株主還元の大幅拡充は期待しにくいが、現行の総還元性向30%を35%に引き上げる程度の拡充は可能との見方を示した。

★9:00  イビデン-買い気配 4つのエンジンの1つは前進加速・3つは逆噴射止まる 「買い」へ引き上げ
 イビデン<4062.T>が買い気配。ゴールドマン・サックス証券では、「4つのエンジンのうち1つが前進加速、3つは少なくとも逆噴射が止まる」という状態に変化すると判断。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を2000円→2500円と引き上げた。

 19~21年度営業利益予想は従来比-3%/+11%/+13%変更。19年度はスマホ向けの低調がFCパッケージの好調を相殺し、会社計画と同額とするが、20年度以降は業績成長が加速すると予想。理由は、(1)FCパッケージの収益寄与が高まる(生産能力準備を早期化しアウトプットを高めやすくなる)、(2)赤字3事業(CSP、PCB、DPF)の明確な収益改善が見えてくるの2点。
 特に赤字3事業は、(A)CSPは事業撤退を発表(19年度上期で生産終了と5月に発表)、(B)PCBは北米スマホの大型案件を過度に追わない戦略に転換、(C)DPFは新製品切り替え時の立ち上げ費用一巡/歩留まり改善が見込まれるなど、それぞれで良化する方向にあるとの見方を示した。

★9:01  レッグス-買い気配 上期営業益を上方修正 売上高が当初計画上回る
 レッグス<4286.T>が買い気配。同社は18日に、19.12期上期(1-6月)の連結営業利益予想を従来の4.0億円から6.8億円(前年同期比66.7%増)に引き上げると発表した。

 売上高が、飲料メーカー顧客・外食顧客向けプレミアム、流通顧客向け物販・カフェ物販、化粧品メーカー顧客向けVMDの好調により、当初の予想を上回る結果となったことが寄与する。

★9:01  ZUU-反発 横浜信金と業務提携 「鬼速PDCAシステム」で中小企業をサポート
 ZUU<4387.T>が反発。同社は7月18日大引け後に、横浜信用金庫と地域密着型金融の取り組みに関して業務連携を行うと発表した。横浜信金と取引のある約2万社の地場企業に対し、ZUUが提供する「鬼速PDCAシステム」の導入を推進することで、金融、組織の両面から中小企業のサポート体制を強化し、地域経済活性化への貢献を目指すとした。

★9:01  ips-買い気配 マニラのアラネタコロシアムで5Gの実証実験を実施
 アイ・ピー・エス<4390.T>が買い気配。同社は19日8時30分、子会社のInfiniVAN社(本社:フィリピン)が、ARANETA財閥傘下のAraneta Center社との間で、マニラ首都圏地域にあるCBD(中央商業地域)の一つであるARANETA CENTERで、法人向けブロードバンドサービスの提供やeスポーツの競技場等となっているアラネタコロシアムでの5Gの実証実験などを行うことで合意したと発表した。

 法人向けブロードバンドサービスの提供を行うほか、住居へのサービスを提供している事業者に対する光ファイバーの長期貸し出し、5Gを含めた携帯電話基地局の設置など広範なビジネスを展開する。これらの事業者向けリースを行うことで、 投資の早期回収を図るとしている。

★9:01  ショーケース-買い気配 ブリッジインターナショナルと業務提携
 ショーケース・ティービー<3909.T>が買い気配。同社は18日に、ブリッジインターナショナル<7039.T>と、動画やタクシー広告を活用したBtoB企業向けのリード獲得とその後のフォローアップ活動のインサイドセールスを共同でサービス提供することで、業務提携を行うと発表した。

 この提携により、ブリッジインターナショナルがクライアントに対して営業提案し、同社がマーケティングの設計や配信などを管理することで、資料請求者などの見込み顧客を大幅に増やし、ターゲティング広告からインサイドセールスまで、セールスリード獲得のための一貫したサービスを提供できるようになるとしている。

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