前場コメント No.2  新電工、ハピネス&D、ULS-G、住友ゴム、KOA、Jストリームなど

2019/07/19(金) 11:30
★9:01  新光電気工業-買い気配 緩やかな回復前提は不変 「買い」へ引き上げ
 新光電気工業<6967.T>が買い気配。ゴールドマン・サックス証券では、緩やかな回復前提は不変とコメント。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を1070円→1200円と引き上げた。

 19~21年度営業利益予想は従来比-6%/+13%/+16%変更。19年度はSPE向け気密部品/スマホ向けパッケージの低調を反映し、会社計画未達を前提としたが、20年度以降は業績水準の切り上がりを予想。理由は(1)FCパッケージの収益寄与が高まる(イビデンに対して生産能力増強タイミングが遅行するが、高収益製品の増加により収益寄与は高まると想定)、(2)SPE向け気密部品のボトムアウトの2点。
 同社は為替影響が非常に大きい点が懸念材料だが(1円あたり営業利益影響額は年間10億円)、会社前提(108円/ドル)に対して現時点で追加的なマイナス材料にはなっていないと指摘した。

★9:02  ハピネス&D-急騰 SOUとブランド品の下取り・買取りに関する業務提携を締結
 ハピネス・アンド・ディ<3174.T>が急騰。同社は18日、SOU<9270.T>とブランド品の下取り・買取りに関する業務提携契約を締結することに合意したと発表した。

 同社は商品の査定をSOUに依頼し、下取り・買取り契約が成立した場合、SOUに契約代金相当額に一定割合を加算した上で売却する。サービス開始は8月からを予定している。
 

★9:02  ULSグループ-反発 公開分散型台帳のプロフェッショナルサービス提供開始
 ULSグループ<3798.T>が反発。同社は18日に、子会社であるウルシステムズが、米ヘデラ・ハッシュグラフ社のシステムインテグレーションパートナーに認定され、「Hedera Hashgraph」に関するプロフェッショナルサービスの提供を開始すると発表した。

 「Hedera Hashgraph」は、エンタープライズ分野での利用を想定した公開分散型台帳という。先行する公開分散型台帳であるブロックチェーンが抱えていたパフォーマンスやセキュリティ、安定性、ガバナンスなどの課題を解決したとしている。

★9:02  住友ゴム-3日続落 厳しい事業環境を反映 「売り」へ引き下げ
 住友ゴム<5110.T>が3日続落。ゴールドマン・サックス証券では、厳しい事業環境を反映。投資判断を「中立」→「売り」、目標株価を1350円→1100円と引き下げた。

 住友ゴムが国内タイヤ需要の反動減や原油価格の上昇、米国生産体制強化によるコスト増など厳しい事業環境に直面していると予想。来20.12期~22.12期営業利益予想を-2%/-17%/-15%減額修正。8月から実施するタイヤ価格の値上げ(一律3%)および10月に控える消費増税(8%→10%)により同社が収益の過半を稼ぐ国内タイヤの需要環境が年後半以降厳しくなるとの見方を新たに織り込んだとした。加えて、原油価格の足元の上昇を反映してWTI価格前提を55→60ドル/バレルへ変更。米国での生産体制強化に向けて固定費/経費が増加する局面にあり、外部環境の逆風は同社の収益をさらに圧迫する要因になると指摘した。

★9:02  KOA-3日続落 1Q純利益を下方修正 前年同期比57%減
 KOA<6999.T>が3日続落。同社は18日に、20.3期1Q(4-6月)の連結純利益予想を従来の7.5億円から4.8億円(前年同期比57.5%減)に引き下げると発表した。
 
 アジアや日本地域における売上高が減少したこと加え、為替差損や紛争和解金として特別損失を計上したことが影響した。
 

★9:03  Jストリーム-買い気配 AI・高性能チャットボット「スグレス」とシステム連携
 Jストリーム<4308.T>が買い気配。同社は18日、動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」と、ALBERT<3906.T>が提供するAI・高性能チャットボット「スグレス」とのシステム連携を開始したと発表した。

 連携により、テキストや画像での回答だけではなく、動画での視覚的な情報の伝達が可能になったとしている。
 

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