〔Market Flash〕半導体製造装置へのやや慎重なスタンスを継続~MSMUFG

2019/07/19(金) 13:50
【13:50】半導体製造装置へのやや慎重なスタンスを継続~MSMUFG  モルガン・スタンレーMUFG証券では半導体セクターに関して、18日に日本半導体製造装置協会が発表した4-6月の日本製半導体装置販売高が、MSMUFG予想よりも小幅な落ち込みにとどまったことを指摘している。MSMUFGでは、短期的にはTSMCによるサイクルが底を打ったとのコメントや19年設備投資ガイダンスの引き上げから装置株は堅調に推移すると予想している。ただし、メモリ需給への慎重な見方に変更はないとしており、19年下期~20年上期のメモリ投資にはもう一段のダウンサイドがあると考えている。また、装置株はファンダメンタルズ底打ち・設備投資回復期待を織り込んだ水準にあるとみており、これらの点から装置株へのやや慎重なスタンスを継続している。 【12:45】不動産決算では住友不や東急不などのポジティブ反応を予想~SMBC日興  SMBC日興証券では不動産セクターに関して、主に7月後半から8月に発表が予定される四半期決算について、予想や決算に対する株式市場の反応についての見通しを公表している。ポジティブな反応を予想している銘柄には、住友不動産(8830)、東急不動産(3289)、オープンハウス(3288)を挙げている。一方、ネガティブな反応を予想している銘柄には、野村不動産(3231)、レオパレス21(8848)、ゴールドクレスト(8871)を挙げている。短期的にパフォーマンスが強く、やや期待先行感が高まっている銘柄や、前年同期比大幅減益が予想される銘柄については、短期的に株価が弱含む可能性があり、留意したいとコメントしている。 【10:30】東京都区部CPIは前月から横ばいを予想~野村  野村証券では、26日に発表される7月の東京都区部コアCPI(消費者物価指数)は前年同月比+0.9%と、6月からの伸びは横ばいと予想している。生鮮食品およびエネルギーを除くCPI(日銀版コアコアCPI)も同+0.8%と伸び横ばいを予想している。すでに公表されている給油所小売価格調査や電力会社・都市ガス会社の燃料費調整制度に基づく電気料金・ガス料金に関するプレスリリースなどから、7月も電気代、都市ガス代、ガソリンは、コアインフレ率を前月から押し下げると見込んでいる。ただしその寄与度は小さく、コアインフレ率の前月からの変動は目立たないと予想している。 【9:30】6月貿易統計 対中輸出では下振れ懸念が残る~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、6月の貿易統計を受けてリポートしている。6月の輸出額は前年同月比-6.7%と7カ月連続のマイナスとなった。米国向けは堅調も、EU向けや中国向けなどの減少が足かせとなった。中国向けでは自動車の増加が顕著だが、半導体等電子部品や自動車部品など生産財輸出が前年比で大幅マイナスとなった。三菱UFJMSでは、今後の輸出に関しても相対的に好調な米景気がプラス要因となる反面、米中協議次第の対中輸出には下振れ懸念が残ると指摘している。また、6月貿易統計を踏まえると、4-6月期の実質GDP前期比成長率に対する外需寄与度は小幅なマイナスとなる可能性が高いと考えている。 【8:45】寄り前気配は東邦HD、大気社、大東建、大垣銀が高い気配値  主力株の寄り前気配では、東邦HD(8129)+20.53%、大気社(1979)+19.25%、大東建(1878)+17.63%、大垣銀(8361)+15.73%、三和HD(5929)+11.75%、住友林(1911)+10.44%、日産化(4021) +9.42%、博報堂DY(2433) +7.72%、キッセイ薬(4547) +7.29%、滋賀銀(8366) +6.78%などが高い気配値。  一方、日立金(5486) -3.56%、旭硝子(5201) -2.90%、関西ペ(4613) -2.45%、住友重(6302) -2.29%、三井造(7003) -2.17%、参天薬(4536) -2.07%、ナブテスコ(6268) -1.97%、クボタ(6326) -1.97%、大陽日酸(4091) -1.89%、中外薬(4519) -1.83%などが安い気配値となっている。
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