〔Market Flash〕大手行の1Q決算は順調な進ちょくを予想~SMBC日興

2019/07/22(月) 12:52
【12:45】大手行の1Q決算は順調な進ちょくを予想~SMBC日興  SMBC日興証券では銀行セクターに関して、大手行の1Q決算はおおむね順調な進ちょくを見込んでいる。三菱UFJ(8306)はダナモン銀行ののれん減損計上を回避する一方で、外債売却益などで計画比で若干高めの進ちょくになると予想している。株式市場の自社株取得予想は「2Qに500億円」が大勢の模様で、SMBC日興でも同様と予想している。みずほ(8411)、三井住友トラスト(8309)はおおむね計画線で株価材料にはなりにくいとみている。りそな(8308)は非金利収益の計画が強めのため、会社計画比でやや弱めの進ちょくを見込んでいる。新生銀行(8303)は、1Qは例年低めの進ちょくで今回も同様の傾向と見込んでいるが、直近の株価のアウトパフォームを崩すほどではないと考えている。あおぞら銀行(8304)は計画線を見込むが、リクルート(6098)株の売却益寄与が大きければ、配当利回りは高止まりしたままになると予想している。 【11:00】素材では個別要因で増益が見込める企業に注目~野村  野村証券では素材セクターに関して、貿易摩擦の激化などで世界経済の不透明感があるなかでは、製品需給のタイトな状況が続くことが期待できる紙パルプやセメント、商社、大型案件の収益拡大が見込める石油(鉱業)といったサブセクターに注目するという見方を不変としている。また、個別企業ではマクロ経済環境の大幅改善が期待しがたい中で、構造的に成長が期待できる製品を持つなど、個社要因で20.3期の前期比営業増益が期待できる企業に注目している。個別では、東洋紡(3101)のレーティングを「Neutral」から「Buy」に引き上げている。SRFフィルムやエアバック基布といった成長製品を持ち、19.3期にあった事故による追加的なコスト増の可能性が乏しくなったと判断している。 【9:30】介護銘柄への投資チャンス到来~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、 介護業界で3年に一度の報酬改定が行われる点に注目している。介護銘柄の過去業績をみると、報酬改定初年度に対して2・3年目は増益になりやすいとのこと。これに応じて株価も特殊要因を除けば、初年度がTOPIXをアンダーパフォームしやすいのに対して、2・3年目はアウトパフォームしやすい傾向があることを指摘している。直近の報酬改定は2018年4月で、介護銘柄全般で20.3期、21.3期にかけて株価はアウトパフォームしやすいと三菱UFJMSでは考えている。また、介護銘柄への投資チャンスを踏まえて、ソラスト(6197)とニチイ学館(9792)のカバレッジを新たに開始している。 【8:45】寄り前気配は井関農、ニッパツ、京都銀、エクセディが高い気配値  主力株の寄り前気配では、井関農(6310)+10.80%、ニッパツ(5991)+10.29%、京都銀(8369) +9.39%、エクセディ(7278) +8.44%、セ硝子(4044) +7.75%、豊田合(7282) +7.06%、日梱包(9072) +6.96%、日産化(4021) +6.17%、LIXILG(5938) +5.66%、積水化(4204) +5.46%などが高い気配値。  一方、三菱倉(9301)-17.21%、ゼオン(4205) -6.01%、日テレHD(9404) -5.68%、OSG(6136) -5.04%、クボタ(6326) -4.42%、リョーサン(8140) -4.02%、セコム(9735) -3.91%、アサヒ(2502) -3.75%、応化工(4186) -3.64%、鹿島(1812) -3.51%などが安い気配値となっている。
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