前場コメント No.4 チームスピリット、ＴＫＰ、小野測器、キッコーマン、識学など
★9:04 チームスピリット－ＳＢＩが「買い」へ引き上げ 株価の急落は“行き過ぎ”と考える
チームスピリット<4397.T>が底堅い。ＳＢＩ証券では、株価の急落は“行き過ぎ”と考え、投資判断を「中立」→「買い」と引き上げた。目標株価は2600円→2300円と引き下げた。
同社は「サブスクリプション形式」で「単一製品を販売する」という意味で稀有なSaaS企業。極論的には解約率が0％であれば新規顧客を一切獲得せずとも毎期同等の業績水準を維持でき、また成長フェイズでは解約率が急激に上昇しない限り、会社側の期初時点の業績見通し、およびキャッシュフロー見通しが大きく外れる可能性は低い。そのため、安定成長確度の高さ、キャッシュフローの潤沢さ、業務効率の良さ、資本効率の良さなどの魅力を恒常的に有するといえる。その前提の上で、中長期的な成長の“斜角”を決めるライセンス数やライセンス単価の推移を踏まえ、同社株式は売買されるべきであると考えるとした。
チームスピリット<4397.T>が底堅い。ＳＢＩ証券では、株価の急落は“行き過ぎ”と考え、投資判断を「中立」→「買い」と引き上げた。目標株価は2600円→2300円と引き下げた。
同社は「サブスクリプション形式」で「単一製品を販売する」という意味で稀有なSaaS企業。極論的には解約率が0％であれば新規顧客を一切獲得せずとも毎期同等の業績水準を維持でき、また成長フェイズでは解約率が急激に上昇しない限り、会社側の期初時点の業績見通し、およびキャッシュフロー見通しが大きく外れる可能性は低い。そのため、安定成長確度の高さ、キャッシュフローの潤沢さ、業務効率の良さ、資本効率の良さなどの魅力を恒常的に有するといえる。その前提の上で、中長期的な成長の“斜角”を決めるライセンス数やライセンス単価の推移を踏まえ、同社株式は売買されるべきであると考えるとした。
★9:04 ＴＫＰ－買い気配 三菱ＵＦＪＭＳが「Buy」へ引き上げ リージャスとのシナジーも利益上乗せ
ティーケーピー<3479.T>が買い気配。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、既存事業が増益をけん引し、リージャスとのシナジーも利益上乗せに寄与すると判断。投資判断を「Hold」→「Buy」、目標株価を4900円→6800円と引き上げた。
貸会議室の高付加価値化によるTKP本体の単価（TKP年間売上高/総会議室数）の引き上げ、仕入れ・開発進ちょくによる運営規模の拡大により、従来予想以上の利益上乗せを予想。サービスオフィス運営の日本リージャスＨＤの子会社化によるシナジーも、のれん発生額429億円の償却負担を吸収して、中期的に利益成長率を押し上げる見通しとした。
ティーケーピー<3479.T>が買い気配。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、既存事業が増益をけん引し、リージャスとのシナジーも利益上乗せに寄与すると判断。投資判断を「Hold」→「Buy」、目標株価を4900円→6800円と引き上げた。
貸会議室の高付加価値化によるTKP本体の単価（TKP年間売上高/総会議室数）の引き上げ、仕入れ・開発進ちょくによる運営規模の拡大により、従来予想以上の利益上乗せを予想。サービスオフィス運営の日本リージャスＨＤの子会社化によるシナジーも、のれん発生額429億円の償却負担を吸収して、中期的に利益成長率を押し上げる見通しとした。
★9:06 ＪＩＡ－急騰 通期純利益を下方修正も悪材料出尽くし
ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>が急騰。同社は22日に、19.12期通期の連結純利益予想を従来の78.0億円から62.8億円（前年同期比25.0％増）に引き下げると発表した。大型組成案件の販売開始準備に想定以上の時間を要した為､当初予定の販売額を大幅に下回る見通しとなり、計画を引き下げる。
併せて、子会社である日本証券新聞社と日本証券新聞リサーチを合併させると発表した。両社の経営を統合し、人的資本と経営資源を集約化することにより、メディア事業における営業力の強化、業務の効率化を図るとしている。
なお、株価は悪材料出尽くしから買いが優勢となっている。
ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>が急騰。同社は22日に、19.12期通期の連結純利益予想を従来の78.0億円から62.8億円（前年同期比25.0％増）に引き下げると発表した。大型組成案件の販売開始準備に想定以上の時間を要した為､当初予定の販売額を大幅に下回る見通しとなり、計画を引き下げる。
併せて、子会社である日本証券新聞社と日本証券新聞リサーチを合併させると発表した。両社の経営を統合し、人的資本と経営資源を集約化することにより、メディア事業における営業力の強化、業務の効率化を図るとしている。
なお、株価は悪材料出尽くしから買いが優勢となっている。
★9:07 小野測器－大幅に続落 19.12期営業益を下方修正 需要減少が響く
小野測器<6858.T>が大幅に続落。同社は22日、19.12期通期の連結営業利益予想を従来の9.0億円から2.0億円（前年同期比79.2％減）に引き下げると発表した。
主に特注試験機の受注が好調に推移するものの、顧客指定納期により来期の売上になる案件が多いこと、および計測機器において上期の需要が想定を下回ったことから、計画を引き下げるとしている。
小野測器<6858.T>が大幅に続落。同社は22日、19.12期通期の連結営業利益予想を従来の9.0億円から2.0億円（前年同期比79.2％減）に引き下げると発表した。
主に特注試験機の受注が好調に推移するものの、顧客指定納期により来期の売上になる案件が多いこと、および計測機器において上期の需要が想定を下回ったことから、計画を引き下げるとしている。
★9:07 キッコーマン－ＵＢＳが「Buy」へ引き上げ 安定業績を再評価
キッコーマン<2801.T>が3日ぶり反落。ＵＢＳ証券では、安定業績を再評価するとして、レーティングを「Neutral」→「Buy」と引き上げた。目標株価は5800円を継続。
株価は年初来-22％下落したが、同社の安定的な業績成長に対する見解は不変。北米数量動向に対する市場期待値は、前中間決算時に急激に引き上げられ、その後急はく落。今期PER32倍は同社過去2年平均値36倍を下回り、ヒストリカルに割安感がでてきた。
業績予想は為替前提（従来110円/ドル→108円/ドル）変更により、今20.3期営業利益を408億円→403億円（前期比+5％）、来21.3期同440億円→435億円（同+8％）へ微調整するとしたが、その他業績前提に変更はないとした。
キッコーマン<2801.T>が3日ぶり反落。ＵＢＳ証券では、安定業績を再評価するとして、レーティングを「Neutral」→「Buy」と引き上げた。目標株価は5800円を継続。
株価は年初来-22％下落したが、同社の安定的な業績成長に対する見解は不変。北米数量動向に対する市場期待値は、前中間決算時に急激に引き上げられ、その後急はく落。今期PER32倍は同社過去2年平均値36倍を下回り、ヒストリカルに割安感がでてきた。
業績予想は為替前提（従来110円/ドル→108円/ドル）変更により、今20.3期営業利益を408億円→403億円（前期比+5％）、来21.3期同440億円→435億円（同+8％）へ微調整するとしたが、その他業績前提に変更はないとした。
★9:08 識学－反発 導入企業1100社超活用したマッチングプラットフォームを開始
識学<7049.T>が反発。同社は22日に、識学導入企業1100社超を活用したM&Aと資本提携実現のプラットフォーム「識学マッチングプラットフォーム」を開始すると発表した。
本取組を通じてM&Aや資本提携をより積極的に活用してもらい、顧客企業の成長環境を構築することで、識学トレーニングおよびM&Aコンサルティングサービスへのニーズ拡大につなげるとしている。
識学<7049.T>が反発。同社は22日に、識学導入企業1100社超を活用したM&Aと資本提携実現のプラットフォーム「識学マッチングプラットフォーム」を開始すると発表した。
本取組を通じてM&Aや資本提携をより積極的に活用してもらい、顧客企業の成長環境を構築することで、識学トレーニングおよびM&Aコンサルティングサービスへのニーズ拡大につなげるとしている。
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