前場コメント No.9 ＡＢＣマート、レントラックス、ディップ、住友ゴム、ホープなど
★9:19 パイオラックス－大和が新規「3」 ROEの目標達成に向けた取り組みを待ちたい
パイオラックス<5988.T>が小安い。大和証券では、ROEの目標達成に向けた取り組みを待ちたいとコメント。投資判断「3（中立）」、目標株価1900円として、カバレッジを開始した。
日産自動車が主要顧客である部品サプライヤー。樹脂・金属部品がメイン。セクター内でトップクラスの利益率を誇るが、業績は伸び悩むと予想。株価は妥当な水準。株主還元の強化などに注目するとした。
パイオラックス<5988.T>が小安い。大和証券では、ROEの目標達成に向けた取り組みを待ちたいとコメント。投資判断「3（中立）」、目標株価1900円として、カバレッジを開始した。
日産自動車が主要顧客である部品サプライヤー。樹脂・金属部品がメイン。セクター内でトップクラスの利益率を誇るが、業績は伸び悩むと予想。株価は妥当な水準。株主還元の強化などに注目するとした。
★9:21 ＡＢＣマート－水戸が「B」継続 20.2期計画に対する利益の上振れは若干にとどまろう
エービーシー・マート<2670.T>がもみ合い。水戸証券では、今20.2期会社計画に対する利益の上振れは若干にとどまろうとコメント。レーティング「B」を継続した。
今20.2期会社計画は売上高2783億円（+4％）、営業利益452億円（+3％）の増収増益が据え置かれた。国内既存店売上高計画は+0.6％、国内出退店計画は出店40店、退店15店。水戸では前回4月予想の売上高2800億円（前期比+5％、会社計画比+17億円）、営業利益456億円（同+4％、同+4億円）を据え置き。
6月の国内既存店売上高は+5.5％と好調が継続。また、新POSシステム稼働により決済方法の拡充や、スマートフォンアプリ連携も見込まれ、販売機会の増大につながりそう。一方で、相対的に粗利率が低いNBが中心となるスポーツシューズ売上高構成比率の高まりや、クーポンによる粗利率低下の傾向は続くと考えられ、売上高に対して営業利益の増加幅は控えめになりそうとした。
エービーシー・マート<2670.T>がもみ合い。水戸証券では、今20.2期会社計画に対する利益の上振れは若干にとどまろうとコメント。レーティング「B」を継続した。
今20.2期会社計画は売上高2783億円（+4％）、営業利益452億円（+3％）の増収増益が据え置かれた。国内既存店売上高計画は+0.6％、国内出退店計画は出店40店、退店15店。水戸では前回4月予想の売上高2800億円（前期比+5％、会社計画比+17億円）、営業利益456億円（同+4％、同+4億円）を据え置き。
6月の国内既存店売上高は+5.5％と好調が継続。また、新POSシステム稼働により決済方法の拡充や、スマートフォンアプリ連携も見込まれ、販売機会の増大につながりそう。一方で、相対的に粗利率が低いNBが中心となるスポーツシューズ売上高構成比率の高まりや、クーポンによる粗利率低下の傾向は続くと考えられ、売上高に対して営業利益の増加幅は控えめになりそうとした。
★9:24 レントラックス－3日ぶりに大幅反落 6月連結売上高2％増 伸びは鈍化
レントラックス<6045.T>が3日ぶりに大幅反落。同社は22日、6月の連結ベースの売上高は8億1300万円、前年同月比1.9％増だったと発表した。なお、5月の売上高は8億6500万円、前年同月比9.6％増だったので伸びは鈍化した。また、成果報酬型広告サービス事業におけるパートナーサイト運営者数は3万0001名で、前月比179名の増加となった。
レントラックス<6045.T>が3日ぶりに大幅反落。同社は22日、6月の連結ベースの売上高は8億1300万円、前年同月比1.9％増だったと発表した。なお、5月の売上高は8億6500万円、前年同月比9.6％増だったので伸びは鈍化した。また、成果報酬型広告サービス事業におけるパートナーサイト運営者数は3万0001名で、前月比179名の増加となった。
★9:27 ディップ－水戸が新規「A」 増収増益基調が確認されることで評価が高まる
ディップ<2379.T>が反発。水戸証券では、増収増益基調が確認されることで評価が高まると想定。レーティング「A」、目標株価2800円として、カバレッジを開始した。
今20.2期会社計画は売上高430億円→456億円～467億円（前期比+8％～+11％）、営業利益108億円→128億円～136億円（同+0.4％～+7％）へ修正された。AI・RPAサービスへの参入により、人材サービスの営業人員を異動させることを想定して売上減少の影響を織り込んでいたが、中途採用・外部人材を活用する方針に変更したもよう。
水戸では売上高467億円（前期比+11％）、営業利益136億円（同+7％）、売上高・営業利益ともに会社計画の上限値並みを予想。売上高は第1四半期並みの伸び率を確保できる見通し。主力の「バイトル」は好調が続く見込み。政府による就職氷河期世代の正社員化支援策もあり、正社員・契約社員の求人情報サイト「バイトルNEXT」が高い伸び率を維持できると考えるとした。
ディップ<2379.T>が反発。水戸証券では、増収増益基調が確認されることで評価が高まると想定。レーティング「A」、目標株価2800円として、カバレッジを開始した。
今20.2期会社計画は売上高430億円→456億円～467億円（前期比+8％～+11％）、営業利益108億円→128億円～136億円（同+0.4％～+7％）へ修正された。AI・RPAサービスへの参入により、人材サービスの営業人員を異動させることを想定して売上減少の影響を織り込んでいたが、中途採用・外部人材を活用する方針に変更したもよう。
水戸では売上高467億円（前期比+11％）、営業利益136億円（同+7％）、売上高・営業利益ともに会社計画の上限値並みを予想。売上高は第1四半期並みの伸び率を確保できる見通し。主力の「バイトル」は好調が続く見込み。政府による就職氷河期世代の正社員化支援策もあり、正社員・契約社員の求人情報サイト「バイトルNEXT」が高い伸び率を維持できると考えるとした。
★9:30 住友ゴム－続伸 関西大学と発電タイヤ開発 日経報道
住友ゴム工業<5110.T>が続伸。23日付けの日本経済新聞朝刊は、同社と関西大学が発電するタイヤを開発したと報じた。
記事によれば、関西大の谷弘詞教授の摩擦発電機を活用する。ゴムの中に特殊なフィルムと電極を挟み、衝撃が加わると電気が発生するという。空気圧や路面状況などを監視するセンサーの電源に使えば、パンクといった不具合を防ぎやすくなる。自動運転の実現への課題とされる安全性の向上に、関西の産学連携の成果が貢献しそうだとしている。
住友ゴム工業<5110.T>が続伸。23日付けの日本経済新聞朝刊は、同社と関西大学が発電するタイヤを開発したと報じた。
記事によれば、関西大の谷弘詞教授の摩擦発電機を活用する。ゴムの中に特殊なフィルムと電極を挟み、衝撃が加わると電気が発生するという。空気圧や路面状況などを監視するセンサーの電源に使えば、パンクといった不具合を防ぎやすくなる。自動運転の実現への課題とされる安全性の向上に、関西の産学連携の成果が貢献しそうだとしている。
★9:34 ホープ－続伸 通期純利益を上方修正 黒字転換へ
ホープ<6195.T>が続伸。同社は23日9時5分に、20.6期通期の連結純損益予想を従来の4500万円から6500万円の黒字から7800万円の黒字（前の期は1.3億円の赤字）に引き上げると発表した。
広告事業におけるSMART CREATIONサービス（マチレット）の広告販売高およびエネルギー事業の供給電力量が予想に比して伸長したことが奏功した。制作原価の低減やオペレーションによる生産性の向上も寄与し、予想を上回る見込みとしている。
ホープ<6195.T>が続伸。同社は23日9時5分に、20.6期通期の連結純損益予想を従来の4500万円から6500万円の黒字から7800万円の黒字（前の期は1.3億円の赤字）に引き上げると発表した。
広告事業におけるSMART CREATIONサービス（マチレット）の広告販売高およびエネルギー事業の供給電力量が予想に比して伸長したことが奏功した。制作原価の低減やオペレーションによる生産性の向上も寄与し、予想を上回る見込みとしている。
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