メガチップス-急騰 アップルがインテルと通信半導体の買収交渉 米紙報道を好感
メガチップス<6875.T>が急騰。米アップルが米半導体メーカーのインテルからスマートフォン向け通信半導体事業を買収する交渉を進めていることが明らかになったと米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが報じたことが材料視されている。
ウォール・ストリート・ジャーナルの報道では、アップルは、高速通信規格「5G」への対応を断念し撤退を決めたインテルから知的財産や人材を取り込むことで、通信半導体の自社開発を続ける狙いがあるとしている。
メガチップスは2018年7月に、100%子会社でMEMSベースのタイミング製品のリーダー企業であるSiTime(本部:米国カリフォルニア州)が、インテルと5G分野で事業を共同展開すると発表していたが、インテルがその後5Gモデム事業からの撤退を発表し、先行きが懸念されていた。今回、アップルの買収報道により、5G向け事業の継続見通しが強まったことで買いが向かっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ