後場コメント No.2 日本電技、高橋カーテンウォール、ニチレキ、帝国ホテル、キヤノンＭＪなど
★12:57 日本電技－7日ぶり反落 1Q営業損失2億 売上原価増が重荷
日本電技<1723.T>が7日ぶり反落。同社は24日に、20.3期1Q（4-6月）の連結営業損益が2.1億円の赤字（前年同期は3.3億円の赤字）だったと発表した。売上高は増加基調にあるが、売上原価も増加していることから営業赤字で推移している。
日本電技<1723.T>が7日ぶり反落。同社は24日に、20.3期1Q（4-6月）の連結営業損益が2.1億円の赤字（前年同期は3.3億円の赤字）だったと発表した。売上高は増加基調にあるが、売上原価も増加していることから営業赤字で推移している。
★12:58 すてきナイス－一時ストップ高 第三者委員会から調査報告書 有報提出にメドを好感
すてきナイスグループ<8089.T>が一時ストップ高。同社は7月24日20時に、5月に公表していた、架空の売り上げを計上して決算を粉飾した件に関し、第三者委員会から調査報告書を受領したと発表した。これを受け、有価証券報告書を延長後の提出期限である8月1日までに提出できる見通しが立ったことで、上場廃止の懸念が緩和されたことを好感した買いが入っているようだ。
なお、横浜地検が7月25日、元会長の平田恒一郎氏、元社長の日暮清氏、財務担当役員だった大野弘氏の3容疑者を金融商品取引法違反（有価証券報告書の虚偽記載）の疑いで逮捕したことも伝えられている。
すてきナイスグループ<8089.T>が一時ストップ高。同社は7月24日20時に、5月に公表していた、架空の売り上げを計上して決算を粉飾した件に関し、第三者委員会から調査報告書を受領したと発表した。これを受け、有価証券報告書を延長後の提出期限である8月1日までに提出できる見通しが立ったことで、上場廃止の懸念が緩和されたことを好感した買いが入っているようだ。
なお、横浜地検が7月25日、元会長の平田恒一郎氏、元社長の日暮清氏、財務担当役員だった大野弘氏の3容疑者を金融商品取引法違反（有価証券報告書の虚偽記載）の疑いで逮捕したことも伝えられている。
★13:04 高橋カーテンウォール－後場ストップ高 通期営業益を上方修正 工事進ちょくが好調
高橋カーテンウォール工業<1994.T>が後場ストップ高。同社は25日11時30分に、19.12期通期の連結営業益予想を従来の14.9億円から22.6億円（前期比2.8倍）に引き上げると発表した。
PCカーテンウォール事業において、来期に完成を見込んでいた物件が一部当期に完成する見通しとなったことから、当初予想を上方修正するとしている。
高橋カーテンウォール工業<1994.T>が後場ストップ高。同社は25日11時30分に、19.12期通期の連結営業益予想を従来の14.9億円から22.6億円（前期比2.8倍）に引き上げると発表した。
PCカーテンウォール事業において、来期に完成を見込んでいた物件が一部当期に完成する見通しとなったことから、当初予想を上方修正するとしている。
★13:05 ニチレキ－上げ幅拡大 AIによる舗装道路診断技術をＮＴＴ系と共同開発
ニチレキ<5011.T>が上げ幅拡大。同社は7月25日11時に、ＮＴＴ東日本（東日本電信電話、東京都新宿区）およびＮＴＴコムウェア（東京都港区）と、AIによる新たな舗装道路診断技術を共同で開発し、2019年度中のサービス提供を目指すと発表した。
点検・診断結果から、「真に緊急性を要する要修繕箇所を自動的に見出す技術」をもととした「局部損傷」という概念を提案し、従来のひび割れ検出AIで培った知見をもとに「局部損傷」に特化した新たなAIを開発。そして、「局部損傷」を点検・診断で定量的に評価し、重篤な損傷に至る前に常温表面処理方法で補修する予防保全の仕組みを構築する。この技術は、来るべき自動運転時代に要求されるポットホールを開けない舗装管理にも有効な技術として活用可能とした。
ニチレキ<5011.T>が上げ幅拡大。同社は7月25日11時に、ＮＴＴ東日本（東日本電信電話、東京都新宿区）およびＮＴＴコムウェア（東京都港区）と、AIによる新たな舗装道路診断技術を共同で開発し、2019年度中のサービス提供を目指すと発表した。
点検・診断結果から、「真に緊急性を要する要修繕箇所を自動的に見出す技術」をもととした「局部損傷」という概念を提案し、従来のひび割れ検出AIで培った知見をもとに「局部損傷」に特化した新たなAIを開発。そして、「局部損傷」を点検・診断で定量的に評価し、重篤な損傷に至る前に常温表面処理方法で補修する予防保全の仕組みを構築する。この技術は、来るべき自動運転時代に要求されるポットホールを開けない舗装管理にも有効な技術として活用可能とした。
★13:09 帝国ホテル－野村が目標株価引き上げ ホテルの客室は正規料金の値上げが奏功
帝国ホテル<9708.T>が小高い。野村証券では、ホテルの客室は正規料金の値上げが奏功と判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は2300円→2320円と引き上げた。
宿泊は順調だが宴会が軟調。業績予想の変更はないが、目標株価は2320円に微修正。今20.3期を基準期とするSOTP法による算出方法は変更ないが、6月に開示された前19.3期の有価証券報告書で確認できた賃貸不動産の含み益の拡大を織り込んだとした。
1月に「東京會舘新本館」が丸の内で建替開業したため、競争環境が悪化していると見られる。9月には虎ノ門の「The Okura Tokyo」が建替開業の予定で、宴会事業の苦戦が続く可能性がある。ホテルのRevPARは値上げが奏功し、大幅に上昇。Q1のRevPARは東京が前年同期比8.6％増、大阪が同10.6％増。年初からの正規料金の値上げが功を奏していると見られるとした。
帝国ホテル<9708.T>が小高い。野村証券では、ホテルの客室は正規料金の値上げが奏功と判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は2300円→2320円と引き上げた。
宿泊は順調だが宴会が軟調。業績予想の変更はないが、目標株価は2320円に微修正。今20.3期を基準期とするSOTP法による算出方法は変更ないが、6月に開示された前19.3期の有価証券報告書で確認できた賃貸不動産の含み益の拡大を織り込んだとした。
1月に「東京會舘新本館」が丸の内で建替開業したため、競争環境が悪化していると見られる。9月には虎ノ門の「The Okura Tokyo」が建替開業の予定で、宴会事業の苦戦が続く可能性がある。ホテルのRevPARは値上げが奏功し、大幅に上昇。Q1のRevPARは東京が前年同期比8.6％増、大阪が同10.6％増。年初からの正規料金の値上げが功を奏していると見られるとした。
★13:19 キヤノンＭＪ－野村が目標株価引き下げ ソリューション事業が着々と強化
キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>が続落。野村証券では、ソリューション事業が着々と強化されているとみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は3483円→3460円と引き下げた。
今19.12期Q2（4～6月期）の売上高は前年同期比1％増収の1519億円。コンスーマがレンズ交換式カメラの不振により減収となったものの、エンタープライズ、エリアの各セグメントが増収となり、全社では増収となった。営業利益は経費の抑制と製品ミックスの改善で同8％増益の64億円。会社は今19.12期の業績計画を若干上方修正した。
決算を受けて野村の業績予想を微修正も、見方に大きな変更はなし。会社が取り組んできたソリューション部隊の強化策が奏功しつつあると指摘した。
キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>が続落。野村証券では、ソリューション事業が着々と強化されているとみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は3483円→3460円と引き下げた。
今19.12期Q2（4～6月期）の売上高は前年同期比1％増収の1519億円。コンスーマがレンズ交換式カメラの不振により減収となったものの、エンタープライズ、エリアの各セグメントが増収となり、全社では増収となった。営業利益は経費の抑制と製品ミックスの改善で同8％増益の64億円。会社は今19.12期の業績計画を若干上方修正した。
決算を受けて野村の業績予想を微修正も、見方に大きな変更はなし。会社が取り組んできたソリューション部隊の強化策が奏功しつつあると指摘した。
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