前場コメント No.9 ドリコム、新光電気工業、ＮＣＳ＆Ａ、ディスコ、中外製薬など
★9:36 ドリコム－急騰 1Q純損益を上方修正 ゲーム事業が好調
ドリコム<3793.T>が急騰。同社は25日に、20.3期1Q（4-6月）の連結純損益予想を2000万円の黒字から1.2億円の黒字（前年同期は5.0億円の赤字）に引き上げると発表した。
既存ネイティブゲームタイトルおよびenza提供タイトルが、周年イベントなどでユーザーの強い支持を獲得したことが奏功した。
ドリコム<3793.T>が急騰。同社は25日に、20.3期1Q（4-6月）の連結純損益予想を2000万円の黒字から1.2億円の黒字（前年同期は5.0億円の赤字）に引き上げると発表した。
既存ネイティブゲームタイトルおよびenza提供タイトルが、周年イベントなどでユーザーの強い支持を獲得したことが奏功した。
★9:39 新光電気工業－野村が目標株価引き下げ PKGはMCMに対応した設備投資を急ぐ必要があろう
新光電気工業<6967.T>が大幅続落。野村証券では、PKGはMCMに対応した設備投資を急ぐ必要があろうとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は900円→870円と引き下げた。
4～6月期決算は売上高、営業利益の着地とも、野村事前推定を下回った。売上高は静電チャックの販売弱含み、利益は有機PKGの製品ミックス悪化が背景と推察。会社は上期および通期計画を下方修正した。通期会社計画は売上高が1492億円→1465億円（上期708億円→699億円）、営業利益は77億円→40億円（同20億円→2億円）。野村では、リードフレームと有機PKGの収益性前提を引き下げ、業績予想を再下方修正。サーバーなどに使わるハイエンドPKGで、市場シェアをやや落とした可能性があると推測。
新光電気工業<6967.T>が大幅続落。野村証券では、PKGはMCMに対応した設備投資を急ぐ必要があろうとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は900円→870円と引き下げた。
4～6月期決算は売上高、営業利益の着地とも、野村事前推定を下回った。売上高は静電チャックの販売弱含み、利益は有機PKGの製品ミックス悪化が背景と推察。会社は上期および通期計画を下方修正した。通期会社計画は売上高が1492億円→1465億円（上期708億円→699億円）、営業利益は77億円→40億円（同20億円→2億円）。野村では、リードフレームと有機PKGの収益性前提を引き下げ、業績予想を再下方修正。サーバーなどに使わるハイエンドPKGで、市場シェアをやや落とした可能性があると推測。
★9:42 住友ゴム－反落 DUNLOPのジムカーナ競技用タイヤ「DIREZZA β10」を発売
住友ゴム<5110.T>が5日ぶり反落。同社は7月25日大引け後に、DUNLOPのジムカーナ競技用タイヤ「DIREZZA β10」を8月2日から発売すると発表した。
発売サイズは3サイズで、価格はオープン価格。DUNLOP「DIREZZA β10」はジムカーナ競技での上位入賞を目標に開発したハイグリップスポーツタイヤ。新開発の非対称パターンの採用とプロファイルやコンパウンドの最適化により、グリップ性能とコントロール性能に加えて耐摩耗性能を高い次元で実現しているとした。
住友ゴム<5110.T>が5日ぶり反落。同社は7月25日大引け後に、DUNLOPのジムカーナ競技用タイヤ「DIREZZA β10」を8月2日から発売すると発表した。
発売サイズは3サイズで、価格はオープン価格。DUNLOP「DIREZZA β10」はジムカーナ競技での上位入賞を目標に開発したハイグリップスポーツタイヤ。新開発の非対称パターンの採用とプロファイルやコンパウンドの最適化により、グリップ性能とコントロール性能に加えて耐摩耗性能を高い次元で実現しているとした。
★9:44 ＮＣＳ＆Ａ－急騰 1Q純損益3.4億円 違約金による特別利益が押し上げ
ＮＣＳ＆Ａ<9709.T>が急騰。同社は25日に、20.3期1Q（4-6月）の連結純損益が3.4億円の黒字（前年同期は3400万円の赤字）だったと発表した。
ホテルシステム事業が売上、利益ともに堅調に推移しているほか、保守契約の途中契約による違約金収入1.6億円を特別利益に計上したことが寄与した。
ＮＣＳ＆Ａ<9709.T>が急騰。同社は25日に、20.3期1Q（4-6月）の連結純損益が3.4億円の黒字（前年同期は3400万円の赤字）だったと発表した。
ホテルシステム事業が売上、利益ともに堅調に推移しているほか、保守契約の途中契約による違約金収入1.6億円を特別利益に計上したことが寄与した。
★9:45 ディスコ－野村が目標株価引き上げ 回復への具体的な動きはないが期待感は高い
ディスコ<6146.T>が6日ぶり大幅反落。野村証券では、回復への具体的な動きはないが期待感は高いと判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を21496円→24904円と引き上げた。
4～6月期売上高は327億円、営業利益は71億円。今20.3期より、会計方針を従来の出荷基準から検収基準に変更したため、前年同期との比較は行っていない。前19.3期末で未検収の出荷済み装置は230億円だった。4～6月期で100億円、7～9月期で100億円、10～12月期で30億円売上計上を予定。
4～6月期の受注は292億円で前四半期比36億円減少。大きなキャンセルはなし。会社は今後も大きな受注の回復は見込んでおらず、OSAT、日韓メモリメーカーの投資抑制で厳しい需要環境が続くという認識。受注の回復遅れから、今20.3期の業績予想を下方修正したが、同社の中期成長性に対する高い評価に変化はなく、22.3期以降の業績予想は上方修正したとしている。
ディスコ<6146.T>が6日ぶり大幅反落。野村証券では、回復への具体的な動きはないが期待感は高いと判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を21496円→24904円と引き上げた。
4～6月期売上高は327億円、営業利益は71億円。今20.3期より、会計方針を従来の出荷基準から検収基準に変更したため、前年同期との比較は行っていない。前19.3期末で未検収の出荷済み装置は230億円だった。4～6月期で100億円、7～9月期で100億円、10～12月期で30億円売上計上を予定。
4～6月期の受注は292億円で前四半期比36億円減少。大きなキャンセルはなし。会社は今後も大きな受注の回復は見込んでおらず、OSAT、日韓メモリメーカーの投資抑制で厳しい需要環境が続くという認識。受注の回復遅れから、今20.3期の業績予想を下方修正したが、同社の中期成長性に対する高い評価に変化はなく、22.3期以降の業績予想は上方修正したとしている。
★9:50 中外製薬－野村が目標株価引き上げ 主役はTecentriqとHemlibra 業績予想上方修正
中外製薬<4519.T>が3日ぶり反発。野村証券では、主役はTecentriqとHemlibraと注目。業績予想を上方修正し、レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は7500円→8000円と引き上げた。
1～3月期に続き、4～6月期業績も好調。今19.12期以降の売上高および営業利益の予想を上方修正。ポイントは以下の通り。（1）売上高は従来野村予想を175億円上回った。要因はAvastin、Perjeta、Tecentriqの国内販売が好調。（2）Hemlibraの海外販売好調を受け、ロイヤルティ収入は予想を約42億円上回った。 （3）Hemlibraの日本売上高は6月の長期処方制限の解除もあり、野村従来予想を大きく上回った。4週間隔を望む成人患者での使用が増えたと野村では推測。（4）営業利益は新薬の好調により製品ミックスが改善し、野村従来予想を184億円上回った。
中外製薬<4519.T>が3日ぶり反発。野村証券では、主役はTecentriqとHemlibraと注目。業績予想を上方修正し、レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は7500円→8000円と引き上げた。
1～3月期に続き、4～6月期業績も好調。今19.12期以降の売上高および営業利益の予想を上方修正。ポイントは以下の通り。（1）売上高は従来野村予想を175億円上回った。要因はAvastin、Perjeta、Tecentriqの国内販売が好調。（2）Hemlibraの海外販売好調を受け、ロイヤルティ収入は予想を約42億円上回った。 （3）Hemlibraの日本売上高は6月の長期処方制限の解除もあり、野村従来予想を大きく上回った。4週間隔を望む成人患者での使用が増えたと野村では推測。（4）営業利益は新薬の好調により製品ミックスが改善し、野村従来予想を184億円上回った。
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