前場コメント No.5 T&DHD、ミスミG、エスティック、3Dマトリックス、PALTACなど

2019/07/29(月) 11:30
★9:06  T&DHD-底堅い マイナス金利環境の継続を踏まえて 「買い」継続もCLから削除
 T&Dホールディングス<8795.T>が底堅い。ゴールドマン・サックス証券では、マイナス金利環境の継続を踏まえ、投資判断「買い」を継続も、コンビクション・リストから削除した。目標株価は2360円→1830円と引き下げた。
 足元の金利環境を踏まえた株主資本コストの上昇、節税を訴求する商品の反映を踏まえても、同社の株価は割安な水準であると考え、買い推奨を継続。ただし、マイナス金利環境の継続、およびそれがもたらす影響が不透明であることを踏まえ、コンビクション・リストからは削除するとした。CLに採用した2017年4月26日以降、同社株は28%下落(TOPIXは2%上昇)。アンダーパフォーマンスは長期化しているマイナス金利環境と金利上昇期待のはく落であると考えるとした。

★9:06  ミスミG-続落 1Q営業益35%減 FA事業が低調
 ミスミグループ本社<9962.T>が続落。同社は26日、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が58.5億円(前年同期比35.3%減)だったと発表した。上期の会社計画148億円に対する進ちょくは39.5%。
 FA事業で前年同期の大口受注におる反動減があったことに加え、先行投資を継続したことでセグメント利益が45.1%減と大幅な減益となったことが響いた。

★9:06  エスティック-買い気配 1Q営業益56%増 ハンドナットランナおよびネジ締付装置が好調
 エスティック<6161.T>が買い気配。同社は26日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は6.5億円(前年同期比56.1%増)だったと発表した。上期の会社計画9.9億円に対する進ちょくは65.5%。
 主力販売先である自動車産業における設備投資の状況は、前年度から引き続き設備投資が堅調に推移している。特にハンドナットランナおよびネジ締付装置がけん引し前年四半期平均を大きく上回る売上高となった。

★9:06  エスティック-買い気配 1株5178円で自己株TOB 筆頭株主の弘鈴興産が応募へ
 エスティック<6161.T>が買い気配。同社は28日に、上限26万0100株・13億4679万7800円の自己株取得枠(取得期間7月29日~9月30日、発行済み株式総数に対する割合8.84%)を設定し、その買い付けとして自己株式の公開買い付け(TOB)を行うと発表した。
 筆頭株主の弘鈴興産が保有する普通株式の取得を目的としている。TOBの買付価格は1株につき5178円、買付期間は7月29日~8月26日で、買付予定数は26万株。応募がこれを超える場合はその超える部分の全部または一部の買い付けを行わないものとし、あん分比例によって買い付ける。なお、弘鈴興産より24万株を応募する旨の回答を得ているとしている。

★9:07  3Dマトリックス-反発 ホウ素中性子捕捉療法に用いる新規ホウ素薬剤が特許登録
 スリー・ディー・マトリックス<7777.T>が反発。同社は7月26日大引け後に、自己組織化ペプチドと、臨床使用実績のあるホウ素薬剤(BSH)からなる新規ホウ素薬剤に関して、岡山大学保有の日本での特許が登録となった旨を、岡山大学発ベンチャー企業の粒子線医療研究所から報告を受けたと発表した。
 この特許は岡山大学の基本特許であり、同社はその実用化に向けて共同研究を行っており、自己組織化ペプチド技術をドラッグ・デリバリー・システムとして活用した、ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)に関する特許。 また、粒子線医療研究所と同社の間では、BNCTの海外での実用化に関わる相互支援の覚書を締結しているとした。

★9:07  PALTAC-売り気配 通期純利益を上方修正も1Q純利益は9%減
 PALTAC<8283.T>が売り気配。同社は26日、20.3期通期の連結純利益予想を従来の190億円から255億円(前年同期比29.0%増)に引き上げると発表した。
 固定資産の譲渡による売却益として、下期に特別利益94億円を計上する見込みから予想を修正するとしている。
 併せて発表した20.3期1Q(4-6月)の連結純利益は47.8億円(前年同期比8.8%減)だった。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,068.35 -1011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース250 638.74 -21.13
NYダウ 37,775.38 +22.07
ナスダック総合 15,601.50 -81.87
ドル/円 154.42 -0.22
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ