前場コメント No.10 ケイアイスター不動産、MARUWA、日本電産、TOYOTIRE、ホットランドなど
★9:22 ケイアイスター-底堅い グループ統括生産企画部を設置 利益・財務体質を大幅改善
ケイアイスター不動産<3465.T>が底堅い。同社は7月30日大引け後に、ITを生かしたデータドリブン経営による分譲住宅事業の生産性向上、利益・財務体質の大幅改善を目指し、社内にグループ統括生産企画部(GHP)を設置したと発表した。
前期において分譲用地の仕入れが好調に推移していた一方で、職人不足や設計部門の業務量過多などから生産遅延が散見されるようになった。要因として、データ集計が各部門で行われており、フォーマットが統一されていないため、集約と分析に時間と人手を要していた。これを踏まえ、生産力と工程管理を最重要項目ととらえ、問題点を専門的に検証して早期対策の実現を図るため、GHPを設置したとしている。
ケイアイスター不動産<3465.T>が底堅い。同社は7月30日大引け後に、ITを生かしたデータドリブン経営による分譲住宅事業の生産性向上、利益・財務体質の大幅改善を目指し、社内にグループ統括生産企画部(GHP)を設置したと発表した。
前期において分譲用地の仕入れが好調に推移していた一方で、職人不足や設計部門の業務量過多などから生産遅延が散見されるようになった。要因として、データ集計が各部門で行われており、フォーマットが統一されていないため、集約と分析に時間と人手を要していた。これを踏まえ、生産力と工程管理を最重要項目ととらえ、問題点を専門的に検証して早期対策の実現を図るため、GHPを設置したとしている。
★9:22 アルプスアルパイン-急騰 1Q営業益39%減も通期予想は据え置き
アルプスアルパイン<6770.T>が急騰。同社は30日、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が58.8億円(前年同期比38.9%減)だったと発表した。上期の会社計画235億円に対する進ちょくは25.0%。
電子部品事業は車載市場で自動車市場の景気減速の影響を受けモジュール製品や通信用高周波製品が軟調傾向となったことが影響した。カーナビ事業は増収となったものの、費用増からセグメントで前年同期比39.2%の減益となったことが響いた。なお、通期の業績予想については据え置いている。
株価は通期業績の予想を据え置いたことから、2Q以降の利益回復を期待した買いが優勢となっている。
アルプスアルパイン<6770.T>が急騰。同社は30日、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が58.8億円(前年同期比38.9%減)だったと発表した。上期の会社計画235億円に対する進ちょくは25.0%。
電子部品事業は車載市場で自動車市場の景気減速の影響を受けモジュール製品や通信用高周波製品が軟調傾向となったことが影響した。カーナビ事業は増収となったものの、費用増からセグメントで前年同期比39.2%の減益となったことが響いた。なお、通期の業績予想については据え置いている。
株価は通期業績の予想を据え置いたことから、2Q以降の利益回復を期待した買いが優勢となっている。
★9:25 MARUWA-急騰 1Q営業益9%増 セラミック部品事業・照明機器事業ともに好調
MARUWA<5344.T>が急騰。同社は30日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は22.3億円(前年同期比8.9%増)だったと発表した。上期の会社計画34.5億円に対する進ちょくは64.7%となっている。
セラミック部品事業が、車載関連では電装化や安全対策用途、AI・IoT関連や次世代高速通信関連ではノイズ対策や小型化など、差別化製品の開発や開拓・拡販を行ったことにより、増益となった。また、照明機器事業が、競争力の高い差別化製品の開発に注力し、収益性の向上に取り組んだことにより、大幅な増益となったことも寄与した。
MARUWA<5344.T>が急騰。同社は30日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は22.3億円(前年同期比8.9%増)だったと発表した。上期の会社計画34.5億円に対する進ちょくは64.7%となっている。
セラミック部品事業が、車載関連では電装化や安全対策用途、AI・IoT関連や次世代高速通信関連ではノイズ対策や小型化など、差別化製品の開発や開拓・拡販を行ったことにより、増益となった。また、照明機器事業が、競争力の高い差別化製品の開発に注力し、収益性の向上に取り組んだことにより、大幅な増益となったことも寄与した。
★9:27 日本電産-TIWが「2+」継続 固定費削減効果は2Q以降に本格的に表れる見込み
日本電産<6594.T>が底堅い。投資情報会社のTIWでは、固定費削減効果は2Q以降に本格的に表れる見込みとして、投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
足もとの業績は中国の停滞によって厳しいが、今回も取り組んでいる施策の実行により、回復後の収益構造が一段と強固になり、中期的にはより高い収益性の実現に期待が持てる。車載分野でも将来成長を加速させる手を打ち、実際に受注急増という形で効果が見えつつある。中長期視点から株価上昇への見方を見直す必要はないと判断し「2+」の評価を維持するとした。
日本電産<6594.T>が底堅い。投資情報会社のTIWでは、固定費削減効果は2Q以降に本格的に表れる見込みとして、投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
足もとの業績は中国の停滞によって厳しいが、今回も取り組んでいる施策の実行により、回復後の収益構造が一段と強固になり、中期的にはより高い収益性の実現に期待が持てる。車載分野でも将来成長を加速させる手を打ち、実際に受注急増という形で効果が見えつつある。中長期視点から株価上昇への見方を見直す必要はないと判断し「2+」の評価を維持するとした。
★9:29 TOYOTIRE-反落 欧州タイヤ生産工場を建設 タイヤ生産で子会社設立
TOYO TIRE<5105.T>が反落。同社は7月30日大引け後に、乗用車用、ライトトラック用ラジアルタイヤの生産能力を増強するため、欧州にタイヤ生産工場を建設し、タイヤ生産子会社を設立すると発表した。セルビアに約488億円を投じて、乗用車用、ライトトラック用ラジアルタイヤを生産する工場を新設する。生産開始は2022年1月を予定。
TOYO TIRE<5105.T>が反落。同社は7月30日大引け後に、乗用車用、ライトトラック用ラジアルタイヤの生産能力を増強するため、欧州にタイヤ生産工場を建設し、タイヤ生産子会社を設立すると発表した。セルビアに約488億円を投じて、乗用車用、ライトトラック用ラジアルタイヤを生産する工場を新設する。生産開始は2022年1月を予定。
★9:33 ホットランド-急落 上期営業益2倍も伸びは鈍化
ホットランド<3196.T>が急落。同社は30日、19.12期2Q(1-6月)の連結営業利益が8.6億円(前年同期比2.0倍)だったと発表した。通期の会社計画16.2億円に対する進ちょくは53.0%。
主力ブランドの「築地銀だこ」の既存店売上高が毎月前年超えを達成し、好調に推移した。新規出店を7店出店したことも寄与した。株価は1Q時点の営業利益が5.8億円だったことから、2Q時点での伸び鈍化を嫌気した売りが優勢になっている。
ホットランド<3196.T>が急落。同社は30日、19.12期2Q(1-6月)の連結営業利益が8.6億円(前年同期比2.0倍)だったと発表した。通期の会社計画16.2億円に対する進ちょくは53.0%。
主力ブランドの「築地銀だこ」の既存店売上高が毎月前年超えを達成し、好調に推移した。新規出店を7店出店したことも寄与した。株価は1Q時点の営業利益が5.8億円だったことから、2Q時点での伸び鈍化を嫌気した売りが優勢になっている。
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