前場コメント No.13 ポーラオルビス、ＡＢＣマート、丸紅、アートネイチャー、トクヤマなど
★9:46 ポーラオルビス－急落 通期営業益を下方修正 上期営業益は30％減で着地
ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が急落。同社は30日に、19.12期通期の営業利益予想を従来の405億円から345億円（前期比12.6％減）に引き下げると発表した。上期のPOLAブランドの落ち込みを踏まえた。市場コンセンサスは398億円となっている。
併せて発表した、19.12期上期（1-6月）の営業利益は162億円（前年同期比29.7％減）だった。基幹ブランドであるPOLAブランドの国内インバウンド売り上げの減少が響いた。
ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が急落。同社は30日に、19.12期通期の営業利益予想を従来の405億円から345億円（前期比12.6％減）に引き下げると発表した。上期のPOLAブランドの落ち込みを踏まえた。市場コンセンサスは398億円となっている。
併せて発表した、19.12期上期（1-6月）の営業利益は162億円（前年同期比29.7％減）だった。基幹ブランドであるPOLAブランドの国内インバウンド売り上げの減少が響いた。
★9:46 ＡＢＣマート－小安い ecbeinとオムニチャネルの戦略パートナーとして提携
エービーシー・マート<2670.T>が小安い。同社は7月30日大引け後に、ecbeing（東京都渋谷区）とオムニチャネルの戦略パートナーとして、EC×店舗の次世代ECによる新たな顧客体験の実現を目指すと発表した。
ecbeingは2010年以降、ABC-MARTオンラインストア「ABC-MART.net」の構築・強化に携わるとともに、店舗向け直送システム「iChock」、販売スタッフ向け「sNAVI」などの実現に貢献してきた会社。今後、ＡＢＣマートのオムニチャネル戦略全般に関わる企画、設計、構築、運営においてより広範囲に連携していくとした。
エービーシー・マート<2670.T>が小安い。同社は7月30日大引け後に、ecbeing（東京都渋谷区）とオムニチャネルの戦略パートナーとして、EC×店舗の次世代ECによる新たな顧客体験の実現を目指すと発表した。
ecbeingは2010年以降、ABC-MARTオンラインストア「ABC-MART.net」の構築・強化に携わるとともに、店舗向け直送システム「iChock」、販売スタッフ向け「sNAVI」などの実現に貢献してきた会社。今後、ＡＢＣマートのオムニチャネル戦略全般に関わる企画、設計、構築、運営においてより広範囲に連携していくとした。
★9:47 丸紅－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き下げ 課題は残る
丸紅<8002.T>が小安い。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、コモディティ市況、為替の変動に注目。投資判断「Equal-Weight」を継続、目標株価は900円→780円と引き下げた。
目標株価と現株価水準のかい離についての業界内での相対感に基づき「EW」を継続。投資先峻別と資産入れ替えを進め、財務基盤強化を最優先課題として継続的に取り組むスタンスを明示。18年度以降は配当金の下限保証を設定、収益改善への自信を示した点は、市場にはポジティブに受け止められている。一方、成長のけん引役となるべき食料部門などトレードビジネスの低調さの克服、海外大型投資プロジェクトの収益成長への貢献度も期待値に届かないなどの課題は残るとした。
丸紅<8002.T>が小安い。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、コモディティ市況、為替の変動に注目。投資判断「Equal-Weight」を継続、目標株価は900円→780円と引き下げた。
目標株価と現株価水準のかい離についての業界内での相対感に基づき「EW」を継続。投資先峻別と資産入れ替えを進め、財務基盤強化を最優先課題として継続的に取り組むスタンスを明示。18年度以降は配当金の下限保証を設定、収益改善への自信を示した点は、市場にはポジティブに受け止められている。一方、成長のけん引役となるべき食料部門などトレードビジネスの低調さの克服、海外大型投資プロジェクトの収益成長への貢献度も期待値に届かないなどの課題は残るとした。
★9:50 アートネイチャー－大幅反落 女性用ウィッグ販売の「NAO-ART」を買収
アートネイチャー<7823.T>が3日ぶり大幅反落。同社は7月30日大引け後に、かつら商品の製造および販売を行う、NAO-ART（東京都千代田区）の全株式を取得すると発表した。株式取得は10月1日。首都圏を中心に女性用ウィッグを販売する企業。
アートネイチャー<7823.T>が3日ぶり大幅反落。同社は7月30日大引け後に、かつら商品の製造および販売を行う、NAO-ART（東京都千代田区）の全株式を取得すると発表した。株式取得は10月1日。首都圏を中心に女性用ウィッグを販売する企業。
★9:52 トクヤマ－ＳＢＩが目標株価引き下げ 2Qから石炭価格下落効果が発現
トクヤマ<4043.T>がもみ合い。ＳＢＩ証券では、2Qから石炭価格下落効果が発現し、通期計画は達成可能とみて、投資判断「買い」を継続した。目標株価は4400円→4350円と引き下げた。
注目点は以下の3点。（1）石炭価格下落効果は2Qから見込まれる。（2）半導体用ポリシリコンは、先端半導体向け高純度品の需給ひっ迫により、19年度の価格は5％程度の上昇をＳＢＩでは予想。（3）1Q決算は化成品と特殊品が計画比下振れ。
ＳＢＩでは、19年度1Q決算後に同社の売上予想を減額修正するとしたが、営業利益予想に変更はなし。カセイソーダの輸出市況下落や、半導体市場減速の影響はあるものの、石炭価格下落の効果が2Qから見込まれるため、これでカバーできる見込みとした。
トクヤマ<4043.T>がもみ合い。ＳＢＩ証券では、2Qから石炭価格下落効果が発現し、通期計画は達成可能とみて、投資判断「買い」を継続した。目標株価は4400円→4350円と引き下げた。
注目点は以下の3点。（1）石炭価格下落効果は2Qから見込まれる。（2）半導体用ポリシリコンは、先端半導体向け高純度品の需給ひっ迫により、19年度の価格は5％程度の上昇をＳＢＩでは予想。（3）1Q決算は化成品と特殊品が計画比下振れ。
ＳＢＩでは、19年度1Q決算後に同社の売上予想を減額修正するとしたが、営業利益予想に変更はなし。カセイソーダの輸出市況下落や、半導体市場減速の影響はあるものの、石炭価格下落の効果が2Qから見込まれるため、これでカバーできる見込みとした。
★9:55 日野自動車－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 引き続き会社計画のハードルは高そう
日野自動車<7205.T>が6日ぶり大幅反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、1Qの内容は見かけほど悪くないが、引き続き会社計画のハードルは高そうとコメント。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は950円→920円と引き下げた。
「Neutral」を継続する理由は、インドネシアの需要回復が長期的に緩やかになると予想され、成長へのカタリストが見えにくいため。今20.3期はインドネシアを中心とした海外販売が会社計画水準まで回復するとは想定していないとし、会社計画営業利益の900億円のハードルは高いと考えられる。ただし、株価は引き続き割安な水準にあると考えられ、インドネシアの底入れ確認を待ちたいとした。
日野自動車<7205.T>が6日ぶり大幅反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、1Qの内容は見かけほど悪くないが、引き続き会社計画のハードルは高そうとコメント。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は950円→920円と引き下げた。
「Neutral」を継続する理由は、インドネシアの需要回復が長期的に緩やかになると予想され、成長へのカタリストが見えにくいため。今20.3期はインドネシアを中心とした海外販売が会社計画水準まで回復するとは想定していないとし、会社計画営業利益の900億円のハードルは高いと考えられる。ただし、株価は引き続き割安な水準にあると考えられ、インドネシアの底入れ確認を待ちたいとした。
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