前場コメント No.17 世紀東急工業、藤商事、大日本印刷、ニューフレア、イオンファンタジーなど

2019/07/31(水) 11:31
★10:34  世紀東急工業-急騰 通期純利益を上方修正 増配も実施
 世紀東急工業<1898.T>が急騰。同社は30日、20.3通期の連結純利益予想を従来の44.0億円から58.0億円(前年同期比66.7%増)に引き上げると発表した。
 前期に計上した独占禁止法関連損失引当金43.5億円のうち、実際の課徴金納付額29.0億円との差額14.5億円を戻入金として特別利益に計上したことが寄与した。
 また、20.3期の期末配当予想を30円から40円(前の期は27円)に修正すると発表した。なお、年間配当も同様となる。

★10:37  ワコール-急落 1Q営業益17%減 ワコール事業(海外)の減益響く
 ワコールホールディングス<3591.T>が急落。同社は30日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(米国基準)は36.4億円(前年同期比17.1%減)だったと発表した。
 国内事業はワコールの販管費の増加が影響し6%の減益、海外事業も減収影響から減益となった。また、ピーチ・ジョン事業、その他がともに減収によって営業損失となったことも響いた。

★10:38  藤商事-小安い パチスロ遊技機の開発・製造で「ミラクル」「オレンジ」新設
 藤商事<6257.T>が小安い。同社は7月30日大引け後に、パチスロ遊技機の開発・製造・販売を行う100%子会社として、ミラクル(大阪市)、オレンジ(大阪市)の2社を10月1日に新設すると発表した。グループのパチスロ遊技機において複数ブランドを活用した機動的かつ安定的な供給体制を構築することにより、収益力の強化を図るもの。

★10:41  大日本印刷-底堅い 国際ブランドデビット決済の導入を容易にするASP型パッケージ開発
 大日本印刷<7912.T>が底堅い。同社は7月30日大引け後に、VISAやMasterCardなど国際ブランドのデビット決済(即時払い)の導入・運用に必要な機能を提供する「DNP国際ブランドデビット 決済サービス」について、7月31日にインターネット上のアプリケーションとして利用できるASP(Application Service Provider)型での提供を開始すると発表した。
 このASPサービスを複数の金融機関で利用できるマルチテナント方式で提供し、カード発行会社や地方銀行などは、利用者にとって安全・安心で便利な決済サービスを比較的低コスト・短納期で導入できるとしている。

★10:44  ニューフレアテクノロジー-急騰 1Q営業赤字縮小 電子ビームマスク描画装置の拡販が奏功
 ニューフレアテクノロジー<6256.T>が急騰。同社は13日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は1.1億円の赤字(前年同期は20.9億円の赤字)だったと発表した。主力の電子ビームマスク描画装置やエピタキシャル成長装置などの拡販に努めたことが奏功した。なお、上期の会社計画51.0億円の黒字は据え置いた。

★10:44  イオンファンタジー-SMBC日興が目標株価引き上げ モメンタム改善が進もう
 イオンファンタジー<4343.T>が底堅い。SMBC日興証券では、想定通りに1Qをボトムとしたモメンタム改善が進もうとコメント。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を3100円→3400円と引き上げた。
 今20.2期1Qは国内が好調だった一方、中国が低調で厳しいスタートとなった。ただし、その後の6月月次では、国内の好調継続に加え、中国の回復基調が鮮明になってきたことが確認された。株価も(1)国内の好調継続による業績押し上げ、(2)中国でのディスカウントセールの反動減一巡による前年割れからの回復期待をいったんは織り込んだものとみられる。
 中国で順次導入を進めているリデンプションの効果はまだ十分には織り込まれていないと判断。導入店舗では2ケタ超の売上成長となる効果が確認され、導入ペースも同社計画を上回って進ちょくしているとみられる。2Q以降も順次導入が進むことで期を追うごとに中国のモメンタムの改善基調が確認され、株価評価も向上していくと考えているとした。


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