前場コメント No.3 ＮＥＣ、日本アビオニクス、三井物産、リコー、日本テレビなど
★9:02 ＮＥＣ－買い気配 1Q営業黒字転換 グローバル事業やシステムプラットフォーム事業の損益改善が寄与
ＮＥＣ<6701.T>が買い気配。同社は7月31日に、20.3期1Q（4-6月）の連結営業損益（IFRS基準）は54.2億円の黒字（前年同期は107.0億円の赤字）だったと発表した。
グローバル事業が、セーファーシティ、サービスプロバイダ向け、ワイヤレスバックホール、海洋システムの収益性が改善したことにより、赤字縮小となった。また、システムプラットフォーム事業が、増収やプロダクトミックスの改善などにより、黒字転換したことも寄与した。
ＮＥＣ<6701.T>が買い気配。同社は7月31日に、20.3期1Q（4-6月）の連結営業損益（IFRS基準）は54.2億円の黒字（前年同期は107.0億円の赤字）だったと発表した。
グローバル事業が、セーファーシティ、サービスプロバイダ向け、ワイヤレスバックホール、海洋システムの収益性が改善したことにより、赤字縮小となった。また、システムプラットフォーム事業が、増収やプロダクトミックスの改善などにより、黒字転換したことも寄与した。
★9:03 日本アビオニクス－続伸 ＮＡＪが1株1100円でTOBへ ＮＥＣが保有株を応募の意向
日本アビオニクス<6946.T>が続伸。同社は7月31日大引け後に、ＮＡＪホールディングス（東京都千代田区）が日アビオ株の公開買い付け（TOB）を行うと発表した。
TOBの買い付け価格は1株につき1100円、買い付け予定数の上限は155万6500株、下限は141万5100株。上限の株数を取得する場合の議決権割合は55.12％となる。国内外の官公庁における手続きを経て、TOB開始は12月中旬を目指すとした。上場は維持する方針。なお、TOBにはＮＥＣ<6701.T>が保有する141万5100株（所有割合50.11％）を応募する契約を結んだとした。
日本アビオニクス<6946.T>が続伸。同社は7月31日大引け後に、ＮＡＪホールディングス（東京都千代田区）が日アビオ株の公開買い付け（TOB）を行うと発表した。
TOBの買い付け価格は1株につき1100円、買い付け予定数の上限は155万6500株、下限は141万5100株。上限の株数を取得する場合の議決権割合は55.12％となる。国内外の官公庁における手続きを経て、TOB開始は12月中旬を目指すとした。上場は維持する方針。なお、TOBにはＮＥＣ<6701.T>が保有する141万5100株（所有割合50.11％）を応募する契約を結んだとした。
★9:03 村田製作所－買い気配 1Q営業益30％増 高付加価値品の増加が寄与
村田製作所<6981.T>が買い気配。同社は7月31日に、20.3期1Q（4-6月）の連結営業利益（米国基準）は626億円（前年同期比29.9％増）だったと発表した。上期の会社計画1155億円に対する進ちょくは54.2％となっている。
製品価格の値下がり、減価償却費の増加などの減益要因はあったものの、品種構成における高付加価値品の増加、原価低減の取り組みおよび為替変動の影響などが寄与した。
村田製作所<6981.T>が買い気配。同社は7月31日に、20.3期1Q（4-6月）の連結営業利益（米国基準）は626億円（前年同期比29.9％増）だったと発表した。上期の会社計画1155億円に対する進ちょくは54.2％となっている。
製品価格の値下がり、減価償却費の増加などの減益要因はあったものの、品種構成における高付加価値品の増加、原価低減の取り組みおよび為替変動の影響などが寄与した。
★9:03 三井物産－底堅い Q1はおおむね想定線 一部はQ2以降に利益拡大を期待 「買い」継続
三井物産<8031.T>が底堅い。ゴールドマン・サックス証券では、Q1はおおむね想定線であり、一部事業はQ2以降に利益拡大を期待するとコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価を2150円→2200円と引き上げた。
7月31日、三井物産はQ1決算を公表。通期利益/配当計画を据え置いた。Q1純利益はＧＳ予想を小幅に下振れ。ただし、同社は複数の事業でQ2以降に利益が改善する見込みとしている。エネルギーのQ1好進ちょくなどを踏まえて利益予想を小幅に引き上げ、目標株価を2150円→2200円に見直し。ＧＳ想定に沿って進ちょくすれば、早ければ中間決算公表時に増配または自社株買いの公表がありそうとした。
三井物産<8031.T>が底堅い。ゴールドマン・サックス証券では、Q1はおおむね想定線であり、一部事業はQ2以降に利益拡大を期待するとコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価を2150円→2200円と引き上げた。
7月31日、三井物産はQ1決算を公表。通期利益/配当計画を据え置いた。Q1純利益はＧＳ予想を小幅に下振れ。ただし、同社は複数の事業でQ2以降に利益が改善する見込みとしている。エネルギーのQ1好進ちょくなどを踏まえて利益予想を小幅に引き上げ、目標株価を2150円→2200円に見直し。ＧＳ想定に沿って進ちょくすれば、早ければ中間決算公表時に増配または自社株買いの公表がありそうとした。
★9:03 リコー－7日ぶり大幅反発 1Q営業利益40％増 土地建物の売却益が寄与
リコー<7752.T>が7日ぶり大幅反発。同社は7月31日、20.3期1Q（4-6月）の連結営業利益（IFRS）が276億円（前年同期比39.8％増）だったと発表した。通期の会社計画1000億円に対する進ちょくは27.6％。
構造改革の結果、販管費が前年同期比8.4％減少したほか、リコーインダストリーの土地建物の売却益を含むその他収益41.9億円計上したことも寄与した。
リコー<7752.T>が7日ぶり大幅反発。同社は7月31日、20.3期1Q（4-6月）の連結営業利益（IFRS）が276億円（前年同期比39.8％増）だったと発表した。通期の会社計画1000億円に対する進ちょくは27.6％。
構造改革の結果、販管費が前年同期比8.4％減少したほか、リコーインダストリーの土地建物の売却益を含むその他収益41.9億円計上したことも寄与した。
★9:04 日本テレビ－大和が「2」へ引き下げ 視聴率は全時間帯でトップを堅持も市況が厳しい
日本テレビホールディングス<9404.T>が小高い。大和証券では、視聴率は全時間帯でトップを堅持も市況が厳しいと判断。投資判断を「1（買い）」→「2（アウトパフォーム）」、目標株価を2300円→1750円と引き下げた。
今20.3期1Q実績は、売上高が前年同期比1.1％減の1019億円、営業利益は同21.1％減の99億円。スポット広告市況が厳しいことが減収減益の背景。同社のスポット収入は化粧品・トイレタリー業界の出稿抑制を受け、同5.9％減と地区平均の同3.4％減を下回った。視聴率は引き続き全時間帯でトップを堅持しており、市況回復時にはその恩恵を受けそう。ただし、7月、8月も市況は低迷が続いているもよう。視聴率が前年同期と比較すれば低下基調が続いているのも懸念材料であり、今後のテコ入れに期待するとした。
日本テレビホールディングス<9404.T>が小高い。大和証券では、視聴率は全時間帯でトップを堅持も市況が厳しいと判断。投資判断を「1（買い）」→「2（アウトパフォーム）」、目標株価を2300円→1750円と引き下げた。
今20.3期1Q実績は、売上高が前年同期比1.1％減の1019億円、営業利益は同21.1％減の99億円。スポット広告市況が厳しいことが減収減益の背景。同社のスポット収入は化粧品・トイレタリー業界の出稿抑制を受け、同5.9％減と地区平均の同3.4％減を下回った。視聴率は引き続き全時間帯でトップを堅持しており、市況回復時にはその恩恵を受けそう。ただし、7月、8月も市況は低迷が続いているもよう。視聴率が前年同期と比較すれば低下基調が続いているのも懸念材料であり、今後のテコ入れに期待するとした。
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