前場コメント No.6 パーソル、日本アンテナ、TOA、日本動物高度医療センター、銀座ルノアールなど

2019/08/02(金) 11:30
★9:09  パーソル-3日続落 通期営業益を下方修正 「an」事業終了に伴い売上高が減少
 パーソルホールディングス<2181.T>が3日続落。同社は1日に、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の480億円から430億円(前期比2.5%減)に引き下げると発表した。
 同社は、傘下のパーソルキャリアのアルバイト・パート領域の「an」事業を終了することとした。この「an」事業終了に伴う売上高の減少と、同事業から「doda」へ異動する従業員の研修期間における売上高の一時的な減少による営業利益の減少を踏まえた。
 また、20.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想は従来の213億円から208億円(前期比1.7%増)に引き下げた。

★9:09  トランスコスモス-大和が目標株価引き上げ 1Qは大幅営業増益でサプライズ
 トランス・コスモス<9715.T>が続伸。大和証券では、1Qは前年同期比で大幅営業増益となり、サプライズと判断。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は2330円→2500円と引き上げた。
 単体ではオーガニック成長/スポット案件/収益性改善が奏功。国内外子会社も応用技術(4356)中心に健闘。主力顧客の動向は気がかりだが、短期的にはスポット案件も期待できるとした。

★9:10  日本アンテナ-3日続伸 1Q営業赤字縮小 送受信用製品製造事業が好調
 日本アンテナ<6930.T>が3日続伸。同社は1日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は900万円の赤字(前年同期は5600万円の赤字)だったと発表した。送受信用製品製造事業が、放送関連機器の売上高が家庭用機器や事業者向け機器販売が好調などにより、増益となったことが寄与した。

★9:10  TOA-5日続伸 1Q営業利益5倍 交通インフラ市場向けが伸長
 TOA<6809.T>が5日続伸。同社は1日、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が2.0億円(前年同期比5倍)だったと発表した。上期の会社計画13.0億円に対する進ちょくは15.6%。
 国内は鉄道車両向けの出荷が減少したが、減災・防災市場向けや交通インフラ市場での販売が伸長した。増収により売上原価率が前年同期から1.0ポイント低下し、54.3%となったことも寄与した。

★9:10  古河機械金属-反落 古河シンチテックを国内法人に譲渡
 古河機械金属<5715.T>が反落。同社は8月1日大引け後に、100%子会社の古河シンチテック(福島県いわき市)について、全保有株式を日本国内の法人に譲渡したと発表した。グループにおける事業の選択と集中の観点から検討した結果とし、譲渡先や譲渡価格は非公表とした。

★9:10  日本動物高度医療センター-急騰 1Q営業益43%増 初診数や手術数の増加が寄与
 日本動物高度医療センター<6039.T>が急騰。同社は1日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は1.1億円(前年同期比42.9%増)だったと発表した。
 飼い主のかかりつけ動物病院と連携して高度医療への取り組みを続けるとともに、同社グループ内の診療実績を発表するための学会報告や、獣医師向けセミナー開催を積極的に行った。その結果、初診数は1622件(前年同期比10.0%増)、総診療数は6105件(前年同期比4.5%増)、手術数は452件(前年同期比16.8%増)となった。

★9:11  銀座ルノアール-続伸 1Q営業益88%増 売上原価率・販管費率ともに低下
 銀座ルノアール<9853.T>が続伸。同社は1日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は2.3億円(前年同期比88.3%増)だったと発表した。上期の会社計画3.2億円に対する進ちょくは71.4%となっている。
 売上原価率と販管費率がともに低下したことが寄与した。なお、店舗数は119店舗(内2店舗はFC)だが、横浜元町店は現在改装中となっている。


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