後場コメント No.4 三菱重工業、ユーシン精機、三菱ロジスネクスト、住友ベークライト、伯東など

2019/08/05(月) 15:00
★13:36  三菱重工業-後場下げ幅縮小 1Q最終益3%増 航空・防衛・宇宙セグメントが好調
 三菱重工業<7011.T>が後場下げ幅縮小。同社は5日13時30分に、20.3期1Q(4-6月)の連結純利益(IFRS基準)は164億円(前年同期比3.1%増)だったと発表した。航空・防衛・宇宙セグメントが、民間航空機の売り上げが増加したことなどにより、増益となったことが寄与した。

★13:37  ユーシン精機-後場プラス転換 1Q営業益51%増 欧州向けが大幅増収
 ユーシン精機<6482.T>が後場プラス転換。同社は3日13時30分、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が6.7億円(前年同期比50.6%増)だったと発表した。上期の会社計画12.5億円に対する進ちょくは53.4%。
 欧州での特注機の販売が前年同期比で大幅に増加したほか、販管費が減少したことが寄与した。

★13:46  三菱ロジスネクスト-後場プラス転換 1Q営業益54%増 通期営業益は買収の影響で下方修正
 三菱ロジスネクスト<7105.T>が後場プラス転換。同社は5日13時30分に、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の150.0億円から140.0億円(前期比6.4%増)に引き下げると発表した。
 7月1日にEquipment Depotを子会社化した。今回これに伴う2Q~4Qの業績見込みおよび取得時ののれん等償却額などを織り込んだことで、業績予想を修正する。なお、のれん等償却額の影響を除く営業利益は、前回発表予想時に想定していた240.0億万円から今回の修正に際しては250.0億円と10.0億円の増額を予想している。
 併せて発表した、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は23.5億円(前年同期比54.0%増)だった。海外事業が、前年同期の資材費および輸送費高騰などの影響を価格に転嫁できたため、大幅な増益となったことが寄与した。

★13:47  住友ベークライト-後場下げ幅縮小 1Q純益4%減 半導体や自動車向け樹脂が低調
 住友ベークライト<4203.T>が後場下げ幅縮小。同社は5日13時30分、20.3期1Q(4-6月)の連結純利益(IFRS)が3.9億円(前年同期比3.6%減)だったと発表した。通期の会社計画151億円に対する進ちょくは26.1%。
 情報通信分野および自動車用途向けに、半導体封止用エポキシ樹脂成形材料、半導体用ダイボンディングペーストや高機能プラスチック製品の販売が大幅に減少したことが影響した。
 株価は減益ながらも通期に対する進ちょくが堅調なことから、下げ幅を縮めている。

★13:51  伯東-7日続落 ハンディータイプの除菌・消臭スプレー市場に参入
 伯東<7433.T>が7日続落。8月5日付け化学工業日報では、同社がハンディータイプの除菌・消臭スプレー市場に参入すると伝えられている。
 純水を電解してオゾン水を生成する「オゾン水スプレー」を開発。片手で持ってスイッチを押すだけでオゾン水が噴射され、手軽に除菌・消臭できる。オゾン水は残留性がなく、耐性菌生成リスクが低く、手荒れを起こしにくいなど人や環境への安全性が高い。美容室、ペットショップ、介護施設などを対象に今秋の発売を目指している。販売目標は発売後1年間で1万台とされる。

★13:54  三井化学-続落 人体の構造を忠実に再現した手術練習用モデルを20年度に事業化
 三井化学<4183.T>が続落。8月5日付け化学工業日報では、同社が特殊素材を用いて、人体の構造を忠実に再現した手術練習用モデルを2020年度に事業化すると伝えられている。
 第1弾として緑内障眼球モデルを発売し、今後、他の眼科疾患向けも用意する。眼球表面の膜の剥離や縫合といった手技を実際の手術と同じような感覚で行え、医師が術前に技術を確認できる。手術練習用の患者モデルは将来、手術支援ロボットや遠隔医療といった先端医療に広がる可能性があり、手術シミュレーション市場に足がかりを作ると報じられている。


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