前場コメント No.10 アース製薬、アプラス、第一興商、そーせい、デファクトなど
★9:19 スズキ－野村が目標株価引き下げ 中期成長は魅力だが足元は日本・インドとも悪化
スズキ<7269.T>が大幅に9日続落。野村証券では、中期成長は魅力だが、足元では日本・インドがさらに悪化していると判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は5050円→4150円と引き下げた。
インドの中期成長や同社の販売網、商品力の優位性は魅力だが、足元で一段の円高、ルピー安が進行し、インド四輪市場の回復時期も見通しづらい。安定収益源の日本でも、完成検査問題に関連し、生産ピッチタイムを落としており、消費増税前の需要期に商品が十分供給できずシェアが低下している。説明会で4～6月期の国内受注は前年並みとされ、国内でスズキ車への需要が底堅い点は好材料だが、会社は万全の完成検査体制の構築を優先する構えで、供給正常化には一定の時間を要する印象。今20.3期は新商品も少なく、20年春までは国内でシェア低下が続く見込みとした。
スズキ<7269.T>が大幅に9日続落。野村証券では、中期成長は魅力だが、足元では日本・インドがさらに悪化していると判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は5050円→4150円と引き下げた。
インドの中期成長や同社の販売網、商品力の優位性は魅力だが、足元で一段の円高、ルピー安が進行し、インド四輪市場の回復時期も見通しづらい。安定収益源の日本でも、完成検査問題に関連し、生産ピッチタイムを落としており、消費増税前の需要期に商品が十分供給できずシェアが低下している。説明会で4～6月期の国内受注は前年並みとされ、国内でスズキ車への需要が底堅い点は好材料だが、会社は万全の完成検査体制の構築を優先する構えで、供給正常化には一定の時間を要する印象。今20.3期は新商品も少なく、20年春までは国内でシェア低下が続く見込みとした。
★9:20 アース製薬－急騰 上期営業益14％増 日用品、総合環境衛生事業が売り上げ伸ばす
アース製薬<4985.T>が急騰。同社は5日に、19.12期上期（1-6月）の連結営業利益は74.0億円（前年同期比14.0％増）だったと発表した。
天候不順の影響で国内虫ケア用品の販売が伸び悩む一方、日用品、総合環境衛生事業が売り上げを伸ばした。また、コスト低減の結果、販管費比率が前年・計画をともに下回ったことも寄与した。
アース製薬<4985.T>が急騰。同社は5日に、19.12期上期（1-6月）の連結営業利益は74.0億円（前年同期比14.0％増）だったと発表した。
天候不順の影響で国内虫ケア用品の販売が伸び悩む一方、日用品、総合環境衛生事業が売り上げを伸ばした。また、コスト低減の結果、販管費比率が前年・計画をともに下回ったことも寄与した。
★9:21 アプラス－5日続落 上野動物園の「QRコード決済実証実験」で事業者に選定
アプラスフィナンシャル<8589.T>が5日続落。同社は8月5日大引け後に、東京都が公募した「恩賜上野動物園におけるQRコード決済実証実験」において、実証実験の事業者に選定されたと発表した。提供予定の決済サービスは「Alipay」「WeChat Pay」「d払い」「LINE Pay」「PayPay」。上野動物園における有人の入場券販売窓口（表門、弁天門）で実証実験を実施する。
アプラスフィナンシャル<8589.T>が5日続落。同社は8月5日大引け後に、東京都が公募した「恩賜上野動物園におけるQRコード決済実証実験」において、実証実験の事業者に選定されたと発表した。提供予定の決済サービスは「Alipay」「WeChat Pay」「d払い」「LINE Pay」「PayPay」。上野動物園における有人の入場券販売窓口（表門、弁天門）で実証実験を実施する。
★9:22 第一興商－急騰 1Q営業益2％減も売上高は過去最高を更新
第一興商<7458.T>が急騰。同社は5日、20.3期1Q（4-6月）の連結営業利益が52.7億円（前年同期比1.5％減）だったと発表した。上期の会社計画93.0億円に対する進ちょくは56.6％。
カラオケ・飲食店舗事業が好調に推移したことで、全体の売上高は355億円（前年同期比1.9％増）と1Qにおける過去最高を更新した。利益面は業務用カラオケ事業において、主力商品が発売から4年経過し、出荷が軟調だったことが影響した。株価は売上高の伸びを好感した買いが優勢となっている。
第一興商<7458.T>が急騰。同社は5日、20.3期1Q（4-6月）の連結営業利益が52.7億円（前年同期比1.5％減）だったと発表した。上期の会社計画93.0億円に対する進ちょくは56.6％。
カラオケ・飲食店舗事業が好調に推移したことで、全体の売上高は355億円（前年同期比1.9％増）と1Qにおける過去最高を更新した。利益面は業務用カラオケ事業において、主力商品が発売から4年経過し、出荷が軟調だったことが影響した。株価は売上高の伸びを好感した買いが優勢となっている。
★9:24 そーせい－野村が目標株価引き上げ 提携効果発現などを織り込む
そーせいグループ<4565.T>が大幅反落。野村証券では、提携効果発現などを織り込み、野村予想を上方修正。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1300円→2800円と引き上げた。
武田薬品工業（4502）との大型提携やPfizer社との研究開発進展、ぜんそく治療配合吸入剤薬QVM149の開発進展による中長期的な業績貢献見通しを精査し、野村予想を上方修正。
QVM149はPhase2試験にて、標準治療薬であるアドエアおよびプラセボに対する優越性を示したことが米国胸部学会で発表された。アドエアに対する優越性を示せたことは、上市後の市場浸透の加速につながる。グローバルな中長期ロイヤリティ収入の予想を上方修正。このほか、COPD治療薬の中国での発売に伴い、早期の市場浸透が進むと考え、野村予想に織り込んだとした。
そーせいグループ<4565.T>が大幅反落。野村証券では、提携効果発現などを織り込み、野村予想を上方修正。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1300円→2800円と引き上げた。
武田薬品工業（4502）との大型提携やPfizer社との研究開発進展、ぜんそく治療配合吸入剤薬QVM149の開発進展による中長期的な業績貢献見通しを精査し、野村予想を上方修正。
QVM149はPhase2試験にて、標準治療薬であるアドエアおよびプラセボに対する優越性を示したことが米国胸部学会で発表された。アドエアに対する優越性を示せたことは、上市後の市場浸透の加速につながる。グローバルな中長期ロイヤリティ収入の予想を上方修正。このほか、COPD治療薬の中国での発売に伴い、早期の市場浸透が進むと考え、野村予想に織り込んだとした。
★9:27 デファクト－底堅い ｗａｊａからマーケット事業を取得 「REASON アウトレット」など
デファクトスタンダード<3545.T>が底堅い。同社は8月5日大引け後に、EC（マーケット事業）運営などを行うｗａｊａ（東京都港区）から9月1日付けで、マーケット事業を譲り受けると発表した。取得価格は非公表。
対象となるのは、世界のバイヤーが現地で仕入れた商品を販売する「WORLDROBE」、ブランド公式出店のマーケット「REASON アウトレット」、ファッションアイテムの寄付とお買い物で社会貢献できる通販サイト「FASHION CHARITY PROJECT」、マーケットモールである「waja」の運営。
デファクトスタンダード<3545.T>が底堅い。同社は8月5日大引け後に、EC（マーケット事業）運営などを行うｗａｊａ（東京都港区）から9月1日付けで、マーケット事業を譲り受けると発表した。取得価格は非公表。
対象となるのは、世界のバイヤーが現地で仕入れた商品を販売する「WORLDROBE」、ブランド公式出店のマーケット「REASON アウトレット」、ファッションアイテムの寄付とお買い物で社会貢献できる通販サイト「FASHION CHARITY PROJECT」、マーケットモールである「waja」の運営。
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