前場コメント No.14 アクセル、プレステージ、日本CMK、プリマハム、ユニプレスなど

2019/08/06(火) 11:31
★10:01  アクセル-続伸 モーションポートレートを買収 画像認識に強み
 アクセル<6730.T>が続伸。同社は8月5日大引け後に、連結子会社のax(東京都渋谷区)が、画像認識および画像処理技術に独自の強みを持つモーションポートレート(東京都渋谷区)の全株式を取得すると発表した。
 モーション社は、ソニー木原研究所の出身者を中心に設立された会社であり、画像認識や画像処理に関する独自の技術、開発力を強みに、静止画から自動的にアニメーションを生成する「MotionPortrait」技術によるIPライセンスや開発支援サービスを提供している。また、カラーコンタクトの試着シミュレーター開発など、特に顔認識技術に強みを有しているとした。

★10:04  プレステージ-野村が目標株価引き上げ 7~9月期は費用増も利益成長は継続
 プレステージ・インターナショナル<4290.T>が3日続落。野村証券では、7~9月期は費用増も利益成長は継続と想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価は1750円→1880円と引き上げた。
 連結子会社のイントラスト(7191)を中心としたワランティの復調を業績予想に織り込んで、業績予想を修正。中期での増収と収益性改善を予想し、来21.3期を最終年度とした中期経営計画(売上高450億円、営業利益率14.0%など)達成に注目。
 7~9月期(Q2)は一時費用により利益率低下も、前年同期比増益を予想。ロードアシストでの現場部隊の採用・育成やプロパティアシストでのシステム投資の遅れにより5000万円弱の費用がQ2に期ずれすると予想。

★10:07  日本CMK-野村が目標株価引き下げ 車載汎用基板が低調も車電装化進展の見方は不変
 日本シイエムケイ<6958.T>がストップ安。野村証券では、車載汎用基板が低調も、車電装化進展の見方は不変とし、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は830円→620円と引き下げた。
 4~6月期(1Q)営業利益は前年同期比81%減の1.4億円。パワートレイン用途を中心に車載向けが伸長したが、スマホ・ゲーム機向けビルドアップ(HDI)の出荷減(内層工程の稼働率低下)や増産投資による先行費用の負担が重石で大幅減益となった。同社は今20.3期売上高計画を940億円→870億円、営業利益計画を40億円→20億円に下方修正(1ドル110円、6.67人民元に据え置かれた)。自動車市場の需要減速やスマホ・ゲーム機向け販売減による稼働率低下が下方修正の主因と推察。野村では、民生用ビルドアップの出荷見通しを引き下げ、車載向け需要減速や海外メーカから競争激化に鑑み、今20.3期以降の営業利益予想を減額修正。

★10:11  プリマハム-野村が目標株価引き下げ 食肉で苦戦 厳しい出足
 プリマハム<2281.T>が3日続落。野村証券では、食肉で苦戦し、厳しい出足と判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2200円→2100円と引き下げた。
 Q1決算を踏まえ、野村の利益予想を下方修正。Q1も苦戦したが、Q2から償却費増、Q4から原料高が見込まれ、今20.3期~来21.3期にかけて営業減益と予想。
 Q1の営業利益は前年同期比10%減益の35億円と苦戦。食肉事業において、前年同期より気温が高く、生体の重量が増えず豚肉の生産利益が減益となったほか、消費が盛り上がらず、販売価格と調達価格とのスプレッドが縮小し、他の食肉メーカーと同様に国産豚肉の販売で利益を確保しづらかった。また、加工食品事業においては商品ミックスの悪化で加工食品(デリ)部門が減益。今20.3期の営業利益を前期比6%減益と予想。

★10:12  ユニプレス-急落 1Q営業益71%減 得意先の減産が響く
 ユニプレス<5949.T>が急落。同社は5日、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が12.4億円(前年同期比71.2%減)だったと発表した。上期の会社計画60.0億円に対する進ちょくは20.7%。
 日産自動車<7201.T>など得意先の減産により減収となったほか、為替が前年同期より円高となったことも影響した。


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