前場コメント No.10 ユニバーサル、三和ＨＤ、グリコ、アルプスアルパイン、ライフネット生命など
★9:17 ユニバーサル－反落 上期営業赤字縮小も進ちょくの悪さを嫌気
ユニバーサルエンターテインメント<6425.T>が反落。同社は7日に、19.12期上期（1-6月）の連結営業損益は38.5億円の赤字（前年同期は69.3億円の赤字）だったと発表した。通期の会社計画200億円の黒字は据え置いた。
遊技機事業が、市場活性化に向け、幅広いユーザーに支持される主力タイトルを軸にパチスロ・パチンコ機の販売を行ったことなどにより、大幅な増益となった。また、統合型リゾート（IR）事業が、統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」の2Qの来訪者数の増加などにより、赤字縮小となったことが寄与した。
ユニバーサルエンターテインメント<6425.T>が反落。同社は7日に、19.12期上期（1-6月）の連結営業損益は38.5億円の赤字（前年同期は69.3億円の赤字）だったと発表した。通期の会社計画200億円の黒字は据え置いた。
遊技機事業が、市場活性化に向け、幅広いユーザーに支持される主力タイトルを軸にパチスロ・パチンコ機の販売を行ったことなどにより、大幅な増益となった。また、統合型リゾート（IR）事業が、統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」の2Qの来訪者数の増加などにより、赤字縮小となったことが寄与した。
★9:17 三和ＨＤ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 非住宅向けシャッター・ドアが佳境に
三和ホールディングス<5929.T>が底堅い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、日本の非住宅向けシャッター、ドアの販売が佳境に入ると判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を1350円→1370円と引き上げた。
国内非住宅向けのシャッター、ドアの売上増加を背景に、最高益更新の継続を予想、厳しいファンダメンタルズの会社が多い住宅・住宅設備セクター中で投資対象として選好されると考えられる。
今20.3期1Q（4～6月）営業利益は7億円（前年同期は1100万円）と三菱ＵＦＪＭＳ予想1億円を上回った。ビル・マンションドアの売上高は前年同期比14.0％増、メンテ・サービスが同9.9％増、重量シャッターが同5.9％増と増加し、三和シヤッター単体の営業利益が前年同期比4.8億円の改善だったことが主因。単体の1Q受注も同4.8％増と引き続き伸長。米国（ODC）は同1.2億円の営業減益。悪天候の影響が残り、上期は営業減益の継続を予想するとしたが、住宅市場の回復、前19.3期下期に発生したシステム関連費用のはく落を背景に、通期は営業増益を予想。
三和ホールディングス<5929.T>が底堅い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、日本の非住宅向けシャッター、ドアの販売が佳境に入ると判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を1350円→1370円と引き上げた。
国内非住宅向けのシャッター、ドアの売上増加を背景に、最高益更新の継続を予想、厳しいファンダメンタルズの会社が多い住宅・住宅設備セクター中で投資対象として選好されると考えられる。
今20.3期1Q（4～6月）営業利益は7億円（前年同期は1100万円）と三菱ＵＦＪＭＳ予想1億円を上回った。ビル・マンションドアの売上高は前年同期比14.0％増、メンテ・サービスが同9.9％増、重量シャッターが同5.9％増と増加し、三和シヤッター単体の営業利益が前年同期比4.8億円の改善だったことが主因。単体の1Q受注も同4.8％増と引き続き伸長。米国（ODC）は同1.2億円の営業減益。悪天候の影響が残り、上期は営業減益の継続を予想するとしたが、住宅市場の回復、前19.3期下期に発生したシステム関連費用のはく落を背景に、通期は営業増益を予想。
★9:18 江崎グリコ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 乳業セグメントの苦戦が続いている
江崎グリコ<2206.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、乳業セグメントの苦戦が続いていると判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は4600円→4300円と引き下げた。
全社利益の約9割を構成する国内事業は、戦略的に経営資源を集中する重点ブランドの販売に力強さがなく、構造改革は道半ばと考えることから「Neutral」を継続。特に同社にとって市場競争力（市場シェア）が弱く、売上規模が大きい乳業セグメントの業績悪化にまだ歯止めがかかっていないことが懸念されるとした。
江崎グリコ<2206.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、乳業セグメントの苦戦が続いていると判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は4600円→4300円と引き下げた。
全社利益の約9割を構成する国内事業は、戦略的に経営資源を集中する重点ブランドの販売に力強さがなく、構造改革は道半ばと考えることから「Neutral」を継続。特に同社にとって市場競争力（市場シェア）が弱く、売上規模が大きい乳業セグメントの業績悪化にまだ歯止めがかかっていないことが懸念されるとした。
★9:19 アルプスアルパイン－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 成長停滞期に突入
アルプスアルパイン<6770.T>が6日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、成長停滞期に突入し、抜本的な事業構造改革が必要な時期に差し掛かっていると判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2000円→1900円と引き下げた。
エクイティストーリーは、車載関連事業の成長。スマホ関連（VCM/OISなど）は今後、成長鈍化局面を迎える見通し。現在は事業ポートフォリオを車載関連に移行する途上と考え「Neutral」を継続。
スマホ向けアクチュエータ（VCM/OIS）の上期は、期初計画通り順調に推移する可能性が高い。ただし、北米顧客への依存度が高く、2Q（7～9月）以降は米中貿易摩擦の影響が懸念される。車載モジュールや車載情報機器は、自動車市場の減速が短期業績にマイナス寄与する見込み。今後3年は業績拡大が期待しにくい状況が続くとみられ、一歩踏み込んだ事業構造改革などのアクションが必要と指摘。アルパインとの統合を最大限に活かす戦略に期待。
アルプスアルパイン<6770.T>が6日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、成長停滞期に突入し、抜本的な事業構造改革が必要な時期に差し掛かっていると判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2000円→1900円と引き下げた。
エクイティストーリーは、車載関連事業の成長。スマホ関連（VCM/OISなど）は今後、成長鈍化局面を迎える見通し。現在は事業ポートフォリオを車載関連に移行する途上と考え「Neutral」を継続。
スマホ向けアクチュエータ（VCM/OIS）の上期は、期初計画通り順調に推移する可能性が高い。ただし、北米顧客への依存度が高く、2Q（7～9月）以降は米中貿易摩擦の影響が懸念される。車載モジュールや車載情報機器は、自動車市場の減速が短期業績にマイナス寄与する見込み。今後3年は業績拡大が期待しにくい状況が続くとみられ、一歩踏み込んだ事業構造改革などのアクションが必要と指摘。アルパインとの統合を最大限に活かす戦略に期待。
★9:23 ライフネット生命－反発 アドバンスクリエイトと業績拡大に向けて提携を強化
ライフネット生命保険<7157.T>が反発。同社は8月7日大引け後に、アドバンスクリエイト<8798.T>と経営資源やノウハウを活用し、両社の業績拡大に向けて提携を強化すると発表した。
両社は2009年8月に資本・業務提携を締結して以来、10年にわたって保険比較サイト「保険市場」を通じた保険商品の販売を中心として、オンラインで生命保険を比較し、理解し、納得して契約できるプロセスを顧客に提供してきた。具体的な提携強化策は、今後両社で協議の上、実行する予定としている。
ライフネット生命保険<7157.T>が反発。同社は8月7日大引け後に、アドバンスクリエイト<8798.T>と経営資源やノウハウを活用し、両社の業績拡大に向けて提携を強化すると発表した。
両社は2009年8月に資本・業務提携を締結して以来、10年にわたって保険比較サイト「保険市場」を通じた保険商品の販売を中心として、オンラインで生命保険を比較し、理解し、納得して契約できるプロセスを顧客に提供してきた。具体的な提携強化策は、今後両社で協議の上、実行する予定としている。
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