後場コメント No.4 前田建設、東鉄工業、ぴあ、ステラケミファ、岩谷産業など

2019/08/08(木) 15:01
★13:14  前田建設工業-後場急騰 1Q営業利益19%増 土木事業が好調
 前田建設工業<1824.T>が後場急騰。同社は8日13時、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は88.2億円(前年同期比18.7%増)だったと発表した。上期の会社計画148億円に対する進ちょくは59.6%。
 建築事業は減収だったが、土木事業が大幅増収となったことが寄与した。

★13:14  東鉄工業-後場上げ幅拡大 1Q営業益2.8倍 各種繰越工事が順調に進ちょく
 東鉄工業<1835.T>が後場上げ幅拡大。同社は8日13時に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は13.5億円(前年同期比2.8倍)だったと発表した。上期の会社計画35.0億円に対する進ちょくは38.5%となっている。
 受注高は前年同期比減少となったものの、各種繰越工事が順調に進ちょくしたことや、官公庁、民間一般の完成工事高が増加したことなどにより、売上高が増加したことが寄与した。

★13:17  ロードスター-エースが「強気」継続 株価は評価不足と考えている
 ロードスターキャピタル<3482.T>が4日ぶり反発。エース経済研究所では、株価は評価不足と考えているとコメント。投資判断「強気」、目標株価1750円として、カバレッジを開始した。
 今19.12期2Q(累)は45%増収、31%営業増益と好調を持続しており、通期計画はクリアできる見通し。業績は好調で、エクイティ投資型クラウドファンディングは米国投資商品を提供、アセットマネジメント事業の本格展開に着手するなど、今後の事業拡大に期待するとした。

★13:18  ぴあ-後場急落 1Q営業益71%減 音楽ジャンルを中心に大規模興行が減少
 ぴあ<4337.T>が後場急落。同社は8日13時に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は1.7億円(前年同期比71.1%減)だったと発表した。音楽ジャンルを中心に大規模興行が少なかったこと、昨年末にリリースした新規事業の立ち上げ経費を計上したことなどが響いた。

★13:24  ステラケミファ-いちよしがフェアバリュー引き下げ 第1四半期決算はサプライズなし
 ステラケミファ<4109.T>が6日ぶり大幅反発。いちよし経済研究所では、第1四半期(4~6月)決算自体はサプライズなしとして、レーティング「B」を継続した。フェアバリューは2700円→2500円と引き下げた。
 今20.3期第1四半期(4~6月)決算が発表されたが、決算以上に気になるのが今後の動向。いちよしでは限定された前提変更により今20.3期予想を修正、来21.3期以降の中期見通しはあえて据え置きとするが、「叩き台」とのとらえ方が妥当と言えるとした。外部環境の不確定要因の強まりにより企業固有のリスクプレミアムを引き上げ、フェアバリューを修正。
 主力半導体材料の韓国向け出荷は7月初旬より停止しているもよう。代替出荷先確保、新規顧客開拓動向などが経営力をみる試金石になると指摘した。

★13:24  岩谷産業-後場一時急騰 1Q営業利益26%増 ガス市況の好調が利益押し上げ
 岩谷産業<8088.T>が後場一時急騰。同社は8日13時、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は54.5億円(前年同期比26.0%増)だったと発表した。上期の会社計画102億円に対する進ちょくは53.4%。
 LPガスの販売数量は海外を中心に減少したが、市況要因から収益性が改善し増益に寄与した。産業ガス事業においてはヘリウムの需給ひっ迫から市況が上昇し、利益を押し上げた。
 株価は好決算を受け、一時前日比で5%近く上昇したが、その後は利益確定売りが出ており上げ幅を縮めている。


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