前場コメント No.7 ショーワ、プレミアG、CRIミドルウェア、太陽誘電、田辺三菱製薬など
★9:09 ショーワ-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 上方修正期待は残っており評価不足
ショーワ<7274.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、市場低調の中でも上方修正期待は残っており、評価不足とみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は2000円→1900円と引き下げた。
「想定以上の生産性改善および受注拡大による高い成長ポテンシャル」という強気シナリオに変更はなし。高水準の予想ROEに対し、今20.3期予想PBRが純資産割れの約0.7倍は評価不足と判断。
三菱UFJMS予想の配当利回りがリコール影響一巡により、来21.3期5%台、22.3期約7%(8月7日終値ベース)である点も引き続き注目。今20.3期の業績予想は新興国二輪車市場の低調や今後の為替前提を105円/ドル(従来110 円)へ変更などで下方修正するとしたが、引き続き利益は会社計画を上回る水準を予想。1Qに発生した一過性利益約8億円は期初会社計画に織り込み済みのもようだが、保守的な前提も多く、上期決算発表時には通期会社計画上方修正が期待可能と考えるとした。
ショーワ<7274.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、市場低調の中でも上方修正期待は残っており、評価不足とみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は2000円→1900円と引き下げた。
「想定以上の生産性改善および受注拡大による高い成長ポテンシャル」という強気シナリオに変更はなし。高水準の予想ROEに対し、今20.3期予想PBRが純資産割れの約0.7倍は評価不足と判断。
三菱UFJMS予想の配当利回りがリコール影響一巡により、来21.3期5%台、22.3期約7%(8月7日終値ベース)である点も引き続き注目。今20.3期の業績予想は新興国二輪車市場の低調や今後の為替前提を105円/ドル(従来110 円)へ変更などで下方修正するとしたが、引き続き利益は会社計画を上回る水準を予想。1Qに発生した一過性利益約8億円は期初会社計画に織り込み済みのもようだが、保守的な前提も多く、上期決算発表時には通期会社計画上方修正が期待可能と考えるとした。
★9:10 プレミアグループ-急騰 通期最終益の上方修正と増配を発表 会計上の見積りを変更
プレミアグループ<7199.T>が急騰。同社は8日に、20.3期通期の連結純利益予想を従来の14.8億円から20.5億円(前期比52.2%増)に修正すると発表した。
会計上の見積りの変更が主要な要因であるとともに、本業についても通期を通して堅調な推移が予想されることから、業績予想を修正する。
なお、会計上の見積りの変更とは、クレジット事業における保険取引に関連し、保険契約内容の見直しや保険管理体制の整備などを背景に、将来の保険入金による補てんが確実に見込まれるようになったことから、保険資産を計上することに伴うものとなっている。
併せて、20.3期の中間配当予想を21.5円→22.0円に、期末配当予想を21.5円→22.0円に修正することも発表した。年間配当は43.0円→44.0円となる。
プレミアグループ<7199.T>が急騰。同社は8日に、20.3期通期の連結純利益予想を従来の14.8億円から20.5億円(前期比52.2%増)に修正すると発表した。
会計上の見積りの変更が主要な要因であるとともに、本業についても通期を通して堅調な推移が予想されることから、業績予想を修正する。
なお、会計上の見積りの変更とは、クレジット事業における保険取引に関連し、保険契約内容の見直しや保険管理体制の整備などを背景に、将来の保険入金による補てんが確実に見込まれるようになったことから、保険資産を計上することに伴うものとなっている。
併せて、20.3期の中間配当予想を21.5円→22.0円に、期末配当予想を21.5円→22.0円に修正することも発表した。年間配当は43.0円→44.0円となる。
★9:10 CRIミドルウェア-売り気配 3Q累計営業益5%減 医療・ヘルスケア分野がピークアウト
CRI・ミドルウェア<3698.T>が売り気配。同社は8日に、19.9期3Q累計(10-6月)の連結営業利益は2.3億円(前年同期比5.1%減)だったと発表した。通期の会社計画4.1億円に対する進ちょくは55.1%となっている。
主力のゲーム分野においては、同社製ミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」のライセンス売り上げで、3Qに予定していた国内大手顧客向け一括契約が4Qにずれ込んだ。また、医療・ヘルスケア分野は、前期に受注したクリニック向け大型開発案件が継続中も、2Qを境にピークアウトしたことも響いた。
CRI・ミドルウェア<3698.T>が売り気配。同社は8日に、19.9期3Q累計(10-6月)の連結営業利益は2.3億円(前年同期比5.1%減)だったと発表した。通期の会社計画4.1億円に対する進ちょくは55.1%となっている。
主力のゲーム分野においては、同社製ミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」のライセンス売り上げで、3Qに予定していた国内大手顧客向け一括契約が4Qにずれ込んだ。また、医療・ヘルスケア分野は、前期に受注したクリニック向け大型開発案件が継続中も、2Qを境にピークアウトしたことも響いた。
★9:10 太陽誘電-岩井コスモが目標株価引き下げ 自動車電装化の進展が中期的な成長ドライバー
太陽誘電<6976.T>が続伸。岩井コスモ証券では、5GやIoT、自動車電装化の進展が中期的な成長ドライバーとみて、投資判断「A」を継続した。目標株価は3670円→3470円と引き下げた。
第1四半期が会社の期初計画通りのスタートとなったほか、上期および通期見通しについても従来予想が据え置かれたことが安心感につながりそう。米中貿易摩擦の長期化や韓国に対する輸出規制強化など、不透明要因に対する警戒感から割安だった株価が見直されそうとの見方を示した。
ドル円レートが円高にシフトしていることが気がかりだが、増益は確保できる見通し。中長期的な成長も考えれば強気スタンス継続でよいと判断。なお、顧客は幅広く分散させており、米中貿易摩擦やファーウェイへの禁輸装置の業績への影響は軽微であるとした。
太陽誘電<6976.T>が続伸。岩井コスモ証券では、5GやIoT、自動車電装化の進展が中期的な成長ドライバーとみて、投資判断「A」を継続した。目標株価は3670円→3470円と引き下げた。
第1四半期が会社の期初計画通りのスタートとなったほか、上期および通期見通しについても従来予想が据え置かれたことが安心感につながりそう。米中貿易摩擦の長期化や韓国に対する輸出規制強化など、不透明要因に対する警戒感から割安だった株価が見直されそうとの見方を示した。
ドル円レートが円高にシフトしていることが気がかりだが、増益は確保できる見通し。中長期的な成長も考えれば強気スタンス継続でよいと判断。なお、顧客は幅広く分散させており、米中貿易摩擦やファーウェイへの禁輸装置の業績への影響は軽微であるとした。
★9:11 田辺三菱製薬-反発 ヒト化抗RGMa抗体MT-3921で第1相臨床試験計画を米FDAに提出
田辺三菱製薬<4508.T>が3日ぶり反発。同社は8月8日大引け後に、大阪大学大学院医学系研究科分子神経科学の山下俊英教授の研究グループとともに、かねてよりヒト化抗RGMa抗体であるMT-3921について共同研究を進めてきた件に関し、田辺三菱が脊髄損傷患者を対象とする第1相臨床試験計画を、米国食品医薬品局(FDA)に提出したと発表した。
MT-3921は田辺三菱が注力する神経疾患領域のパイプラインの拡充に寄与する新しい治療薬。大阪大学との産学連携から生まれたプロダクトとした。
田辺三菱製薬<4508.T>が3日ぶり反発。同社は8月8日大引け後に、大阪大学大学院医学系研究科分子神経科学の山下俊英教授の研究グループとともに、かねてよりヒト化抗RGMa抗体であるMT-3921について共同研究を進めてきた件に関し、田辺三菱が脊髄損傷患者を対象とする第1相臨床試験計画を、米国食品医薬品局(FDA)に提出したと発表した。
MT-3921は田辺三菱が注力する神経疾患領域のパイプラインの拡充に寄与する新しい治療薬。大阪大学との産学連携から生まれたプロダクトとした。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ