前場コメント No.17 能美防災、ＪＦＥシステムズ、ＧＭＯペイメント、第一精工、大和工業など
★10:28 能美防災－大和が目標株価引き上げ 1Qは不需要期であるためばん回は可能
能美防災<6744.T>が3日続伸。大和証券では、1Qは不需要期であるため、ばん回は可能と判断。投資判断「1（買い）」を継続、目標株価を2350円→2600円と引き上げた。
今20.3期1Qの売上高は217億円（前年同期比9％増）、営業利益は10.7億円（同約2.6倍）。会社想定を下回ったもよう。理由は、一般建築ビルや道路トンネルなど物件の工期が遅れているため。
1Q実績は工期遅れで会社想定を下回ったもようだが、1Qは不需要期で業績貢献も小さく、2Q以降で十分ばん回可能と想定。前期から引き続き受注環境は良好であり、堅調な業績推移が見込まれるとした。
能美防災<6744.T>が3日続伸。大和証券では、1Qは不需要期であるため、ばん回は可能と判断。投資判断「1（買い）」を継続、目標株価を2350円→2600円と引き上げた。
今20.3期1Qの売上高は217億円（前年同期比9％増）、営業利益は10.7億円（同約2.6倍）。会社想定を下回ったもよう。理由は、一般建築ビルや道路トンネルなど物件の工期が遅れているため。
1Q実績は工期遅れで会社想定を下回ったもようだが、1Qは不需要期で業績貢献も小さく、2Q以降で十分ばん回可能と想定。前期から引き続き受注環境は良好であり、堅調な業績推移が見込まれるとした。
★10:33 ＪＦＥシステムズ－続伸 電子帳票システム「FiBridge2」の最新版をリリース
ＪＦＥシステムズ<4832.T>が続伸。同社は8月8日大引け後に、自社開発・販売する電子帳票システム「FiBridge2」の最新バージョンである「Ver.5.4」を、同日から販売すると発表した。
メインフレームやオープンシステムから出力される帳票データ（帳票イメージファイル）を長期保存・管理するソリューション。最新バージョンでは、業務の生産性を向上するツール「RPA（Robotic Process Automation）」との親和性を向上させ、FiBridge2の画面操作をRPAに記録する作業時間を大幅に短縮したとしている。
ＪＦＥシステムズ<4832.T>が続伸。同社は8月8日大引け後に、自社開発・販売する電子帳票システム「FiBridge2」の最新バージョンである「Ver.5.4」を、同日から販売すると発表した。
メインフレームやオープンシステムから出力される帳票データ（帳票イメージファイル）を長期保存・管理するソリューション。最新バージョンでは、業務の生産性を向上するツール「RPA（Robotic Process Automation）」との親和性を向上させ、FiBridge2の画面操作をRPAに記録する作業時間を大幅に短縮したとしている。
★10:34 ＧＭＯペイメントゲートウェイ－岩井コスモが目標株価引き上げ 業績拡大が続く
ＧＭＯペイメントゲートウェイ<3769.T>が6日ぶり反発。岩井コスモ証券では、キャッシュレス決済の流れを追い風に、中期目標の達成に向けて業績拡大が続くと想定。投資判断「A」を継続、目標株価を7500円→9500円と引き上げた。
第3四半期累計の営業利益は前年同期比で3割増と順調。EC市場の拡大を背景に主力のオンライン決済代行サービスが拡大しており、今19.9期は会社予想を達成する前期比3割弱の営業増益が期待可能。日本におけるキャッシュレス決済の流れを追い風に中期的な成長が期待できるキャッシュレス関連企業として注目を続けたいとした。同社への中期的な成長期待が来20.9期ベースでも株価への高い評価を支えると考えて、当面の目標株価を引き上げ。
ＧＭＯペイメントゲートウェイ<3769.T>が6日ぶり反発。岩井コスモ証券では、キャッシュレス決済の流れを追い風に、中期目標の達成に向けて業績拡大が続くと想定。投資判断「A」を継続、目標株価を7500円→9500円と引き上げた。
第3四半期累計の営業利益は前年同期比で3割増と順調。EC市場の拡大を背景に主力のオンライン決済代行サービスが拡大しており、今19.9期は会社予想を達成する前期比3割弱の営業増益が期待可能。日本におけるキャッシュレス決済の流れを追い風に中期的な成長が期待できるキャッシュレス関連企業として注目を続けたいとした。同社への中期的な成長期待が来20.9期ベースでも株価への高い評価を支えると考えて、当面の目標株価を引き上げ。
★10:38 第一精工－急騰 通期営業利益を下方修正も2Qは底入れ基調
第一精工<6640.T>が急騰。同社は8日、19.12期通期の連結営業利益予想を従来の10.0億円から5.5億円（前年同期比23.5％減）に引き下げると発表した。
主にパソコンやスマートフォン向けコネクタの販売が市場低迷の影響により伸び悩み、電気・電子部品事業が大きく減収となっていることから予想を下回る見通しとしている。
併せて発表した19.12期上期（1-6月）の連結営業損益は2.8億円の赤字（前年同期は3.9億円の黒字）だった。2Q単独で見た場合は、同1Qと比較して、15億円の増収、8.4億円の増益となっている。株価は減益ながら業績の底入れが確認できたことから、買いが優勢となっている。
第一精工<6640.T>が急騰。同社は8日、19.12期通期の連結営業利益予想を従来の10.0億円から5.5億円（前年同期比23.5％減）に引き下げると発表した。
主にパソコンやスマートフォン向けコネクタの販売が市場低迷の影響により伸び悩み、電気・電子部品事業が大きく減収となっていることから予想を下回る見通しとしている。
併せて発表した19.12期上期（1-6月）の連結営業損益は2.8億円の赤字（前年同期は3.9億円の黒字）だった。2Q単独で見た場合は、同1Qと比較して、15億円の増収、8.4億円の増益となっている。株価は減益ながら業績の底入れが確認できたことから、買いが優勢となっている。
★10:39 大和工業－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ バーレーン持ち分法はコスト高
大和工業<5444.T>が小高い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、バーレーン持ち分法はコスト高、北米持ち分法にも陰りとコメント。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は4200円→3980円と引き下げた。
NAFTA加盟国から関税なく形鋼の輸入が可能となったことで、米国事業は「収益の安定的確保」が難しくなっているとみて「Neutral」を継続。通商拡大法232条に「守られてきた」同社米国持ち分法は、カナダやメキシコからの無課税輸入が可能となったことで、これまでのような安定収益の確保が難しくなっている。また、バーレーン持ち分法は足もとの鉄鉱石価格上昇で対スクラップ価格比でのコスト高感が出ており、アラブ地域における価格競争で不利な立場になりつつある。
これまで232条恩恵で、同社北米持ち分法の収益は安定的であり、ディフェンシブ色の強い銘柄という位置付けだった。しかし、NAFTAスキームが変更された現在は、必ずしもディフェンシブとは言えない。当面の収益は、米国の通商政策に翻弄される可能性があるとした。
大和工業<5444.T>が小高い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、バーレーン持ち分法はコスト高、北米持ち分法にも陰りとコメント。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は4200円→3980円と引き下げた。
NAFTA加盟国から関税なく形鋼の輸入が可能となったことで、米国事業は「収益の安定的確保」が難しくなっているとみて「Neutral」を継続。通商拡大法232条に「守られてきた」同社米国持ち分法は、カナダやメキシコからの無課税輸入が可能となったことで、これまでのような安定収益の確保が難しくなっている。また、バーレーン持ち分法は足もとの鉄鉱石価格上昇で対スクラップ価格比でのコスト高感が出ており、アラブ地域における価格競争で不利な立場になりつつある。
これまで232条恩恵で、同社北米持ち分法の収益は安定的であり、ディフェンシブ色の強い銘柄という位置付けだった。しかし、NAFTAスキームが変更された現在は、必ずしもディフェンシブとは言えない。当面の収益は、米国の通商政策に翻弄される可能性があるとした。
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