後場コメント No.7 阪和興業、長谷工、石油資源開発、上村工業、クレディセゾンなど

2019/08/09(金) 15:00
★13:59  阪和興業-後場急騰 1Q営業利益13%増 持分法投資損益の縮小が寄与
 阪和興業<8078.T>が後場急騰。同社は9日13時、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は69.4億円(前年同期比12.5%増)だったと発表した。
 主力の鉄鋼事業は減収減益だったが、プライマリー原料事業において海外関連会社の持分法投資損益の損失幅が縮小したことにより、前年同期の赤字から黒字に転換したことが寄与した。

★14:00  グローバルウェイ-後場マイナス転換 1Q営業赤字転落 受注損失引当金の計上響く
 グローバルウェイ<3936.T>が後場マイナス転換。同社は9日13時15分に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は8900万円の赤字(前年同期は1300万円の黒字)だったと発表した。
 ビジネスアプリケーション事業が、1Qに締結した一部のソフトウェア開発契約で大幅な工数増加が発生したため、これらの納期変更契約を実施し受注損失引当金を計上したことなどにより、赤字となった。 また、ソーシャル・ウェブメディア事業が減益となったことも響いた。

★14:01  長谷工-野村が目標株価引き下げ 超高層マンションへの取り組みを強化している
 長谷工コーポレーション<1808.T>がもみ合い。野村証券では、超高層マンションへの取り組みを強化していると注目。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1410円→1220円と引き下げた。
 4~6月期決算は、売上高が前年同期14%減収、営業利益は同26%の減益。前年同期に売上計上した大型不動産の反動と、主力のマンション建築事業の利益率の悪化が減収減益の主因。しかし、野村ではマンション建築事業の利益率は18.3期をピークに悪化基調にあると従来より見ていたとし、驚きではないトコメント。マンションを主とする建築工事の粗利益率は、18.3期の21.9%、前19.3期の18.6%に対して、野村では今20.3期17.2%、来21.3期16.3%と予想しているとしたが、4~6月期は17.6%。野村の業績予想に変更はないとした。

★14:05  石油資源開発-後場急騰 1Q営業黒字転換 希釈ビチューメンの販売増や収支改善が寄与
 石油資源開発<1662.T>が後場急騰。同社は9日14時に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は46.2億円の黒字(前年同期は26.3億円の赤字)だったと発表した。
 原油および液化天然ガスの販売数量の増加に加え、JACOSハンギングストーン鉱区における希釈ビチューメンの販売数量が増加したことなどにより増収となった。また、オイルサンド事業における重軽格差(カナダ産重質油と軽質油であるWTIとの価格差)の縮小による希釈ビチューメンの販売収支の改善なども寄与した。

★14:05  上村工業-野村が目標株価引き下げ 業績下方修正も車載向け中期成長見通しは不変
 上村工業<4966.T>が続落。野村証券では、業績予想を下方修正も、車載向け中期成長見通しは不変とし、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は9500円→8600円と引き下げた。
 4~6月期(1Q)営業利益は前年同期比32%減の14億円。スマホ顧客の生産調整による1~3月期の海外工場(1Q決算で連結化)の操業性低下やPWB・PKGの売上構成比が5割の台湾・中国の現地通貨安による減収要因が減益の要因と見られる。野村では、円高・資材(ニッケル)高前提に見直し、スマホや車載汎用基板の需要回復が従来想定より遅いと考え、今20.3期以降の営業利益予想を減額修正。

★14:12  クレディセゾン-後場急騰 1Q純利益10%減も市場コンセンサス上回る
 クレディセゾン<8253.T>が後場急騰。同社は9日14時、20.3期1Q(4-6月)の連結純利益(IFRS)は99.0億円(前年同期比9.4%減)だったと発表した。市場コンセンサスは80.0億円。上期の会社計画140億円に対する進ちょくは70.7%。
 カード取扱高拡大に伴う連動費用の増加やICカードの前倒し更新費用が増加したことから販管費が増えたことが影響した。株価は市場予想を上回ったことから買いが優勢となっている。


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