後場コメント No.8 フォーカスシステムズ、ゲオ、ゴールドウイン、森六、クオールなど
★14:10 ニチイ学館－野村が目標株価引き上げ 事業縮小の効果が予想以上に現れている
ニチイ学館<9792.T>が反落。野村証券では、事業縮小の効果が予想以上に現れていると判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1280円→1600円と引き上げた。
教育事業におけるCOCO塾の店舗閉鎖による広告宣伝費、および人件費減少の効果が野村予想以上に大きく現れたことを踏まえ、業績予想を上方修正。
今20.3期の業績予想を大きく引き上げたが、来21.3期以降の利益成長ペースは変更なし。介護事業では、10月に実施される処遇改善加算による売上拡大を今20.3期下期に見込むとしたが、利益に影響はなし。中期的には施設系の稼動率が高水準で推移していること、訪問介護の利用者数が減少傾向にあることを踏まえると、利益成長が頭打ちになる可能性は高い。医療関連事業は大型病院の新規契約獲得、価格交渉の取り組みによりQ1は前年同期比増収となったが、公正取引委員会の影響が懸念されるとした。
ニチイ学館<9792.T>が反落。野村証券では、事業縮小の効果が予想以上に現れていると判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1280円→1600円と引き上げた。
教育事業におけるCOCO塾の店舗閉鎖による広告宣伝費、および人件費減少の効果が野村予想以上に大きく現れたことを踏まえ、業績予想を上方修正。
今20.3期の業績予想を大きく引き上げたが、来21.3期以降の利益成長ペースは変更なし。介護事業では、10月に実施される処遇改善加算による売上拡大を今20.3期下期に見込むとしたが、利益に影響はなし。中期的には施設系の稼動率が高水準で推移していること、訪問介護の利用者数が減少傾向にあることを踏まえると、利益成長が頭打ちになる可能性は高い。医療関連事業は大型病院の新規契約獲得、価格交渉の取り組みによりQ1は前年同期比増収となったが、公正取引委員会の影響が懸念されるとした。
★14:13 フォーカスシステムズ－後場上げ幅拡大 1Q営業益11％増 令和記念配当の実施も発表
フォーカスシステムズ<4662.T>が後場上げ幅拡大。同社は9日14時に、20.3期1Q（4-6月）の営業利益は3.2億円（前年同期比11.4％増）だったと発表した。販管費は上昇したものの、売上原価率が低下したことが寄与した。
併せて、20.3期の中間配当予想を令和記念配当5円の実施により0円→5円（前期は0円）とすることも発表した。年間配当は20円→25円（前期は20円）となる。
フォーカスシステムズ<4662.T>が後場上げ幅拡大。同社は9日14時に、20.3期1Q（4-6月）の営業利益は3.2億円（前年同期比11.4％増）だったと発表した。販管費は上昇したものの、売上原価率が低下したことが寄与した。
併せて、20.3期の中間配当予想を令和記念配当5円の実施により0円→5円（前期は0円）とすることも発表した。年間配当は20円→25円（前期は20円）となる。
★14:13 ゲオＨＤ－急落 1Q営業益30％減 販管費の増加が利益押し下げ
ゲオホールディングス<2681.T>が急落。同社は8日、20.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は26.0億円（前年同期比30.1％減）だったと発表した。通期の会社計画100億円に対する進ちょくは26.0％。
セカンドストリートの既存店売上高が堅調に推移したものの、映像レンタル事業の減少トレンドが続いていることや、テレビCMなど積極的なプロモーションを実施したことによる販管費増が影響した。
ゲオホールディングス<2681.T>が急落。同社は8日、20.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は26.0億円（前年同期比30.1％減）だったと発表した。通期の会社計画100億円に対する進ちょくは26.0％。
セカンドストリートの既存店売上高が堅調に推移したものの、映像レンタル事業の減少トレンドが続いていることや、テレビCMなど積極的なプロモーションを実施したことによる販管費増が影響した。
★14:15 ゴールドウイン－水戸が目標株価引き上げ 20.3期会社計画の上振れを予想
ゴールドウイン<8111.T>が4日ぶり反発。水戸証券では、今20.3期会社計画の上振れを予想。レーティング「B+」を継続、目標株価を17000円→17700円と引き上げた。
第1四半期の好調を踏まえ、上期（4～9月期）会社計画は売上高+6％、営業利益+16％上方修正された。一方、今20.3通期会社計画は売上高920億円（+8％）、営業利益125億円（+5％）が据え置かれた。下期の秋冬物販売しだいで業績が変動する可能性があることから、保守的に見ているもよう。
水戸では前回6月予想を売上高945億円→975億円（前期比+15％、会社計画比+55億円）、営業利益132億円→140億円（同+18％、同+15億円）へ上方修正。ラグビーワールドカップの関連商品の拡販に期待。また、主力のザ・ノース・フェイスも好調が継続する見通し。キッズ専門店や観光地への直接出店など、バラエティに富んだ売場作りが顧客層の拡大に貢献する見込みとした。
ゴールドウイン<8111.T>が4日ぶり反発。水戸証券では、今20.3期会社計画の上振れを予想。レーティング「B+」を継続、目標株価を17000円→17700円と引き上げた。
第1四半期の好調を踏まえ、上期（4～9月期）会社計画は売上高+6％、営業利益+16％上方修正された。一方、今20.3通期会社計画は売上高920億円（+8％）、営業利益125億円（+5％）が据え置かれた。下期の秋冬物販売しだいで業績が変動する可能性があることから、保守的に見ているもよう。
水戸では前回6月予想を売上高945億円→975億円（前期比+15％、会社計画比+55億円）、営業利益132億円→140億円（同+18％、同+15億円）へ上方修正。ラグビーワールドカップの関連商品の拡販に期待。また、主力のザ・ノース・フェイスも好調が継続する見通し。キッズ専門店や観光地への直接出店など、バラエティに富んだ売場作りが顧客層の拡大に貢献する見込みとした。
★14:23 森六－後場急落 1Q営業益45％減 樹脂加工製品事業の減益響く
森六ホールディングス<4249.T>が後場急落。同社は9日14時に、20.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は15.6億円（前年同期比45.0％減）だったと発表した。上期の会社計画40.0億円に対する進ちょくは39.1％となっている。
樹脂加工製品事業が、製品構成の変化や同社主力車種の減産、中国現地メーカーとの競合などにより減収となった。これに加え、北米の生産体制安定化に向けた費用が増加し、同事業は大幅な減益となった。また、ケミカル事業が減益となったことも響いた。
森六ホールディングス<4249.T>が後場急落。同社は9日14時に、20.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は15.6億円（前年同期比45.0％減）だったと発表した。上期の会社計画40.0億円に対する進ちょくは39.1％となっている。
樹脂加工製品事業が、製品構成の変化や同社主力車種の減産、中国現地メーカーとの競合などにより減収となった。これに加え、北米の生産体制安定化に向けた費用が増加し、同事業は大幅な減益となった。また、ケミカル事業が減益となったことも響いた。
★14:27 クオール－続伸 大阪と奈良で保険薬局運営のセラ・メディックを買収
クオールホールディングス<3034.T>が続伸。同社は8月8日大引け後に、セラ・メディック（堺市）の全株式を取得すると発表した。取得価格は非公表。セラ・メディックは、大阪府堺市に本社を置き「プラザ薬局」「まりん薬局」「日の丸薬局」「わかば薬局」の屋号で保険薬局を大阪府内に9店舗、奈良県内に1店舗運営している。
クオールホールディングス<3034.T>が続伸。同社は8月8日大引け後に、セラ・メディック（堺市）の全株式を取得すると発表した。取得価格は非公表。セラ・メディックは、大阪府堺市に本社を置き「プラザ薬局」「まりん薬局」「日の丸薬局」「わかば薬局」の屋号で保険薬局を大阪府内に9店舗、奈良県内に1店舗運営している。
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